シカゴピザを作ろう!
皆さんは「シカゴピザ」をご存じでしょうか?
カットした瞬間にあふれ出すチーズとソース♪
普通のピザでは体験できない、まるでアトラクションのようなワクワクピザ♪
今回は、シカゴピザのレシピをご紹介します。
シカゴピザとは
シカゴピザとはその名の通り、アメリカ・シカゴで人気のB級グルメ。
分厚い生地の中にたっぷりのチーズと具材が入っているのが特徴。
深い器にたくさんの具材を詰め込んで作ることから、
- Deep Dish Pizza(ディープディッシュピザ、「Deep Dish=深皿」の意味)
- Stuffed Pizza(スタッフドピザ、「stuff=詰める」の意味)
と呼ばれることもあります。
フライパンで作るシカゴピザのレシピ(直径20cmのフライパン1台分)
材料
ピザ生地
- 強力粉…115g
- 薄力粉…45g
- インスタントドライイースト…2g
- 砂糖…8g
- 塩…2.6g
- オリーブオイル…16g
- 水…80g
具材
- ミートソース…140g
- 玉ねぎの薄切り…100g
- ピザ用チーズ…80g
- マッシュルーム…35g前後
- ブロックベーコン…40g(1cmの角切りにしておく)
- チーズフォンデュ用ソース…100g
焼成用
- オリーブオイル…小さじ2
仕上げ用
- パルメザンチーズ…お好みの量
ミートソースは、同じくらいの量のトマトソースやピザソースなどに変えても◎
おうちにあるものやお好みのものを具材にしても楽しいですよ♪
下準備
- ピザ生地をこねる前に全ての材料を準備し、室温に戻しておく。
- 水は人肌程度に温めておく。
作り方
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ボウルにピザ生地の材料の強力粉から塩までを入れ、泡立て器で均一に混ざるまで混ぜ合わせる。
オリーブオイルと水を加え、ひとまとまりになるまで木べらで混ぜ合わせる。
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台の上に生地を出してこねる。
*ホームベーカリーなどでこねてもOK。
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表面がなめらかになったらこね上がり。
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40℃で30~40分間を目安に、約2倍の大きさになるまで一次発酵。
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フィンガーテストをして発酵状態が良ければ、ガス抜きをする。
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生地を丸め直したら、乾燥しないようにラップをかけ、10分間ほどベンチタイム。
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とじ目が下のまま台の上に置き、ガス抜きめん棒で直径25cmの円にのばす。
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ピザ生地をフライパンに敷き込む。
*今回使用するフライパンは焦げ付きにくい加工がされたものなので、剥離油脂は塗りません。
スキレットなど鉄鍋で作るときは、少量のオリーブオイルを塗ってください。
ただし、塗りすぎると生地が敷きにくくなるので注意。
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イーストを使用した生地は焼成時に非常に膨らむので、フライパンの縁から1cmほど下の辺りで整える。
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生地をフライパンに敷き込んだら、
- 半量のミートソース
- 玉ねぎ
- ピザ用チーズ
- マッシュルームとベーコン
- チーズフォンデュ用ソース
- 残りのミートソース
の順に具材を入れる。
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フライパンにふたをして、10分間ごく弱火にかける。
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一度ふたを外し、ゴムベラを使って生地とフライパンの間に隙間を作りながら、生地の周りに焼成用オリーブオイルを回し入れる。
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再びふたをして、ごく弱火のまま25~30分間焼く。
*ご自宅のコンロの火力に合わせて焼成してください。
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フライ返しなどを使ってお皿に移し、仕上げ用のパルメザンチーズを振って、出来上がり!
焼成後5分間ほど置くと生地が落ち着きカットしやすくなりますよ。
きれいに焼き上げるためのポイント
今回のレシピでは、直径20cmのフライパンにふたをして焼成します。
シカゴピザをきれいに焼き上げるためのポイントは、フライパンのふたの形状。
イーストを使った生地は焼成時によく膨らむため、下の画像・左のようなフラットなふただと生地やソースが付いてしまう原因に。
右のようなドーム状になったふたを使うのがおすすめです。
「フライパンde作るシカゴピザ♪」の詳しいレシピページはこちら。
動画でおさらい
時短で作りたいときはイーストなしでも
時短で作りたいときは、レシピのインスタントドライイーストをベーキングパウダー小さじ1に置き換えて作ることも可能です。
生地の材料をこね上げたら、乾燥しないようにラップなどをかけて10~15分間休ませ、すぐに成形します。
ベーキングパウダー生地はイースト生地より膨らみが弱いので、工程9ではフライパンの縁から5mmほど下の辺りで整えましょう。
チーズと具材が溢れ出す!シカゴピザで盛り上がろう♪
「ふんわり♪モッチリ♪」と「カリッ!ザクッ!」。
いろんな食感が楽しいピザ生地は、とてもこねやすいので手軽に楽しく作れると思います。
休日に手作りを楽しみたいとき、みんなで盛り上がりたいとき、ぜひ「シカゴピザ」にチャレンジしてみてくださいね♪