パンでもいちごを楽しみたい!
春になるとパンやお菓子に使いたくなるいちごは、かわいい色合いと甘酸っぱい味が魅力。
いちごを使ったお菓子のレシピはよくありますが、パンに使うことはあまりないような気がしませんか?
特に、パン生地そのものがいちご味というのは少ないのではないでしょうか。
今回は、いちごをふんだんに味わえて見た目もかわいい、いちごメロンパンのレシピをご紹介します。
かわいくておいしいだけじゃない!いちごの魅力
体にうれしいビタミンCやキシリトールなどの栄養素を含んだいちご。
特にビタミンCは豊富で、6粒ほど食べれば、1日に必要な量のビタミンCを取ることができるそう。
6粒だったらすぐ食べられますよね。
いちごメロンパンのレシピ
フレッシュのいちごを使って作ったパン生地からいちごの風味を感じるのは、実は難しいもの。
果汁の量で水分量も変わるので、生地も扱いにくくなります。
今回ご紹介するのは、いちごパウダーと粒ジャムを使って、手軽にいちご味を楽しめるレシピ。
味だけでなく、色や香りも出やすいのでおすすめです。
ビス生地を作る
材料(6個分)
- バター…30g
- グラニュー糖…50g
- 全卵…30g
- 薄力粉…100g
- いちごパウダー…10g
下準備
- 薄力粉といちごパウダーを合わせてふるっておく。
作り方
- 常温に戻したバターにグラニュー糖を入れて混ぜる。
- 全卵を2回に分けて混ぜる。
- ふるっておいた薄力粉といちごパウダーを加えて混ぜる。
- 6分割し、それぞれ丸める。
- 冷蔵庫で冷やす。
- 冷えたビス生地をラップの上に置く。
*ここまでの工程は前日にしておくことをおすすめします。
ラップをかぶせ、直径約12cmの大きさにめん棒で伸ばして冷凍庫で冷やす。
*この作業は前日もしくはパン生地の一次発酵中に行うと、後の作業がスムーズです。
パン生地を作る
材料(6個分)
- 強力粉…150g
- イースト…2g
- 塩…2g
- 砂糖…15g
- バター…15g
- 水…100g
- いちごパウダー…15g
- 粒ジャム(いちご)…20g
作り方
- こね機またはホームベーカリーに、粒ジャム以外の材料を入れてこねる。
- 粒ジャムを練りこみ、ボウルに移してラップをかけて一次発酵。
- 生地を6分割し、軽く丸める。
- 丸く成形。
- 伸ばしたビス生地のラップを片面外し、丸めたパン生地にかぶせる。
- スケッパーで模様を描く。
- 表面にグラニュー糖(分量外)を付ける。
- 6個全てにグラニュー糖を付けたら、30℃ほどの温度で30~40分間二次発酵。
- 焼成する。
お使いの機械によってこね時間は違いますので、調整してください。
室温で40分~1時間(室温によって前後します)。
生地が2~3倍の大きさになるのが目安。
パンマットの上に置き、ぬれ布巾をかぶせて15分間ベンチタイム。
ビス生地でパン生地を包む。
残りのラップも外し、とじ目を下にする。
*二次発酵の温度が高いと、ビス生地のバターが溶けてしまいますので気を付けてください。
ガスオーブン、約180℃13分間。
電気オーブン、約190℃15分間。
お使いのオーブンによって、温度や時間を調整してください。
ビス生地を作ったり、パン生地を包んだりする工程は少し手間に思えるかもしれませんが、前日にビス生地を仕込んでおけば時短に。
また、ビス生地をしっかり冷やしておけば、作業もスムーズに進みます。
「いちごメロンパン」の詳しいレシピページはこちら。
いちごメロンパンのラッピング
いちごメロンパンのいちご色が見えるように、透明袋に入れてラッピング。
春らしいカラーのラフィアをリボン結びにするだけでもかわいいですよ。
「透明袋を使ったいちごメロンパンのラッピング」の詳しいラッピングページはこちら。
見た目もかわいい、いちご色のメロンパン
ぜひ、いちご色のかわいいメロンパンをご自宅で焼いてみてください。
春らしくてテンションが上がること間違いなし!
テーブルから春がやってきますよ。