バターの代替油脂を見直すにあたり、そもそもなぜお菓子をつくる際にバターを使うのか、バターの特徴・役割を考えてみました。
その上で、バターと比較し代替油脂にどのような特徴があるのかを説明いたします。

今回、こちらの６項目をバターの役割・特徴と定義し、代替油脂の見直しをいたしました。
選考するにあたり、それぞれの代替油脂を用いてマドレーヌ・パウンドケーキ・クッキーを同レシピで作り比べ、６項目を基準に選考しております。

上記説明の６項目を評価軸とし、コッタ商品開発部が複数名で評価点をつけ、代替油脂3つを選定いたしました。
バターの役割をカバーした上で、それぞれの油脂に個性となる”らしさ”がございます。
各油脂がどのような評価だったのか、どんな特徴があるのかを説明いたします。
また、今回の代替油脂は全てバターよりも「安価」なものを選定しておりますので、もちろん全量置き換えも可能ですが、原価対策として、1/3〜1/2程度のレシピ量をバターと置き換えすることもおすすめです。

バターの代替として総合評価点の高かった「トワールブランシェ」。
焼き菓子専用油脂として開発され、経時でのパサツキを抑える使用効果があるため、焼き菓子を日持ちさせてくれるのが一番の特徴です。
原材料に生クリームなどのフレッシュな乳原料を使用しているため、自然な乳味が表現できるのも嬉しいポイント。
また驚くべきは、法人様に嬉しい圧倒的なコストパフォーマンス。1つ500gの容量でなんと400円台を実現。
ただし、食品添加物を使用しているという点がバターや他の代替油脂と異なります。

すでにコッタビジネスの法人様の中にもファンの多い「ソシエル」。
バターの代わりとしての評価はそこまで高くはありませんでしたが、最大の特徴は「引き立て役」に徹している油脂であること。
コクや香りなどバターにあえて寄せておらず、レシピに使用する他の素材を引き立てることに最大の効果を発揮します。
そのため、レシピによってはバターよりもソシエルを使用した方が、より素材感を表現できる可能性も。
乳化剤、着色料、保存料、香料無添加、トランス脂肪酸低減と、身体に優しい成分でつくられているのも嬉しいポイント。

健康・環境にもやさしい、豆乳クリームバター「ソイレブール」。
大豆を牛乳の分離法に近い方法で「豆乳クリーム」と「低脂肪豆乳」に分離し、その「豆乳クリーム」をベースに作られた豆乳クリームバター。
生地をふんわりさせる・可塑性という評価軸ではバター以上の高評価。
トランス脂肪酸はバターの半分、コレステロールもバターより少なく体にやさしいうえ、冷凍庫から出してすぐカットできる作業性の高さも法人様にとって嬉しいポイント。 （ソイレブールは、低塩・有塩の２種類ございます。詳しい違いは、商品ページをご確認ください。）

今回選定した3つの代替油脂を一覧にまとめると上記のような違いがございます。
ぜひバター代替油脂の検討のご参考にしてみてください。

どれも重量は1つ500gで、バター1ポンドよりも重量がありますが、バターよりも安価な価格でお買い求めいただけます。
※ 下部に、期間限定のサンプル価格商品カートもございます。
※ 商品名称部分に記載のグラム単価は、11月1日時点の法人価格を反映しております

※ 数量により、価格が異なる場合がございます。

おひとり様各1個の個数制限はございますが、 試作用にサンプル価格でご購入いただけます。
おすすめ3選の代替油脂全てをサンプル購入し、自店舗のレシピと置き換えた場合にどのような違いが出るか、また原価をどのように下げることが出来るのか、ぜひ試してみてください！
※コッタビジネス会員様のみサンプル購入可能です。（ログインを忘れずにお願いいたします。）

※ 数量により、価格が異なる場合がございます。