「ラミントン」というお菓子をご存じですか?
まるで粉雪をまとったような、見た目にもかわいらしいお菓子「ラミントン」。
ラミントンは、キューブ型のスポンジ生地にチョコをコーティングし、ココナッツをまぶして作る、オーストラリア発祥の伝統菓子。
スポンジの間にジャムや生クリームを挟むなど、さまざまなバリエーションを楽しむことができます。
今回はオーストラリアの庶民の味、ラミントンのレシピをご紹介します♪
オーストラリアの伝統菓子「ラミントン」
オーストラリア発祥のお菓子「ラミントン」。
名前の由来には諸説ありますが、19世紀の終わり頃にオーストラリア・クイーンズランド州の総督だった「ラミントン卿」の名に由来するといわれています。
特別な材料を使わずに作れることや、つまんで食べられる手軽さで、オーストラリアの国民から愛されるラミントン。
数あるオーストラリアのお菓子の中でも、代表的なお菓子といえるのではないでしょうか。
オーストラリアにはラミントンをお祝いする日まであるそう。
なんだかすてきですよね。
ラミントンのレシピ(16個分)
スポンジ生地を作る
材料(18cmスクエア型1台分)
- 全卵…Lサイズ2個
- グラニュー糖…60g
- 薄力粉…50g
- ココアパウダー…10g
- 無塩バター…25g
下準備
- オーブンは180℃に予熱する。
- スクエア型にオーブンシートを敷いておく。
- ココアパウダーとバターを湯せんにかけて溶かしておく。
- 薄力粉はふるっておく。
作り方
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ボウルに卵とグラニュー糖を入れ、湯せんにかけながら40℃前後になるまで混ぜる。
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40℃前後になったら、ハンドミキサーの高速で1分間混ぜ、続いて低速で3分間混ぜる。
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ココアとバターを溶かした容器へ、2を大さじ2ほど入れ、しっかり混ぜて乳化させる。
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2のボウルへふるっておいた薄力粉を入れ、ゴムベラで底から返すように混ぜ合わせる。
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3を回し入れ、混ぜ合わせる。
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180℃に予熱したオーブンを170℃に下げて、25分間焼成する。
粗熱が取れたら型から外す。
*ラミントン用に低めのスポンジにしています。割れを防ぐため、粗熱が取れて落ち着いてから型外しするのをおすすめします。
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ラップで包み、冷蔵庫で冷やしておく。
ガナッシュを作る
材料
- ブラックチョコ…100g
- 生クリーム…50ml
作り方
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ブラックチョコをボウルに入れ、沸騰させた生クリームを上から注ぎ、よく混ぜる。
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ボウルの底に氷水を当て、塗りやすいかたさになるまで冷やす。
フルーツソースを作る
材料
- ラズベリーピュレ…50g
- ストロベリーピュレ…50g
- 砂糖…30g
作り方
- 材料を小鍋に入れて火にかけ、とろりとするまで煮詰めたら冷ましておく。
仕上げ
材料
- ブラックチョコ…150g
- 太白ごま油…25g
- ココナッツファイン…150g
下準備
- ココナッツファインをボウルに用意しておく。
- ブラックチョコを50℃くらいの湯せんで溶かし、太白ごま油を加えて混ぜ合わせておく。
作り方
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冷やしておいたスポンジを横半分にスライスする。
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スライスしたスポンジの1枚にガナッシュを塗る。
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もう1枚のスポンジにフルーツソースを塗る。
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2と3のスポンジを、ガナッシュとフルーツソースの面が合わさるように重ねる。
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ラップで包み、30分間ほど冷蔵庫で寝かせる。
チョコレートガナッシュが落ち着いたら、3cm角にカットする。*カットしたものをラップで包んで冷凍すると、後のチョコ付け作業がしやすいのでおすすめです。
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下準備しておいたチョコに一つずつくぐらせ、ココナッツファインを全体にまぶす。
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出来上がり♪
カットすると、断面はこんな感じに。
『オーストラリアの伝統菓子「ラミントン」』の詳しいレシピページはこちら。
スポンジにチョコとフルーツソースが染み込んでしっとり。
ココナッツファインのシャキシャキした歯応えも楽しいお菓子です。
今回はフルーツソースを手作りしましたが、市販のジャムを使ってもおいしいですよ♪
簡単・かわいい♪ラミントンを作ってみよう!
いかがでしたか?
簡単にできて、かわいくておいしいラミントン。
冬にぴったりの見た目もすてきですよね♪
オーストラリアの国民から愛される味、ぜひ皆さまも作ってみては?