食卓で人気!バターロールを極めよう
お食事用の小型パンとして人気のテーブルブレッド。我が家でも食卓によく登場するパンです。
テーブルブレッドは、丸形やロール形など、形だけでなく大きさもさまざま。
そして配合もリーンなものからリッチなものまで種類があり、お料理ともよく合うことからいろんな食べ方が楽しめる万能パンです。
今回は食卓パンの代表格、バターロールのレシピをご紹介します♪
バターロールとは
バターロールとは、バターをたっぷり練り込んだ生地をくるくるロール状に巻いて焼いたパンのこと。
卵やバターが入った生地はふんわりソフトな食感で、ふわりと香るバターの風味が格別!
そのまま食べるだけでなく、ジャムやスプレッドを付けたり、お好みの具材を挟んでサンドイッチにしたりと、用途の広いパンというのも大きな魅力。
基本のバターロールレシピ(8個分)
バターロールは型を使わず作れるので、成形のコツを押さえてぜひチャレンジしてみてください。
材料
- 強力粉(ゆめちから)…180g
- インスタントドライイースト…3g
- きび砂糖…22g
- 塩…3g
- スキムミルク…5g
- 卵…27g
- 水…86g
- 無塩バター…27g
作り方
- ニーダーやホームベーカリーに、強力粉からスキムミルクまでの材料を入れる。
卵と水を加えてこねる。 - 粉気がなくなったらバターを加え、なめらかで薄いグルテン膜ができるまで20分間こねる。
- ボウルなどに入れ、35℃で40~50分間、一次発酵させる。
*発酵の完了目安は、生地に指をさして穴が小さくなってこないかをチェック!
- パン生地を8等分し、丸める。
乾燥しないようにラップをかけ、15分間ベンチタイムをとる。
- ガスを抜いて軽く丸め直し、片方が細くなるように転がして長さ12cm程度のしずく形にする。
- さらに17cm程度の長さのしずく形にする。
- 細いほうを手前にし、中央から向こう側に向かって麺棒をかける。
次に中央から手前に向かって麺棒をかけ、長さ25cm程度にのばす。
- 上側の生地を少し折り返して押さえ、手前に向かって巻く。
巻き終わりをしっかりつまんでとじる。
- 巻き終わりを下にしてクッキングシートに並べる。
- 35℃の温度で40~45分間、二次発酵をとる。ひとまわり大きくなれば終了。
- 表面に溶き卵(分量外の全卵)を塗る。
*生地をつぶさないように、ハケを寝かしながら優しく塗りましょう。巻き目の方向に沿うように塗ると、ムラなくきれいに塗れます。
- 天板にのせ、190℃に予熱したオーブンで12分間焼く。
- オーブンから取り出し、ケーキクーラーの上で粗熱を取れば完成。
「バターロール」の詳しいレシピページはこちら。
きれいにおいしく!レシピのポイント
バターロール作りは、成形と二次発酵が最大のポイント。
特に成形で巻き方が強すぎると、焼き上がりに違いが出てきます。
同じ生地を用意し、巻き方で仕上がりがどう変わるのかを比べてみました。
焼成前
左がきつく巻いたもので、右が緩めに巻いたものです。
焼成後
きつく巻いたものは焼く前まではきれいな形をしていますが、焼成中に巻き目や底が裂けしまいました。ボリュームも小さく、目が詰まった仕上がりに。
ふんわり膨らんだやわらかな食感のバターロールに仕上げるには、軽い力で優しく巻くことが大事です。
バターロールのおいしい食べ方
バターロールの食べ方の中でも、一番のおすすめはサンドイッチ。サンドイッチの王道といえば、やはり卵サンドではないでしょうか。
お好みで玉ねぎのみじん切りと粒マスタードを加えると、味と食感のアクセントになって、ちょっぴり大人な仕上りに♪
バターロールにあわせる具材は、ジャムなどの甘いものから、ハムやベーコンなどのお食事系まで、幅広くアレンジできるのも魅力です。
お好きな食べ方でお楽しみくださいね。
バターロールをおうちで手作り!
バターロールは、パン作りを始めたら一度は作ってみたい人気のパンだと思います。
特に成形が上手くいったときの喜びはひとしお!そのため、今回はきれいに仕上げるためのポイントもしっかりご紹介しました。
おうちでのパン作りのお役に立てるとうれしいです。