プロ用資材を小容量・小ロットで
お届けできる秘密

cottaには、小ロットで食材を購入したいというお客様の声におこたえするためのグループ会社があります。それが、株式会社プティパ（以下プティパ）。お菓子作りに欠かせない粉類や砂糖、チョコレートなどを、業務用サイズからご家庭にちょうどいい小容量にリパックすることを専門にしています。ここで行っている丁寧、かつ、徹底した衛生管理のもとでの作業についてお伝えします。

衛生管理を徹底して安心・安全にお届けする

まず、作業をするうえで大切なのが衛生面のこと。食材を扱うのですから、最も気をつけなければなりません。プティパでは、制服・帽子・マスクを着用後、いくつものチェックを通過しなければ衛生区域には入れないことになっています。

まず、粘着ローラーで制服のほこりをとるのも、二人１組になってお互いに落とし合うように徹底。その後、30秒のタイマーをセットして手洗いし、すすぎも同じく行います。アルコール消毒を経て、目視で毛髪がはみ出ていないか、爪の長さは適切か、傷がないかなどを細かくチェック。

最後にエアーシャワーで制服についた埃を落としてから、やっと作業場へ入ることができます。

これは、休憩や食事の前後にもしっかり行われるので、一日３回繰り返すことに。衛生管理を徹底して、安心・安全な食材をお届けしたいという気持ちからです。

小容量にリパックして家庭でも使いやすく

プティパの倉庫には、毎日のようにたくさんの食材が運び込まれます。小麦粉や砂糖、製菓用チョコレートやナッツ類、フルーツとさまざま。どれも業務用として大量に入った状態です。ここでは、これらを小分けにしてから、出荷しています。

例えば、小麦粉。１kgや500gに分けるには、スタッフが計量しながら手作業で袋詰めしていきます。

計量して袋詰めする人、袋の縁の粉を落としながら口を閉じる人、さらにはしっかり密閉されているか検品する人と、それぞれ細やかに丁寧に作業していきます。

大量に出荷するものは機械で小分けいますが、小ロットで小容量のものは、すべて手作業で計量。ベテランになるほど作業が素早くなっていきます。

袋の縁に粉がついていると密着しないので、しっかり落としてからシーラーで密封していきます。

袋の上からパンパンたたき、もれがないかをチェックしてからコンテナへ。

粉類の他にも、製菓用のチョコレートやレーズンなどのフルーツ、ナッツ類などもすべて手作業で小分けしています。

製菓用チョコレートは200gという小容量にも対応しています。手作業で小分けするからこそできること。

レーズンなどのフルーツは100gや50gという少ない量に詰め替えることも。袋が小さくなるほど難しくなり、丁寧な作業が求められます。

一方、５kgなど、注文数の多い単位のパック詰は機械を使って効率よく。ここでも、スタッフが常駐していて袋詰めした商品のもれがないかを確認してから、コンテナへと詰めていきます。

厳格な検品を何度も繰り返し出荷へ

こうして小分けにされた食材は、それぞれの工程でチェックされているものの、最終的な出荷前にも、袋詰めの商品にもれがないかを確認。異物混入がないかの金属探知機での検査、ラベルの表示と相違ないかのウエイトチェックを経てから、箱詰めされて出荷になります。

このように、徹底した衛生管理と、丁寧な袋詰め作業、さらに何度もの検品を繰り返して、やっと出荷できるというわけです。