ジンジャークッキーをご存じですか?
クリスマスが近くなるとよく見かける、人の形の抜き型で抜かれたクッキーをご存じでしょうか。
「ジンジャークッキー」や「ジンジャーブレッド」といい、この“人の形”は「ジンジャーブレッドマン」と呼ばれています。
今回は、ジンジャークッキーの由来とレシピをご紹介します。
ジンジャークッキーとは
ジンジャークッキーとは、ヨーロッパの伝統的なクッキーの一種。
16世紀頃、イギリスで流行した病の予防に効果があるとされた「ショウガ」。当時の国王・ヘンリー8世が、国民に対してショウガを食べることを推奨したんだそう。
それを受けた国民が、国王に似せた型でショウガを使ったクッキーを焼いたのが始まりだといわれています。
他にも、ショウガやシナモンなど、強い香りのある香辛料には魔除けの効果があるとされていて、家族の無病息災を願い、クリスマスツリーに飾るようになったという説も。
ショウガには血行を良くし、体を中から温めてくれる効果があります。
冬には、ショウガ湯を飲んだり、はちみつとショウガを合わせたものを食べたりすることで、風邪を予防する人も多いのではないでしょうか。
ジンジャークッキーのレシピ(6cmのジンジャーブレッド20枚程度)
子どもでも食べやすい、マイルドなジンジャークッキーのレシピです。
使用する型
今回使用するのは「BIRKMANNクッキー型 ジンジャーブレッド」の「6cm」タイプ。飾るにも食べるにもちょうどいい大きさです。
このシリーズには他にも、ミニサイズの「3.5cm」、ボリュームのある「12.5cm」があります。
材料
- 無塩バター…50g
- 細目グラニュー糖…40g
- 塩…ふたつまみ
- はちみつ…10g
- 全卵…20g
- 薄力粉(☆)…90g
- アーモンドプードル(☆)…10g
- ジンジャーパウダー(☆)…1g
- シナモンパウダー(☆)…1g
下準備
- バターと卵は常温に戻しておく。
- ☆の材料は合わせてふるっておく。
作り方
- バターをゴムベラで練り、細目グラニュー糖と塩を入れてなじませる。
- ホイッパーに持ち替え、白くふんわりするまですり混ぜる。
- 卵とはちみつを入れてさらに混ぜる。
- ふるった粉類を入れてゴムベラで切るように合わせる。
- 粉にバターがなじんでまとまってきたら、ゴムベラで生地をすり付けるようにして、粉とバターを繋ぐ。
- ひとまとめにし、OPPシートで挟んで3mmの厚さにのばす。
- 冷凍庫に15分間ほど入れ、OPPシートを両面剥がして型抜きする。
- オーブンを150℃に予熱する。
- 出来上がり♪
生地がやわらかくなって抜きにくければ、再び冷凍庫に入れて冷やしてから作業を行う。
*写真のように、上下交互に抜くと無駄がない。
シルパンを敷いた天板に型抜きした生地をのせ、約20分間焼成する。
*焦げるようなら短縮してください。
レシピはお子さまでも食べやすく仕上げるため、ジンジャーパウダーは控えめ。お好みで増やしても、おいしく作れますよ。
ナツメグやその他のスパイスを入れるのも◎
ぜひオリジナルのジンジャークッキーを作ってみてください!
アイシングでキュートさUP♪
そのままでもかわいいジンジャークッキーですが、アイシングで顔や模様を描き入れるとさらにかわいくなりますよ!
材料
- 粉糖…30g
- 卵白…適量
作り方
- 粉糖にティースプーンで少量ずつ卵白を入れ、かためのアイシングを作る。
- コルネに詰め、テープで留める。
- お好きな表情と模様を描いて仕上げましょう!
輪郭を囲んでもかわいいですね。
おどけた顔にしてみたり、にっこり顔にしてみたり♪
色んな表情を描いてみてください!
「クリスマスに作ろう♪ジンジャークッキー」の詳しいレシピページはこちら。
クリスマスのガーランドに
ジンジャークッキーはクリスマスの飾りにもおすすめ!
アイシングが完全に乾いたら、袋に入れてシーラーで留めて。
クリップなどで挟んで紐に吊るせば、かわいいガーランドに♪
クリスマスツリーに飾っても素敵ですね!
かわいいジンジャークッキーを作ってみて
クリスマスムード満点のジンジャークッキーのレシピ、いかがでしたか?
ショウガがほんのりと香るはちみつ入りのクッキーは、寒い季節にぴったり♪
思い思いの顔を描いて、楽しく作ってみてください!