ヘルシーに豆腐を使ってお菓子作り!
気温が上がって暖かくなり、そろそろ薄着になってくるこの季節。
お菓子を食べたいけど、ちょっぴりヘルシーなものがいい!と思ったりしてきませんか?
今回は栄養も豊富で、安価・おいしい・ヘルシーのいいことずくめの「豆腐」を使ったお菓子レシピをご紹介します。
豆腐スイーツを作る上でのポイント
豆腐スイーツを作る上でのポイントは、いかに豆腐の存在感を消せるかということ。
なるべく豆腐感を感じずにおいしいお菓子を作りたいなら、味の強い食材を使うと豆腐の風味を消してくれます。
例えば、風味の強いココアやコーヒーを使ったり、酸味の強いラズベリーやレモン、甘みの強いバナナやあんこなどと合わせたり。
豆腐の味は淡白なので、これらの食材と合わせるとうまく調和してくれます。
どのくらい入れたらいいのか迷った場合は、豆腐のほとんどが水分なので、卵や牛乳などの水分を減らし豆腐に置き換えて、自分好みの配合を探すといいと思います。
入れ過ぎると妙に弾力のあるもっちりしたお菓子が出来上がったり、少なすぎると入れる意味はあるのか?と疑問に思ったりと、なかなか手強い素材「豆腐」。
今回ご紹介する豆腐スイーツは、どれも豆腐が入っているとは思えないほど豆腐の存在感を消せています。
それでは早速作っていきます!
豆腐でヘルシー!オレンジチョコスティックケーキ
材料(スティックフィナンシェ型6個取1枚分)
- 絹ごし豆腐…60g
- きび砂糖…20g
- 卵…1個
- アーモンドプードル…10g
- 薄力粉…50g
- ベーキングパウダー…2g
- ココアパウダー…10g
- 無塩バター…20g
- オレンジピール…30g
下準備
- 薄力粉・ベーキングパウダー・ココアパウダーは合わせてふるっておく。
- 無塩バターは湯せんで溶かしておく。
作り方
- ボウルに絹ごし豆腐を入れホイッパーで崩す。きび砂糖も加えてよく混ぜる。
- 卵、アーモンドプードルの順に入れ混ぜる。
- 合わせてふるった粉類を加え混ぜる。
- 溶かしバターを加え混ぜる。
- オレンジピールを加え混ぜる。
- 油脂を塗った型に6等分にして入れ、180℃で約15分間焼成。
- 型から外して出来上がり。
- 絹ごし豆腐…80g
- 水切りヨーグルト…100~110g(水切り前300g)
- ラカントスイートパウダー…15g
- 板ゼラチン…3g
- ラズベリーピューレ…50g
- ヨーグルトを水切りしておく。
- 板ゼラチンを氷水で戻しておく。
- 戻したゼラチンにラズベリーピューレの一部を加えて、湯せんで溶かしておく。
- 豆腐をブレンダーで滑らかになるまで混ぜ、ラカントスイートパウダーも加える。
- ラズベリーピューレを加え、ブレンダーで混ぜる。
- ザルで裏ごしながら、水切りヨーグルトの入ったボウルに入れ、ホイッパーで混ぜる。
- 1のゼラチンを加え、よく混ぜる。
- カップに流し入れ、冷蔵庫で冷やし固める。
- 仕上げにラズベリーやハーブなどを飾って出来上がり。
ココアの苦味とオレンジの爽やかさがおいしいスティックケーキに仕上がりました。
どの材料よりも多く入っている豆腐の味は感じませんが、ふっくらやわらかな食感はお豆腐が陰で頑張ってくれているからこそ出せる食感です!
豆腐でヘルシー!ラズベリーヨーグルトムース
材料(デザートカップ3個分)
下準備
*300gで水切り後100~110gになります。
作り方
チーズも生クリームも使っていないので、とってもヘルシー!
食感はレアチーズケーキのように滑らかで、酸味の強いラズベリーとまろやかなヨーグルトのコクが豆腐とうまく調和しています。
ラカントスイートパウダーがない場合は、グラニュー糖をラカントスイートパウダーの分量の2倍量加えて作ってくださいね。
冷たいヘルシースイーツは暑くなってくるこれからの季節におすすめです!
動画でおさらい
バターたっぷりの焼き菓子も豆腐を使ってヘルシーに!
栗の渋皮煮とペーストが入ったリッチなお菓子「マロンマルグリット」を作ってみました。
バターたっぷりの焼き菓子はちょっぴり敬遠してしまう…なんて時も豆腐を使ってカロリーダウン。
全体の量を少しずつ減らして豆腐を加えれば、しっとり濃厚なケーキに仕上がります。
「豆腐でヘルシー!マロンマルグリット」の詳しいレシピページはこちら。
豆腐スイーツでおいしくカロリーオフ
豆腐は和菓子で使われているのをよく見るので、今回は洋菓子系のお菓子をいろいろとご紹介しました。
乳製品が多く使われる洋菓子は、おいしいけどカロリーが高いのが気になりますよね。
ぜひ、豆腐を使ってヘルシーなお菓子を作りたいときの参考にしてみてくださいね。