ひとくちサイズの「ミニクロワッサン」を作ろう
手軽に食べられるひとくちサイズのお菓子やパン。
見た目もかわいくて魅力的で、お好きな方も多いのではないでしょうか。
今回は、パン屋さんなどでも大人気のミニクロワッサンのレシピをご紹介♪
シロップを塗って仕上げた、ほんのり甘いサクサク食感の一品です。
ミニクロワッサンのレシピ(13個分)
冷凍パイシートなどを使う簡単レシピもありますが、今回は本格的に作りましょう!
小さなクロワッサンが次々生まれる工程は、作り甲斐があってとても楽しいですよ。
シロップを作る
材料(作りやすい量)
- 水…40g
- 砂糖(グラニュー糖)…25g
- ブランデー…5g
作り方
- 小鍋に水とグラニュー糖を入れて火にかけ、グラニュー糖を溶かす。
- カップなどに移し、40℃以下になったらブランデーを入れる。
シートバターを作る
材料
- 無塩バター…90g
作り方
-
クッキングシートを広げ、薄くカットした折り込み用のバターを置く。
*クッキングシートを半分に折って折り目を付けておくと、次の作業がやりやすいです。
-
バターを中心にし、15cm×17cmの長方形になるようにクッキングシートをたたむ。
-
上からめん棒を当て、クッキングシートの大きさにバターをのばす。
-
シートバターの出来上がり。冷蔵庫で冷やしておく。
クロワッサンを作る
材料
- 準強力粉…150g
- ドライイースト…2g
- 塩…4g
- 砂糖(きび砂糖)…10g
- 無塩バター…5g
- 水…90g
下準備
- 照り卵用の全卵(分量外)をほぐしておく。
- オーブンは焼成温度より20℃高い温度で予熱しておく。
作り方
-
こね機やホームベーカリーを使い、準強力粉から水までの材料をこねる。
*お使いの機械によってこね時間は違います。調整してください。
-
ボウルに移してラップをかけ、室温で40分〜1時間、一次発酵。
生地が2〜3倍の大きさになるまで発酵させる。*室温によって時間は前後します。
-
軽く手で押さえ、空気を抜く。
平らにした生地をバットにのせ、ビニール袋に入れる。
冷凍庫で5〜10分間冷やす。
-
冷凍庫から出した生地を、めん棒で約18cm×30cm(シートバターが包める大きさ)にのばす。
-
用意しておいたシートバターを真ん中に置き、上下の生地で包む。
-
向きを90度変え、長さ60cmまでめん棒でのばす。
-
上から1/3のところに向かって下の生地を折る。上の生地をあわせて折る。
-
半分に折り、四つ折りにする。
-
向きを90度変え、めん棒で長さ60cm程度までのばす。
-
三つ折りにする。
-
生地の向きを90度変え、16cm×37cm程度の大きさまでのばす。
-
15cm×35cmのきれいな長方形になるように、周りの生地を切り落とす。
定規などを使い、底辺が5cmの二等辺三角形が13個取れるように、カットする印を付ける。
-
包丁などを使ってカットする。
-
下辺から巻く。
-
全て成形する。
-
シルパンを敷いた天板に並べて28℃に設定した発酵器に入れ、二次発酵。
生地が1.5〜2倍程度に大きくなるまで発酵させる。
*発酵器を使用する場合は、温度が高くならないように気をつけてください。
発酵器がない場合は、乾燥させないように布巾などをかぶせて常温で発酵。温度によって発酵時間は異なります。
- 発酵後、照り卵(分量外の全卵)を表面にハケで塗る。
-
焼成。
ガスオーブンの場合、約220℃で10~11分間。
電気オーブンの場合、約230℃で11~12分間。*火力はお使いのオーブンによって異なります。時間・温度は調整してください。
-
焼き上がったら、用意しておいたシロップを塗る。
-
シロップを塗り終わったら、ケーキクーラーにのせて冷ます。
-
出来上がり!
「ミニクロワッサン」の詳しいレシピページはこちら。
レシピのポイント
クロワッサン生地の折り込みは、生地が冷えているほうが扱いやすく、作業がスムーズに進みます。
冷凍庫をうまく利用して、生地を冷やしながら行ってください。
めん棒を冷やすのも、作業性が良くなる方法の一つ。
また折り込み作業や成形時には、打ち粉(分量外の強力粉)を使用してくださいね。
おやつや朝食にぴったり♪ミニクロワッサン
ミニクロワッサンはシロップを塗って仕上げるので、ほんのり甘い仕上がり。
甘すぎないおいしさで、おやつにはもちろん朝食にもぴったりです。
ひとくちサイズのかわいいクロワッサンは、いろんな場面で活躍するレシピだと思います。
ぜひ試してみてください。