練乳を使ったミルキーなパンはいかが?
いちごにつけて食べるイメージのある、練乳。
牛乳や脱脂粉乳を濃縮して糖分を加えたもので、コンデンスミルクともいいます。
今回は、練乳を生地に加えたパンのレシピをご紹介。
ほんのり甘く、しっとり食感が魅力の練乳ミルクパンを作りましょう♪
練乳ミルクパンのレシピ(6個分)
パン生地に練乳を練り込み、かわいらしいクノート成形で仕上げるレシピです。
白パン風に仕上げることで、練乳の甘さが引き立ちます。
材料
- 強力粉…200g
- 塩…3.5g
- 砂糖…20g
- インスタントドライイースト…3.5g
- コンデンスミルク…20g
- 牛乳…132g
- 無塩バター…20g
作り方
- 牛乳にコンデンスミルクを加え、混ぜて溶かす。
- 強力粉からインスタントドライイーストまでの材料をホームベーカリーやこね機にセットする。1を加え、スイッチを入れる。
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8分間ほど経ったらバターを投入し、さらに10分間程度こねる。
*生地の表面がつるんとして、弾力がある状態になればOK。 -
こね上がったらきれいに丸め直してボウルに入れ、ラップをかぶせる。
30℃に設定したオーブンや発酵器で、生地が2倍程度の大きさになるまで一次発酵させる。
*目安は40~50分間。
季節によって発酵具合は変わるので、温度や時間はあくまで目安。膨らんだ状態を見て、調整を。 -
人差し指の先に粉をつけて、生地の真ん中にさして抜く。
指をさした穴の跡が残る状態であれば、発酵完了(フィンガーテスト)。
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手で軽く生地を押してガス抜きをする。
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カードで6等分に生地をカットし、量りを使って同じ重さになるように調整する。
*生地を細かく切り刻まないように注意! -
生地を丸め、乾燥しないようにラップやかたく絞ったぬれ布巾をかぶせておく。
室温に15分間ほど置く(ベンチタイム)。*ベンチタイム後は、生地がひとまわり膨らんだ状態になります。
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とじ目を上にし、めん棒で12cmほどの大きさになるように丸くのばす。
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生地を上から中央に向かって折り畳み、軽く押さえる。
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さらに生地の下の部分を中央で少し重なるように折り畳み、しっかり押さえる。
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さらに半分に折り畳んで、生地をしっかり留めて棒状にする。
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生地を転がし、長さ22cmほどの棒状になるようのばす。
*なるべく同じ太さになるようにのばすのがコツ。もし太さが違う場合は、生地を左右反転させて同じ太さに整える。
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クノート成形を行う。
数字の「6」になるように、生地の右端を生地の上にのせる。
もう片方の端を「6」の穴に上から通し、端と端をつないで形を整える。
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成形した生地を天板に間隔をあけて並べる。
生地が2倍程度膨らむまで、オーブンの発酵機能35℃で20~25分間かけて発酵させる。生地の乾燥が気になるときは、霧吹きで水をかける。
*オーブンの発酵機能で発酵させる場合は、予熱時間を考慮して早めにオーブンから室温に出す。
後は室温で発酵させ、オーブンの予熱をスタートする。
オーブンの予熱温度は190℃。 -
今回は白パン風に仕上げたいので、焼成前に茶こしで表面に強力粉をふるう。
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オーブンの温度を150℃に下げ、約14分間焼成する。
7分間程度焼成したら、天板の奥と手前を入れ替える。*オーブンが2段焼きの場合は、下段で焼成。焼き色が付きやすい場合は上段に空の天板を入れ、焼き色が強く付かないように調整する。
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出来上がり!
レシピのポイント
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練乳を牛乳に溶かしてから加えましょう。
粉と混ざりやすくなります。 -
22cmほどの長さになるまでしっかりのばしましょう。
生地が伸ばし足りずに短いと、ちぎれやすく成形しにくくなります。 -
成形の最後は、生地の端と端をしっかりつまんでつなげましょう。
しっかりつながっていないと、発酵したときに外れてしまいます。
ほんのり甘い♪練乳ミルクパンを作ろう
パン生地に練乳を練り込んで作る、ほんのり甘い練乳ミルクパンのレシピはいかがでしたか?
練乳を加えることで、ふんわりしっとり。
クノート成形で見た目もかわいらしいパンに仕上げました。
ぜひ作ってみてくださいね♪