宮崎銘菓・チーズまんじゅうを作ろう
宮崎県で古くから愛されているお菓子、チーズまんじゅうをご存じでしょうか。
「まんじゅう」といっても、クッキーのような食感の生地に、あんこではなくクリームチーズが包まれた洋風和菓子。
おみやげにも大人気で、県内にはたくさんの専門店があり、お店によって味や食感もさまざまなんです。
今回はチーズまんじゅうのレシピをご紹介。ご自宅でも気軽に作ることができるので、ぜひお試しくださいね。
チーズまんじゅうの作り方(12個分)
材料
- 無塩バター…50g
- 細目グラニュー糖…65g
- 卵…30g
- 薄力粉…120g
- ベーキングパウダー…1g
- クリームチーズ…120g
- 溶き卵(照り用)…適量(生地に使った卵の残り)
下準備
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バターは室温に出しておくか、様子を見ながらレンジに数秒ずつかけて、指がすっと入るくらいのやわらかさにする。
*レンジを使う場合は、溶けないように注意してください。 - 卵をよく溶いておく。
- 薄力粉とベーキングパウダーを合わせて、ふるう準備をしておく。
- 天板にオーブンシートを敷いておく。
作り方
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バターを泡立て器またはハンドミキサーでなめらかになるまで練る。
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細目グラニュー糖を加えて、均一に混ざるようにすり混ぜる。
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溶き卵を数回に分けて加え、その都度分離しないように手早く混ぜ込む。
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薄力粉とベーキングパウダーをふるい入れる。
ゴムベラを使って、練らずに切るように混ぜ合わせ、ひとまとめにする。
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ラップで平らに包み、扱いやすくなるまで冷蔵庫で30分~1時間休ませる。
その間にクリームチーズを12等分して冷やしておく。
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生地を12等分し、冷やしておいたクリームチーズを包む。
*暑い時期には、使う分だけ冷蔵庫から取り出しながら作業をするのがおすすめです。
手に付きやすい場合は、ラップを使うと丸めやすくなります。 -
丸めた形のまま、オーブンシートの上に並べる。
*つぶさずに丸い形のままオーブンに入れるのがポイント。焼くと広がる生地なので、焼き上がる頃にはちょうどよい形に。
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天板ごと冷蔵庫に入れ、表面が少しかたくなるまで30~40分間冷やす。
*すぐに焼くと生地がだれて底が広がってしまうので、ここで一度冷やしましょう。
冷蔵庫に天板を入れるスペースがない場合は、ラップやオーブンシートを敷いたバットや皿の上に並べて冷やしても◎
- オーブンを180℃に予熱する。
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表面にはけで溶き卵を塗る。
予熱が完了したオーブンに入れて、焼き色が付くまで20分間ほど焼く。
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完成!
生地作りはフードプロセッサーでも
生地はフードプロセッサーでも作ることができます。
生地の材料をフードプロセッサーに順番に入れ、まとまるまで回しましょう。
粉類を加えてからは、手動でオンオフを切り替えながら練らないようにまとめるのがポイント。
パルス機能があればぜひ使用してください。
あっという間に生地が出来上がるので、あとはチーズを包んで焼くだけ♪
丸める作業はお子さんと一緒にしても楽しいかもしれませんね。
食べ方や材料を工夫してアレンジを楽しもう
焼きたてのさっくりした食感のチーズまんじゅうが食べられるのは手作りならでは。
時間がたつと少ししっとりとした食感になり、また違った味わいを楽しめます。
暑い時期は冷やして食べるのも◎
シンプルなお菓子なので、慣れてきたらアレンジするのもおすすめです。
生地にチョコチップを混ぜ込んだり、クリームチーズにラムレーズンやくるみを混ぜたりあんこを包んだり。
お好みでお試しくださいね。
手作りのチーズまんじゅうを楽しんで♪
サクサクとした甘い生地と程よい酸味でほんのりと塩気のあるクリームチーズが絶妙にマッチしたチーズまんじゅう。
お茶でもコーヒーでも、いろいろな飲み物と相性が良いので、お茶うけや手土産にもぴったり!
つい手が伸びてしまいますよ。