子どもと一緒にお菓子作りを楽しもう
子どもとお菓子作りはしたいけれど、大変だからと躊躇しちゃう人は多いのではないでしょうか。だって、散らかるし、ぐちゃぐちゃに混ぜられたりしたらおいしくできないし…。
実際、そうなんですよね。お菓子作りの「バターをクリーム状に」とか「粉をさっくり混ぜる」とか「卵をハンドミキサーで泡立てる」とかは子どもの力では無理なんです。
だけど子どもというのは好奇心旺盛で何でも「やりたい!できるもん!」とやりたがるもの。「ここはママが混ぜるからね」なんて言っても聞きません。そして、やらせてみてもやっぱりできなくて失敗しちゃったり、難しくて途中で飽きちゃったり。出来上がった頃にはお母さんはぐったり。楽しいお菓子作りも嫌になっちゃいますよね。
そこで、子どもでも簡単に作れるチョコマフィンをご紹介します。
生クリームを使用するのでバターをクリーム状にするという難しい作業がないため簡単に作れます。ほぼ泡立て器で混ぜるだけ。3歳〜幼稚園生くらいの小さいお子さんならお母さんがちょっとお手伝いしてあげて。小学生くらいなら1人で作れると思います。
材料
マフィン型(上部直径7cm)6個分
・卵...1個
・生クリーム...100㏄
・砂糖...40g
・薄力粉...100g
・ココアパウダー...20g
・ベーキングパウダー...小さじ1
・チョコチップ...30g
*生クリームは乳脂肪分35%使用しました。植物性のクリームでも作れます。
*砂糖は製菓用グラニュー糖やきび砂糖がおすすめです。溶けやすいので子どもが作るのに力を入れる必要がありません。上白糖でも作れますが湿気で固まっていたりすると溶けにくくて大変になっちゃいますのでご注意下さい。
*ココアを入れないで薄力粉を120gにすればプレーンマフィンになりますが、生クリームで作るマフィンは焼き色がつきにくく、バターの風味がなく若干物足りないのでココア入りがおすすめです。
作り方
子どもでも作れるということで、今回は我が家の息子(6歳)に作ってもらいました。子どもでも作れるというポイントを押さえて説明していきますね。
1.材料を計ります。
幼稚園前の小さい子の場合は、親が先に材料をはかってしまってもいいです。
幼稚園以上ならば、はかりの数字を一緒に見ながら「40でストップって言ってね。」とか「牛乳は100㏄ね」と数字を確認しながら親がはかっていけば、数字の勉強にもなります。
自分ではかれる子はこぼさないように気をつけてはかってみましょう。
2.卵を割ります。
黄身がつぶれても大丈夫ですし、殻が入っても取り除けば大丈夫。2、3歳くらいから卵は割れます。多少失敗してもいいのでチャレンジです。
3.卵を泡立て器でよくほぐし、砂糖を入れてよく混ぜます。
特に泡立てる必要はありません。砂糖がなじめばOK。
4.生クリームを入れます。
混ぜます。
勢いよく混ぜると飛び散っちゃうのでゆっくり混ぜるように声かけをしてあげて。
5.薄力粉、ココア、ベーキングパウダーをあわせてふるいます。
「カシャカシャしたい!」と、うちの子たちは小さい頃からこれが好きでした。握力がいるのでちょっと疲れるのですが、ざるタイプのものなら簡単かもしれません。
6.粉っぽさがなくなるまで混ぜます。
子どもだとボウルの周りに粉がついたままになってしまうので、「大きくゆっくり混ぜて」と声かけするか、小さい子なら一緒に泡立て器を持って「大きくグルグルしようね〜」と数回一緒に混ぜてあげると良いです。さっくりとかではなくグルグル混ぜちゃっていいのですが、混ぜすぎると粘りがでてきちゃうのである程度混ざったらやめるようにしましょう。
7.チョコチップを入れてさっと混ぜます。
8.マフィン型にグラシン紙を入れ、生地を入れます。
生地がちょっと固めなので入れるのがちょっと難しいです。ここはちょっと手伝ってあげるといいかもしれません。息子(6歳)が苦戦してたら、娘(9歳)がやってきて入れてくれました。ということで、小学生ならできるようです。
9.180℃に予熱したオーブンで18分~20分焼きます。竹串でさして生地がついてこなければできあがり。できたら網の上で冷まします。
オーブンの出し入れは、小さい子は火傷が危ないので親がしたほうが良いです。
でも、オーブンの温度セット、スタートを押すのなどは一緒にやると楽しいです。
子どもがほとんど1人で作れるので達成感が味わえて、すごく喜びます。
簡単で失敗することもないと思うので、おいしいマフィンが出来上がって喜びも倍増!
生クリームで作ったマフィンは焼きたてもおいしいし、冷めてもしっとりしておいしいです。
バターでつくったものよりも軽い食感です。
まとめ
これから、バレンタインの季節。お子さんと一緒にパパへのバレンタインにも最適かと思います。ぜひお試し下さい!