初めてさんにもおすすめ!生チョコトリュフにチャレンジしてみよう
もうすぐバレンタイン。今年は手作りにチャレンジして、オリジナリティのある特別なプレゼントを贈りませんか?
でもチョコレートのお菓子は分離したり、固まらなかったり、きれいな見た目にならなかったりとなかなか思った通りに行かないもの。
今回のコラムでは、チョコレートにありがちな失敗が起こりにくい、初心者さんにもおすすめの生チョコトリュフのレシピをご紹介します。
生チョコトリュフのレシピ(約13個分)
テンパリング(温度調整)不要で作れる生チョコトリュフは、使う材料も少なく気軽にチャレンジできます♪
材料
- ミルクチョコレート(カカオ分40%)…100g
- 生クリーム(乳脂肪分35~36%)…50g
- ココアパウダー…大さじ2杯程度
- 粉砂糖…大さじ2杯程度
cotta ヴァローナ ジヴァラ ラクテ 200g
中沢乳業 フレッシュクリーム 36% 200ml
cotta ヴァローナ カカオパウダー 200g
cotta オリゴ糖入り粉糖 250g
下準備
- 6cm角程度にカットしたベーキングペーパーを13枚用意する。
- お椀などにココアパウダーと粉砂糖をそれぞれ入れておく。
作り方
- 耐熱で深さのある直径15cm程度のボウルを用意し、水気がないか確認する。
ミルクチョコレートを2~3cm角に割り入れ(小さめのタブレットならそのままでOK)、冷蔵庫から出したての生クリームを50g回しかける。
- ラップをかけて600Wの電子レンジに入れ、約30秒間かけたらいったん出す。
ボウルを揺らして軽く混ぜ、再び600Wの電子レンジに約20秒間かける。*熱が入り過ぎるとチョコレートが変質し、固まらなくなってしまう場合があります。余熱で溶かすのがポイント。
湯せんではなく電子レンジだと、水気が入らず分離しにくいという良い面があります。
- 電子レンジから出し、ゴムベラで中心からゆっくりとなめらかになるまで混ぜる。
*もしチョコレートが溶けきらないようなら、10秒間ずつ追加で加熱して様子を見ましょう。
- ハンドブレンダーがあれば空気が入らないように入れ、ボウルを傾けて全体に30秒間程度かける。
*なければこの作業は省いてもOK。でもこのひと手間でお店のようななめらかな口どけになります。
- ぴったりとラップを密着させ、冷蔵庫で30~60分間冷やす。
時々様子を見て、絞れるくらいのかたさにする。
- 下準備でカットしておいたベーキングペーパーを量りに1枚ずつのせ、5を約10gずつ計量する。
くっつかないように、バットや皿などにベーキングペーパーごと並べる。*グラムを量ってサイズをそろえると、お店の見た目に近づきます。スプーンを2本使うなどすれば、絞り袋は不要です。
- 丸められるかたさになるまで、冷蔵庫で20~30分間冷やす。
- 手の平にのせてころころと転がし、溶けないうちに手早く丸めて元のベーキングペーパーの上に戻す。
*やわらかくなって丸めにくくなってきたら、その都度冷蔵庫に入れて冷やすと作業しやすい。
- 全て丸められたら5~10分間冷蔵庫で冷やし、表面を軽く整える。
- 2~3個ずつをココア、または粉砂糖が入ったお椀に入れる。
お椀を揺らして転がし、満遍なくまぶす。
- 余分な粉を落としてグラシンケースに入れる。
- 完成。
保存上の注意点
このレシピは、チョコレートコーティングしていない生チョコトリュフです。
ラップをして冷蔵保存の上、2~3日中には食べきりましょう。
レシピのポイント
チョコレートと生クリームがあれば作れる生チョコ。失敗しないためには、チョコレートと生クリームの選び方がポイントになります。
チョコレートの選び方
チョコレートと生クリームを混ぜて作るガナッシュは、チョコレートのカカオ分(%)が高いほど固まる力が強くなります。
レシピより低いカカオ分のチョコレート(35%前後のものなど)を使う場合は、生クリームを10g程度減らす調整が必要。
またスーパーで販売されている板チョコなどは、そのままでおいしく食べられるよう植物油や粉乳が多く添加されています。
こちらも生クリームの量を減らさないと固まりにくいので要注意!
レシピの配合のままで作るなら、カカオ分が40%前後の製菓用のチョコレートを使ってください。
生クリームの選び方
生クリームの脂肪分は、高いほど分離しやすかったり、かためのガナッシュになったりします。
失敗なく作るためには、レシピと同等の乳脂肪分35~36%の生クリームを選んでください。
おすすめのラッピング方法
シンプルな見た目のチョコレートこそ、シックなラッピングがおすすめ。
ゴールドの仕切り付きのブラックのトリュフカートンに2色の生チョコトリュフを詰めました。
存在感のあるストライプのワイヤーリボンを選べば、結ぶだけで高級感が出て、おうちで作ったようには見えません♪
材料4つ!ポイントをしっかり押さえてお店の味に♪
チョコレートの扱いはプロでも難しいもの。特に少量のチョコレートは温度が変わりやすいので、おうちではなおさらです。
でも良質の材料を使用して失敗ポイントを避けたレシピを選べば、なめらかでおいしいお店に負けない味わいのチョコレートが作れますよ♪
お気に入りのラッピングアイテムを使って、世界に1つだけの特別なチョコレートボックスを贈ってみてはいかがでしょう。