近頃人気のアジアンスイーツ
最近よく目にする、アジアンなスイーツ。
各地に専門店なども出来ていて、お店で食べるスイーツというイメージがありますが、材料さえ揃えれば簡単に出来るものが多いです。
アジアンスイーツといっても、台湾、フィリピン、マレーシア、ベトナム、インドネシア、タイ・・・、いろいろな地域のスイーツがありますよね。
共通しているのは、ココナッツ、トロピカルスイーツ、タピオカ、豆などが使われているものが多いということでしょうか。
今回はその中から香港のスイーツ、楊枝甘露(ヨンジーガムロ)の作り方を紹介したいと思います。
楊枝甘露(ヨンジーガムロ)知ってますか?
香港で人気の楊子甘露。初めて聞いたという方も多いかと思います。
どのようなものかというと、ピューレ状にしたマンゴーにココナッツミルクを合わせ、その中にタピオカとポメロという柑橘系のフルーツを混ぜて食べるスイーツです。
冷たいココナッツミルクとマンゴーのスープの中に、弾力のあるタピオカとシャキシャキしたポメロの爽やかさが合わさって、そのバランスが絶妙なおいしさなのです。
マンゴープリンが有名ですが、香港では楊子甘露も人気でいろいろなお店で食べることが出来るそうです。
楊枝甘露
材料
日本でも揃えられる材料で、手軽に作れる
ココナッツミルクは缶詰などでも良いです、今回は乾燥されているココナッツパウダーを牛乳でのばして使用しました。ココナッツパウダーは保存が効くので便利です。
日本ではポメロはなかなか手に入らないのでグレープフルーツ(ピンクグレープフルーツも可)で代用します。
スイーティーや文旦も味が近いのですが、手に入れやすいのはグレープフルーツでしょう。
マンゴーはフレッシュマンゴーを使うと美味しいですが、家庭で気軽に作るには缶詰のものや、冷凍マンゴーを解凍して使っても良いと思います。
タピオカはミニサイズを使用しました。直径2~3mmと小さいです。
本来、スープ状のものですが、デザート風にしたかったので今回はゼラチンでゆるめに固めます。
作り方
- タピオカを沸騰したお湯で20~30分茹でる。
タピオカの大きさによって茹でる時間は変わってくるので注意する。
たっぷりのお湯で茹でないとタピオカがくっついてしまうので、大きめのお鍋にたっぷりお湯を入れる。
- タピオカに火が通ったらざるにあけ、冷水につけてぬめりをとる。
芯まで火が通っていると透明に透き通っていく。
- 鍋にココナッツパウダー、牛乳、グラニュー糖を入れて、よく混ぜて溶かしながら火にかけて、沸騰直前で火から下ろす。粉ゼラチンを振り入れて、よく溶かす。
- ざるなどでこしてボウルに入れ、マンゴーピューレ100gを加えて混ぜる。
ボウルごと氷にあて、とろみがつくまで冷やす。
- 容器に流し入れて、冷蔵庫で冷やす。
- 冷えて固まったら、残りのマンゴーピューレを上にかけ、グレープフルーツ、マンゴー、タピオカをのせて出来上がり。
- 食べる時は全体を混ぜて召し上がれ。
レシピを参考に、マンゴーピューレを増やしてみたり、タピオカやグレープフルーツを増やしてみたりと、自分好みの味にしてみて下さい。
香港でもお店によっていろいろな味があるそうですよ。
まとめ
なんとなく自分で作るのは難しいかな?と思いがちなアジアンスイーツですが、実は簡単なものが多いです。
材料を揃えるのが大変なイメージもありますが、ココナッツミルク、タピオカなど、意外にお手軽な価格で手に入りますので、この夏ぜひアジアンスイーツに挑戦してみて下さい。