夏にもおいしく食べられる焼き菓子を作ろう
夏は冷たいスイーツがおいしく感じる季節。
ゼリーやムースなどの生菓子だけでなく、焼き菓子をひんやりと冷やして食べるのはいかがでしょう。
今回は暑い時期にも食べやすい、ひとくちサイズの焼き菓子のレシピをご紹介します。
ひとくちダックワーズのレシピ
ダックワーズは小判形が定番ですが、今回は型を使わずころんとかわいいミニサイズに。
外側はさくっふわっ、内側はしっとりとやわらかな食感です。
材料(ひとくち大のもの25~30組分)
- 卵白…Mサイズ2個分
- グラニュー糖…20g
- 薄力粉…10g
- 粉糖(生地用) …40g
- アーモンドパウダー…45g
- 粉糖(焼成用) …適量
- 生クリーム…60g
- グラニュー糖…6g
下準備
- オーブンは180℃に予熱する。
- 絞り袋に直径1cmの丸口金をセットする。
- 薄力粉・生地用の粉糖・アーモンドパウダーを一緒にふるう。
作り方
- ボウルに卵白を入れてほぐし、グラニュー糖を2~3回に分けて加え、その都度ハンドミキサーでしっかりと泡立てる。
- 粉類を一度に加え、ゴムベラの側面でさっくりと切るように混ぜる。
- 2を絞り袋に入れ、オーブンシートを敷いた天板に絞り出す。
- 焼成用の粉糖を2~3巡、表面にたっぷりと残るくらいにふるう。
- 180℃に予熱したオーブンで10分間焼く。
- 焼けたらすぐ天板からオーブンシートを外して冷ます。
- 生クリームとグラニュー糖を合わせて8分立てにし、1cmの丸口金をつけた絞り袋に入れる。
*垂直に引き上げたとき、少しおじぎする程度のかたさまで。
*絞り袋に入れるときにも生地は混ざってしまいます。ここでは完全に混ぜず、あと数回で混ぜ終わりそうだというところでやめましょう。
*1cmの高さからひとくち大に、3cm間隔で絞ります。
写真は天板1枚ですが、2枚分できます。一度に2枚焼くことができない場合は、半量で作ってください。
*表面にベージュの焼き色が付き、シートをめくってみて裏側も色づいていれば焼き上がり。きつね色になるまで焼くとしっとりさが失われるので注意。
*ダックワーズは、粗熱が取れたらシートから剥がしましょう。
ダックワーズの裏面に絞り、挟んだら完成!冷やしてお召し上がりください。
網部分が四角いケーキクーラーに置いておくと、クリームがなじむまでまっすぐ置いておくことができ便利◎
クリームを挟む前の生地は、密閉容器に入れて常温で数日間保存できます。
ミニチョコタルトのレシピ
卵や牛乳を使わず、驚くほど簡単にできるクッキー生地で作るチョコタルト。
分量を調整しやすく、初心者さんやお子さんが作っても失敗しません。
クッキー生地を作る
材料(シリコン加工のミニマフィン型1枚分)
- 薄力粉…64g
- ココアパウダー…8g
- 米油(もしくは癖のない植物油) …24g
- メープルシロップ…32g
下準備
- オーブンを170℃に予熱する。
作り方
- 薄力粉とココアパウダーをボウルにふるう。
- 油とメープルシロップを加え、フォークで混ぜ合わせる。
- ラップに挟んで3mmの厚さにのばし、直径5cmの菊型で抜いて型に敷き込む。
- 底にフォークで穴を開け、予熱が終了したオーブンで15分間焼く。
粉気がなくなったら、なめらかになるまで軽くこねてまとめる。
*型抜きしにくい場合は、冷蔵庫で休ませると多少抜きやすくなります。
*冷めると型から外しやすくなります。
ガナッシュを作って仕上げる
材料
- 好みの味のチョコレート…80g
- 生クリーム…40g
- 好みのトッピング素材
作り方
- チョコレートを刻んで小さなボウルに入れ、生クリームと合わせて40~50℃くらいの湯せんにかけて溶かす。
- なめらかになるまで混ぜたら、タルトに流し込む。
冷蔵庫で冷やし固め、好みのトッピングで飾れば完成!
今回は、フリーズドライのラズベリーと粗びき黒こしょうをトッピングしました。
ひとくちチョコサンドクッキーのレシピ
ミニチョコタルトの生地で作る、チョコサンドクッキーです。
材料(2.5cmサイズの型で約15組分)
- 上記のクッキー生地…半量
- ホワイトチョコレート…20~40g
*クッキーのサイズや形により、チョコの分量が変わります。
下準備
- オーブンを170℃に予熱し、天板にはオーブンシートを敷く。
作り方
- クッキー生地を3mmの厚さにのばし、2枚一組になるように好みのクッキー型で抜き、オーブンシートの上に並べる。
- 予熱が終了したオーブンで13分間ほど焼き、冷ます。
- 40~50℃の湯せんでチョコを溶かし、クッキーの片側に塗って冷蔵庫で2~3分間冷やす。
- チョコが完全に固まらないうちに、もう片方のクッキーで挟み、冷蔵庫で冷やし固めれば、完成!
*サンドするので、左右対称の型を使いましょう。
*サイズに合わせて焼き時間は調整してください。
*3~4mmの丸口金で絞ると、仕上がりがよりきれいに。
ここで冷やさないと、挟んだときにチョコがはみ出ます。
小さな抜き型がなければ、ナイフなどで切り分けてもOK。
2~3cmサイズに四角く切り分ければ、かわいく仕上がります。
ついつまみたくなる、ひとくちサイズ
いつものお菓子も、カットしたり小さな型を使ったりすることで、かわいく食べやすさもUP!
生クリームやチョコレートを合わせて冷やせば、ひんやり食感も楽しめます。
お茶のお供やおやつにはもちろん、夏のおもてなしにもぴったりですよ。