1個だけ余った卵白で簡単スイーツ作り♪
卵白が余ったとき用のレシピはいろいろありますが、今回おすすめするのは「マシュマロ」です!
触るとふわふわ~、口に入れるととろけて消えちゃうマシュマロをぜひ手作りしてみましょう。
卵白が1個あれば、約20個のマシュマロができちゃいますよ♪
マシュマロとは
マシュマロとは、卵白・砂糖・ゼラチンを主に使ったふわふわとやわらかいお菓子。
もともとは薄紅立葵(ウスベニタチアオイ)という植物の根から採れる粘液を使用して作られていました。
この薄紅立葵の英語名が「marshmallow」なので、マシュマロと呼ばれています(ちなみにフランス語ではギモーヴと呼ばれます)。
ギモーヴとの違い
ギモーヴはマシュマロととても似ているフランス菓子のひとつです。
生マシュマロと呼ばれることもありますが、大きな違いは卵白を使わないこと。
基本的にはフルーツピューレとゼラチン、ペクチンを泡立てて作ります。
ギモーヴの食感はしっとりやわらか。いろいろなフルーツの味が楽しめるお菓子です。
基本のマシュマロのレシピ(25個分)
とろけるような口どけのマシュマロを作りましょう。
手軽に作れるからデザートにもぴったりです。
材料
- 卵白…1個分(35g)
- グラニュー糖(A)…20g
- 粉ゼラチン…5g
- 水…30ml
- 水あめ…10g
- グラニュー糖(B)…45g
- コーンスターチ…適量
- 粉糖…適量
下準備
- コーンスターチと粉糖を同量混ぜ合わせてふるい、大きめのバットに敷き詰めておく。
- 粉ゼラチンは小さじ4(20ml)の水とあわせてふやかしておく。
- 11mmの丸口金をつけた絞り袋を用意しておく。
作り方
- ボウルに卵白を入れてハンドミキサーで軽く混ぜ、コシを切ります。
グラニュー糖(A)を半量加え、白くモコモコするまで泡立てます。
- 残りのグラニュー糖(A)を入れ、ゆるくツノが立つかたさまで泡立てます。
*シロップを作り始めたらまた泡立てるので、ハンドミキサーはそのままに。
- 鍋に水・水あめ・グラニュー糖(B)を入れて中火で加熱し、シロップを作ります。
*鍋の周りにシロップがはねたらぬらしたハケできれいにすると焦げ付きません。
- シロップを火にかけている間に再びメレンゲを泡立てます。ツノがピンとしっかり立つかたさになればOKです。
*少し大変ですが、シロップとメレンゲが同時に出来上がるのが理想。
- シロップが110~115℃になったら火からおろし、メレンゲに細く少しずつ垂らしながら泡立てます。粗熱が取れるまで30秒間ほど混ぜましょう。
*この間にふやかしたゼラチンを600Wの電子レンジで20秒間加熱して溶かしておきます。
- 溶かしたゼラチンを少しずつ加えながら混ぜ続けます。ゼラチンを加えるとゆるくなるので、冷めてかたさが出るまでよく泡立てます。
*ゆるいままだと絞ったときに流れてしまうので、しっかりと冷ましながらゆっくりと垂れるかたさまで泡立てます。
- 絞り袋に入れ、コーンスターチと粉糖を敷き詰めたバットに丸く絞ります。
上からコーンスターチと粉糖を同量混ぜ合わせたものを茶こしで振り入れます。
- 室温で1~2時間置き、固まったらハケで余分な粉を払えば完成!
*優しく触ってみてべたついた生地が付かなければ大丈夫です。
「ふわっととろける!基本のマシュマロ」の詳しいレシピページはこちら。
日持ち・保存方法
マシュマロにはいろいろな作り方がありますが、ご紹介したメレンゲにシロップを入れる「イタリアンメレンゲ」ベースのマシュマロなら、卵に火を入れているため2~3日間はおいしく召し上がれます。
乾燥してしまうので、出来上がったら密閉容器に入れて保存しましょう。
夏場以外は室温でOK!夏場は冷蔵庫に入れてくださいね。
レシピのポイント
マシュマロはそのままだとベタベタして食べられないので、コーンスターチと粉糖をあわせたものをまぶしましょう。これは乾燥防止の効果もあるんですよ。
レシピによってはコーンスターチだけのものもあります。しかし、コーンスターチだけだとマシュマロの水分を吸ってしまうので、できれば粉糖も用意するのがおすすめ。
逆に粉糖だけだと溶けてしまうので、必ずコーンスターチと混ぜ合わせて使いましょう。
アレンジ提案
絞り袋や口金がない場合は、バットに直接流し入れればOKです。くっついてしまうので、コーンスターチと粉糖をあわせたものをたっぷりと敷いておきましょう。
手で触れても付かないくらい固まったらバットから取り出し、お好みの型で抜けばかわいい形のマシュマロに!包丁で切ればよく見る四角いマシュマロになりますよ。
色を付けたい場合は、工程6のタイミングでアイシングカラーなどを加えて着色しましょう。
卵白が余ってなくても作りたい!ふわふわマシュマロ
口の中に入れると溶けてなくなるなめらかさが魅力の手作りマシュマロ。
卵白1個でたくさん作れる簡単レシピは、子どもたちのおやつやプレゼントにおすすめです。
コーヒーやココアに浮かべてもかわいいので、おうちカフェにもぴったり♪
ほっとするやさしい甘さをぜひ味わってみてください。