人気スイーツ風に仕上げたブッセ
丸く焼いたビスキュイ生地の間にクリームをサンドしたブッセは、さまざまなアレンジが楽しめるお菓子。
今回はティラミス風に仕上げたブッセのレシピをご紹介。
コーヒー味のふんわり軽い生地とマスカルポーネを使ったクリームの組み合わせは、ついつい手が伸びてしまうおいしさです。
ティラミスブッセのレシピ(直径約6cmのもの8個分)
「ブッセ」はフランス語で、「ひとくち」という意味。
今回私が作るレシピは、ひとくちよりちょっと大きめ。ですが、思わずひとくちで頬張りたくなるレシピに仕上げました♪
ブッセ生地を作る
生地作りのポイントは、メレンゲの泡を消さないように丁寧にゆっくり混ぜること。
材料
- 卵白…75g(卵2個分)
- グラニュー糖…30g
- 卵黄…40g(卵2個分)
- グラニュー糖…15g
- 牛乳…15g
- 薄力粉…50g
- インスタントコーヒー…5g
- 粉糖…適量
下準備
- オーブンは焼成温度より20℃高い温度で予熱しておく。
作り方
- ボウルに卵黄とグラニュー糖15gを入れ、もったりとして白っぽくなるまでハンドミキサーで泡立てる。
- 牛乳を加えてハンドミキサーで混ぜる。
- 別のボウルに卵白を入れ、グラニュー糖30gを2回に分けて加えながらメレンゲを作る。
- メレンゲのボウルに2を一度に加え、ゴムベラで軽く混ぜる。
- 薄力粉とインスタントコーヒーをふるいながら3回に分けて加える。
- 口径1cmの丸口金をセットした絞り袋に生地を入れる。
- 直径6cmぐらいになるように絞る。
- 粉糖を2回振りかける。
- 焼成する。
*ピンとしっかりツノが立つまで泡立てましょう。
*メレンゲが残っている状態でも大丈夫です。
粉を入れるたびに、ゴムベラで底からすくい上げるように混ぜる。
ここがポイント
先に入れた粉気が残っている状態で、次の粉を入れてください。
粉が見えなくなるまで混ぜてからでは混ぜすぎになり、メレンゲの泡がつぶれてしまうので注意!
混ぜ終わったときに、少し粉やメレンゲが残っていても問題ありません。この後、絞り袋に入れたり絞ったりする作業で混ざっていきます。
1回目の粉糖を振りかけたら、1分弱置く。粉糖が少し溶けてきたら、2回目の粉糖を振りかける。
*粉糖が溶け切るまで待たなくてもOK。半分ぐらい溶けてきたら2回目へ。
ガスオーブン、170~180℃で12~13分間。
電気オーブン、180~190℃で13~14分間。
*オーブンによって火力が違うので、焼成時間・温度は調整してください。
クリームを作って仕上げる
生地さえできたら、クリームは混ぜるだけと簡単!
マスカルポーネやクリームチーズを加えることで、生クリームだけより扱いやすく失敗も少ないうれしいクリームに♪
材料
- マスカルポーネ…100g
- クリームチーズ…30g
- グラニュー糖…20g
- 生クリーム…100g
下準備
- マスカルポーネ、クリームチーズは常温に戻しておく。
作り方
- マスカルポーネ・クリームチーズ・グラニュー糖をボウルに入れ、なめらかになるまでゴムベラで混ぜる。
- 生クリームを入れ、ホイッパーまたはハンドミキサーで混ぜる。
- 口径1cmの丸口金をセットした絞り袋にクリームを入れる。
- ブッセ生地を2枚一組にして並べ、1枚を裏向ける。
- 裏向けた生地にクリームを絞る(1つ約25g)。
- もう1枚の生地をかぶせ、ココアパウダーを振って出来上がり。
「ティラミスブッセ」の詳しいレシピページはこちら。
ティラミスをイメージした極上レシピ♪
生地に加えたコーヒーの風味が口いっぱいに広がり、たっぷりのクリームを包み込んで、抜群のおいしさに◎
ティラミスを思わせるブッセのレシピ、ぜひお試しください。