つぶジャムを使ってみよう♪
つぶジャムは、パンやお菓子に混ぜ込んで使う粒状のジャム。
生地に混ぜて焼くと、かたい粒からやわらかいジャム状に変化する製菓製パン材料です。
さまざまな味があるつぶジャムは、手軽にフレーバーが付けられるのが魅力。
今回はつぶジャムの使い方や、おすすめのパンレシピをご紹介します。
パン生地に粒ジャムを使うときの注意点
つぶジャムは、粒状のかたいジャム。
つぶジャムをやわらかくするには、水分と熱と時間が必要です。
つぶジャムを使うポイントは、水分のある生地に混ぜ込んで10分間以上加熱すること。
焼き時間が短いパンでは、粒のまま残ってしまうこともあるので注意が必要。
つぶジャムが表面に出た状態で焼くことも、つぶジャムに水分が浸透しにくいのでおすすめできません。
つぶジャムが表面に出ていると、うまく溶けても天板が汚れてしまったり、食べるときに手がベトベトになってしまったり。
つぶジャムは、生地で包み込んでくださいね。
cottaで取り扱いのあるつぶジャムは8種類。
さまざまな色や味・香りが楽しめるので、好みのものを選ぶのも楽しそうですよね♪
cotta つぶジャム キャラメル 200g
cotta つぶジャム いちご 200g
cotta つぶジャム メープルシロップ 200g
cotta つぶジャム はちみつ 200g
cotta つぶジャム コーヒー 200g
cotta つぶジャム ブルーベリー 200g
cotta つぶジャム バナナ 200g
cotta つぶジャム桜 100g
キャラメルのつぶジャムを使ったパンレシピ
キャラメルのつぶジャムを入れたメロンパンのレシピをご紹介します。
メロンパンはコーヒー風味。キャラメルのつぶジャムを入れることで、キャラメルマキアート風に♪
クッキー生地を作る
材料(6個分)
- バター…40g
- 全卵…40g
- グラニュー糖…40g
- 薄力粉…100g
- インスタントコーヒー…2g
*「ネスカフェエクセラ」のように粒子の細かいものがおすすめです
下準備
- クッキー生地で使うバター、全卵は常温に戻しておく。
- 薄力粉とインスタントコーヒーを一緒にふるっておく。
*薄力粉とインスタントコーヒーを一緒にふるうことで、二つをしっかり合わせることができます。
作り方
- 常温に戻したバターに、砂糖を入れて混ぜる。
- 卵を2回に分けて入れる。
- ふるった薄力粉とインスタントコーヒーを混ぜる。
- 生地を6等分にしてラップの上に置き、上からもラップをかぶせる。
- めん棒で直径11cmぐらいの丸に伸ばす。
- 冷凍庫で冷やす。
クッキー生地はしっかり冷えているほうがパン生地を包みやすいので、前日に仕込んでおくのがおすすめです。
当日の場合は、一次発酵中に行うとよいでしょう。
パン生地を作る
材料(6個分)
- 強力粉…150g
- イースト…2g
- 塩…3g
- 砂糖…15g
- バター…15g
- 牛乳…105g
- インスタントコーヒー…2g
- キャラメルのつぶジャム…25g
下準備
- オーブンを設定温度より20℃高い温度で予熱しておく。
作り方
- ニーダーやホームベーカリーに、強力粉からインスタントコーヒーまでの材料を入れてこねる。
- 生地の上にキャラメルのつぶジャムを置く。
- こねるようにして、つぶジャムをパン生地に混ぜ込む。
- ボウルに移してラップをかけ、一次発酵。
- 生地が2.5~3倍くらいの大きさになれば、発酵終了。
- 6分割 (1個当たり48g程度) して、軽く丸め直す。
- 成形。
- 伸ばしておいたクッキー生地のラップを1枚剥がす。
- パン生地の上にクッキー生地を置く。
- クッキー生地でパン生地を包む。
- しっかりとクッキー生地がパン生地にくっつけばOK。
- ラップを外し、とじ目を下に置く。
- カードなどで模様を描く。
- 容器にグラニュー糖(分量外)を入れ、クッキー生地にグラニュー糖を付ける。
- 30℃で30~40分間、二次発酵。
- 焼成。
こね上がる5分前に止め、生地を取り出す。
*お使いの機械によってこね時間は違いますので、調整してください。
手ごねの場合は、ほぼこね上がったところで次の作業へ。
室温40分~1時間(室温によって前後します)。
パンマットなどの上に生地を置き、ぬれ布巾をかぶせて10~15分間ベンチタイム。
丸めなおす。
ガスオーブン約180℃、13分間。
電気オーブン約190℃、13分間。
*オーブンによって火力は違いますので、焼成温度や時間は調整してください。
クッキー生地でパン生地を包んで焼き上げるメロンパンは、つぶジャムにぴったりのパン。
失敗なく使えるのでおすすめです。
「コーヒーとキャラメルのメロンパン」の詳しいレシピページはこちら。
いちごのつぶジャムを使ったパンレシピ
いちごのつぶジャムは、手で持つだけで形が変わってしまうくらいフワフワな白パンに入れて♪
ミルキーなクリームとフレッシュのいちごをデコレーションしてみました。
「かわいい!」という歓声が聞けること間違いなし!ぜひ試してみてください。
生地をこねるときにつぶジャムを入れるのではなく、成形時に入れます。
つぶジャムがパン生地の中にしっかりと入り、表面に出てこないのでおすすめですよ。
「つぶジャム入り白パンでイチゴサンド」の詳しいレシピページはこちら。
つぶジャムでパン作りをもっと楽しもう♪
パン生地でしっかりとつぶジャムを包み、表面に出さずに10分間以上焼く。
これを守れば、おいしくつぶジャムが使えます。
ぜひ好みの味を見つけて、活用してみてください。