チーズたっぷりのパンを作ろう
溶けるチーズと溶けないチーズ。
どちらもパンに使われることがある食材で、パンをおいしくしてくれますよね。
今回は、この2種類のチーズをふんだんに使った、ぜいたくなお総菜パンのレシピをご紹介します。
ナチュラルチーズとプロセスチーズ
チーズは大きく分けると、ナチュラルチーズとプロセスチーズに分けられます。
どちらのチーズもパン作りで使われることがありますが、これらはどのような違いがあるのでしょうか。
ナチュラルチーズ
生乳などを乳酸菌や酵素を加えて固め、乳清を取り除いたもの。
乳酸菌や酵素によって熟成する。
ピザ・ラザニア・チーズフォンデュなどに使われる溶けるチーズは、ナチュラルチーズであることが多い。
プロセスチーズ
1種類もしくは数種類のナチュラルチーズに乳化剤を入れて加熱して溶かし、再び固めたもの。
加熱されているため保存性が良い。
サラダやサンドイッチなどに使われる溶けないチーズは、プロセスチーズであることが多い。
2種のチーズを使ったパリパリパンのレシピ
今回ご紹介するのは、2種類のチーズを使ったぜいたくなお総菜パン。
溶けるチーズと溶けないチーズの両方をふんだんに使います。
材料(8個分)
- 強力粉…200g
- イースト…2g
- 塩…3g
- 砂糖…10g
- バター…5g
- 水…65g
- 牛乳…75g
- 黒こしょう…0.5~1g
- 溶けないチーズ…80g
- ベーコン…60g
- 溶けるチーズ…適量
下準備
- セルクルにオイルスプレーをしておく。
- オーブンを焼成温度より20℃高い温度で予熱しておく。
- ベーコンはカットしておく。
作り方
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こね機やホームベーカリーに強力粉~黒こしょうの材料を入れてこねる。
こね上がり5分前になったら、生地をこね台などの上に出す。*使う機械によってこね時間は違いますので、調整してください。
手ごねでもOKですよ♪ -
生地を広げ、溶けないチーズとカットしたベーコンをのせる。
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生地を折りたたむようにして、具材を包む。
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手でこねて具材を生地に練り込む。
*具材の量が多いので、しっかり練り込める手ごねがおすすめ。
こね機やホームベーカリーに、溶けないチーズとベーコンを入れてこねても大丈夫です。
使う機械によるので、作りやすい方法で具材を生地に練り込んでください。
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ボウルに移してラップをかけ、室温で40分~1時間一次発酵。
*室温によって発酵時間は前後します。大きさが2.5~3倍になるのを目安に。 -
生地を6分割して軽く丸め直し、パンマットの上に置く。
ぬれ布巾をかぶせて、約10~15分間ベンチタイム。 - 生地を手で軽く押さえて空気を抜き、丸め直す。
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天板にオーブンシートを敷く。
パン生地をのせる位置に溶けるチーズをのせ、その上にパン生地をのせる。
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高さ2cm×直径10cmのセルクルを置き、35℃で約35分間二次発酵。
生地が2倍以上の大きさになればOK。*今回はぺたんこに焼き上げるため、高さ2cmのセルクルを使用。
これよりも高さがあるセルクルを使うとふっくら焼き上がるので、また違ったおいしさを楽しめますよ。
- 生地の上に溶けるチーズをのせる。その上にオーブンシートをかぶせ、鉄板をのせる。
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焼成。
ガスオーブン、約190℃12分間。
電気オーブン、約200℃13分間。*お使いのオーブンによって火力は違いますので、時間と温度は調整してください。
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出来上がり♪
「2種のチーズでパリパリパン」の詳しいレシピページはこちら。
鉄板をのせて焼いていますが、パン生地はとってもやわらかくふわふわです。
熱々のうちに食べれば、やわらかくなった溶けるチーズが糸を引きます。
鉄板で焼き付けるため、表面はチーズのパリパリ食感!
焼きたてでも冷めてからでもおいしく食べられるチーズパンです。
チーズの風味と食感を楽しんで
パリパリのチーズとふわふわのパン。
2種類のチーズを使うことで、違ったチーズの風味を楽しむことができます。
ベーコンとこしょうがアクセント♪
とってもおいしいので、ぜひ試してみてください。