話題のお菓子「プヂン」を作ろう♪
皆さんは、「プヂン」という名前のお菓子をご存じでしょうか。
日本でも提供しているお店が増え、SNSなどで話題になっているんですよ♪
今回は、これからどんどん人気が高まっていきそうなプヂンのレシピをご紹介します。
プヂンとは
プヂンとは、ブラジルの家庭やレストランで作られている、コンデンスミルク入りのかためプリン。
正式名称はプヂン・ジ・レイチ・コンデンサード(Pudim de Leite Condensado)といい、「練乳プリン」という意味です。
砂糖の代わりにコンデンスミルクで甘さを出しているので、ミルキーで濃厚な味わい。
プヂンはポルトガルからブラジルへ伝わったお菓子といわれ、最初はコンデンスミルクが使われていなかったそう。
ブラジルでコンデンスミルクが流行り、スイーツや料理に広く使われるようになった際、今のコンデンスミルク入りのプヂンが誕生したのではないかといわれています。
プヂンのレシピ(17cmパウンド型1台分)
日本では、ココアスポンジが敷いてあるプヂンが人気。
ココアスポンジにカラメルが染み込んで、プリン部分と一緒に食べるととっても美味です♪
今回は丸型ではなく、パウンド型を使って作ります。
カラメルを作る
材料
- グラニュー糖…30g
- 水…小さじ2
- お湯…大さじ1
作り方
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小鍋にグラニュー糖と水を入れ、火にかける。
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画像くらいのカラメル色になったら火を止め、分量のお湯を入れる。
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型に流し込み、冷蔵庫に入れておく。
プリン液を作る
材料
- 卵(Ⅿサイズ)…3個
- 練乳…70g
- バニラビーンズペースト…適量
- 生クリーム(乳脂肪分36%のもの)…100g
- 牛乳…150g
作り方
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ボウルに卵を入れ、泡立て器で溶く。
*あまり混ぜすぎないのがコツ。
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小鍋に練乳・バニラビーンズペースト・生クリーム・牛乳を入れてゴムベラで混ぜ、周りがふつふつとするまで火にかける。
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ふつふつとしてきたら火を止め、卵に少しずつ加えながら混ぜる。
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茶こしで2回ほどこし、型に流す。
ココアスポンジ生地を作る
材料
- 卵(Ⅿサイズ)…1個
- グラニュー糖…35g
- 薄力粉…30g
- ココアパウダー…5g
- 無塩バター…10g
下準備
- 無塩バターを湯せんで溶かしておく。
作り方
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ボウルに卵とグラニュー糖を加え、湯せんに当てながら40℃ぐらいになるまで温める。
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ボウルを回しながら、ハンドミキサーで泡立てる。
*泡立て時間は、高速で4分間・中速で3分間・低速で3分間ほど。
画像のようなきめの細かな生地ができたら◎
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薄力粉とココアパウダーをふるい入れる。
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生地を底からすくい上げるように混ぜ合わせる。
*気泡をゴムベラでつぶさないように気をつけて。
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溶かしておいたバターに、一部の生地を入れて混ぜる。
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5を4に入れて混ぜる。
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プリン液に均等にのせる。
焼成〜仕上げ
下準備
- オーブンを150℃に予熱しておく。
作り方
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天板の上にバットを置いて型を入れたら、バットに50~60℃のお湯を注ぐ。
*お湯の量は、型の半分くらいの高さが目安。
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150℃のオーブンで約60分間、湯煎焼きする。
*焼成温度や時間はオーブンによって異なるため調節を。串を刺したときに、生っぽい生地がつかなければ焼き上がり。
- 焼き上がったら粗熱を取り、冷蔵庫で一晩じっくりと冷やす。
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ペティナイフかパレットナイフを型に沿って入れる。
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お皿に出したら出来上がり♪
「練乳たっぷりブラジル風プリン」の詳しいレシピページはこちら。
レシピのポイント
プリンの失敗といえば、小さな穴「す」が入ってしまうこと。
これはプヂンも同様です。
「す」が入らないようにするためのポイントを2つ、お教えします。
ポイント1.卵を混ぜすぎない
プリン液の卵を泡立てすぎると、「す」ができる原因に。混ぜ合わせるときは優しく混ぜましょう。
また、茶こしでこすのも、すをできにくくするための大事な作業です。省かないでくださいね。
ポイント2.加熱温度に気をつける
プリンは卵が熱凝固で固まる力を利用して作るお菓子なので、加熱時の温度がとっても重要!
高い温度で一気に加熱すると「す」ができる原因に。
用意する湯せんの温度は50~60℃にし、熱湯は使用しないようにしましょう。
全体をゆるやかに加熱するのがポイントです。
練乳たっぷりブラジル風プリンを作ろう♪
今回は、練乳を加えたブラジル風プリン「プヂン」のレシピをご紹介しました。
もっちりとした食感でミルキーなプヂンは、おやつにも喜ばれること間違いなし!
ぜひご家庭で作ってみてくださいね♪