はじめまして。
おいしい笑顔が大好き!puruberryといいます。
私の作るスイーツで少しでも幸せな時間を過ごしてもらえたら…。
そんな想いで作っています。
どうぞよろしくお願いします。
デコレーションケーキに欠かせない口金
皆さんはどんな口金がお好みですか?
種類が豊富で、その中でもサイズがたくさんあって、選ぶのに困ってしまいますよね。
それぞれにすてきなデコレーションを仕上げることができますし、同じ口金でも工夫次第で何通りもの絞り方を演出できる。
デコレーションって無限に楽しめると思います。
今回は私の最近のお気に入り♪
『バラ口金』について、さまざまなデコレーション方法や、ちょっとしたコツをご紹介したいと思います。
バラ口金って?
その名の通り、絞り出すとバラの花びらのような形になります。
花を形作ることはもちろん、フリルのように仕上げることもでき、華やかなデコレーションを演出するにはもってこいの口金ではないでしょうか。
バラ口金の使い方
写真では少し分かりづらいのですが、口金の細くなっているほうが花びらの外側になるようにして絞り出していきます。
花びらを絞るときは、半円を描くような気持ちで絞り出すといいですね。
他にもこんな絞り方ができます。
デコレーションあれこれ
4枚の画像は、全てバラ口金を使って仕上げたデコレーションケーキ。
こんなにもいろいろな表情に仕上げることができるんです。
一枚一枚花びらを重ねるように絞り出したり、フリルを描いていったり。
こんなふうにできるかな?って頭の中で考えたことを形にしていく…これが本当に楽しくて。
あ、もちろん失敗だって数知れず…ですけどね。でも失敗から偶然にも新たな発見をすることもありますので、何もしないより失敗をしたほうがいいかなっていうのが私の持論です!
きれいな絞りにする二つのコツ!
その1.クリームのかたさ
下の画像の絞りを比べてみてください。
左は平面的ですが、右は立体的なのがお分かりいただけると思います。
バラ口金でデコレーションする際に私が気を付けていること、それは「クリームの泡立て加減」です。
クリームが緩すぎると、立体的に絞り出してもすぐに花びらが寝てしまい、左のような平面的な仕上がりになってしまいます。
程よいかたさがあると、しっかりと立体的な形に仕上がります。
もちろん、泡立て過ぎるとボソボソとして滑らかな花びらにはならないのですが。
この泡立て具合については何度かトライしていくうちに、コツがつかめると思います。
その2.絞り袋のとじ目の位置
絞り袋に口金をセットするときの注意点。
使い捨ての絞り袋を使われる方が多いと思うのですが、袋のとじ目ってありますよね?
実は、このとじ目がくせもの!
口金の下側になる部分にこのとじ目が来てしまうと、絞るときにデコレーションが台無しになってしまうことが!
せっかくきれいにデコレーションした部分にとじ目が触れてしまい、クリームが削れたりする惨事になることがあるんです!
デコレーションするときは、画像のように絞り袋のとじ目を上に持ってくるように癖をつけると良いです。
コツというほどでもないかもしれませんが(笑)、これで何度か失敗したことがあり、失敗する前に気を付けてほしいので書いておきますね。
すでに同じ経験をされた方も、意外といるのではないかと思います。
ギフトボックス風デコレーションケーキの作り方
- 仕上がりをイメージして花の大きさを決める。
- 片目口金を使って、画像のように十文字にデコレーションします。
- セルクルでつけた印に沿って、一周花びらを絞っていきます。
- さらに内側に絞っていき、中心まで仕上げます。
- お好みでフルーツなどをトッピングをしたら出来上がり!
*セルクルなどで印をつけておくと形良くデコレーションできるのでおすすめです。
*片目口金がなければ、星口金やその他お手持ちの口金で代用してくださいね。
このとき、外側の花びらに少し重なるように絞っていきます。
*写真は溶かしたホワイトチョコで絞りに縁取りをしています。
フリル絞りデコレーションケーキの作り方
- スポンジケーキを4枚にスライスし、小1枚・中2枚・大1枚に大きさを整えておく。
- 下から「中→大→中→小」の順にスポンジケーキを重ねていく。
- 大まかにナッペをする。
- パレットナイフなどで模様をつけていく。
- バラ口金を使って、フリルのように2周絞ります。
- 溶かしチョコ(今回はストロベリーチョコ)をコルネに入れ、粗熱を取ってから絞りの縁取りをします。
- お好きなフルーツを飾ったら出来上がり!
*スポンジケーキはセルクルで抜いたり、ナイフでカットしたりする。
*このとき、上下だけでなく手前と奥側にも手を動かしながら、ランダムに絞ったほうが動きが出ます。
*できるだけ細くチョコを絞り出したほうがきれいに仕上がります。コルネの先端をカットする際、大きくカットしすぎないように気を付けてくださいね。
デコレーションはもっと楽しめる!
工夫次第でデコレーションのバリエーションはもっともっと広がります。
皆さんもバラ口金を楽しんでみてくださいね。