ミニサイズ!かわいいキャロットケーキはいかが?
にんじんとスパイスの効いたスイーツ「キャロットケーキ」といえば、丸型やパウンド型で作るものが多いですよね。
今回ご紹介するのは、マフィン型で作るレシピ!
ひとつひとつが小さいので食べやすく、見た目もコロンとかわいく仕上がります。
野菜嫌いの子どもたちもペロッと食べちゃうおいしさなので、ぜひ試してみてください♪
キャロットケーキとは
キャロットケーキとは、名前の通りにんじんを使ったスパイスケーキのこと。
発祥はイギリスといわれていて、中世の頃から作られていた「にんじんプディング」が原型になったと考えられています。
アメリカなどでも親しまれており、チーズフロスティングをのせて楽しむのが一般的。
最近では小麦粉の代わりにオートミールやアーモンドプードルを使ったり、砂糖の代わりにはちみつを使ったりした低糖質のキャロットケーキなども人気があります。
マフィン型で作るキャロットケーキのレシピ(6個分)
「cottaオリジナルマフィン型(6個取)」を使って、ちょうど6個分作れるレシピです。
ケーキ生地を作る
材料
- にんじん(小)…1本(約120g)
- 卵…1個
- 太白ごま油…60g
- きび砂糖…60g
- 薄力粉…75g
- ベーキングパウダー…3g
- シナモン…1g
- ナツメグ…3振り(0.1g)
- くるみ…30g
下準備
- にんじんは皮を剥き、野菜千切り器でカットする(出来上がりは約100g分)。
- きび砂糖~ナツメグまでの粉類をあわせてふるっておく。
- オーブンシートを敷いた天板にくるみを広げ、160℃で8分間ローストしておく。
- マフィン型にグラシンカップを敷く。
- オーブンを170℃に予熱する。
作り方
- ボウルに卵を割り入れ、泡立て器でほぐします。太白ごま油を加え、白っぽくとろみがつくまでよく混ぜます。
*とろみがつく=乳化させることでなめらかな口当たりになります。分離したまま焼くと油っぼさを感じる仕上がりになるので、ここでしっかり混ぜましょう。
- 下準備でふるった粉類を加え、粉っぽさがなくなるまで混ぜ合わせます。
- にんじんと、くるみを手で粗めに砕きながら加えます。
ゴムベラですくうようにして生地にツヤが出るまで混ぜます。
- スプーンで型に入れます。
- 170℃のオーブンで20~23分間焼きます。
*焼き上がりの目安は、中心を押してみて弾力があればOK。不安な場合は竹串を刺してみて、ドロッとした生地がついてこなければ大丈夫です。
- 焼けたら網の上に取り出し、フロスティングを作る間冷ましておきます。
チーズフロスティングを作って仕上げる
材料
- クリームチーズ…100g
- 粉糖…20g
- レモン汁…小さじ1(5g)
下準備
- クリームチーズを常温に戻しておく。
作り方
- ボウルにクリームチーズを入れ、ゴムベラでなめらかになるまで混ぜます。
- 粉糖とレモン果汁を加えてなめらかなクリーム状になったら、星口金をつけた絞り袋に入れて冷蔵庫で冷やしておきます。
*絞り袋に入れず、そのままパレットナイフなどで塗っても◎その場合は冷蔵庫で冷やさずに仕上げましょう。
- キャロットケーキが完全に冷めたら、チーズフロスティングをグルグルと絞って完成。
お好みで、砕いたくるみやシナモンパウダーをトッピングするのもおすすめです。
にんじんのグラッセを小さな三角形(にんじんの形)にカットし、ミントを葉に見立てて飾るととってもかわいいですよ♪
「マフィン型で作る❢ふわふわキャロットケーキ」の詳しいレシピページはこちら。
レシピのポイント
今回のレシピはずっしりと重いキャロットケーキではなく、子どもも食べやすいふわふわ食感のものに仕上げています。
ふわふわ食感にするポイントは、にんじんを千切り器でカットすること(あれば「しりしり器」がおすすめ)。
おろし金ですりおろしたにんじんに比べて水分が少ないため、ふわっと軽い食感になります。
焼き上がったケーキを比べてみましょう。
千切り器を使ったにんじんで作ったもののほうは高さがあり、空気を含んでいるのがわかりますね。
重めの食感のケーキが好きな方は、半量をすりおろして作る方法もおすすめです!
マフィン型活用!混ぜるだけの簡単キャロットケーキを作ろう
材料がそろえば、混ぜて焼くだけと簡単に作れるお菓子・キャロットケーキ。
にんじんがたっぷりで罪悪感が少なく食べられるのもうれしいですよね。
具だくさんでおやつや朝食にぴったり!
マフィン型で作ると、1個がちょうどいいサイズ感に仕上がりますよ。
マフィン型はいろいろなお菓子やパンが作れる万能型。私はマフィンより他のお菓子を作る方が多いかもしれません。
マフィン型を使用した、ふわふわキャロットケーキを作ってみてくださいね。