葉っぱの形が特徴的なリーフパイ
風味豊かなバターのうまみが口いっぱいに広がるシンプルな焼き菓子、リーフパイ。
今回はおうちで簡単に作れる、冷凍パイシートを使ったリーフパイのレシピをご紹介します♪
リーフパイとは
リーフパイとは、名前の通り、葉っぱの形をしたパイ生地のお菓子のこと。
発祥は日本と西洋と諸説ありますが、戦後しばらくして日本に登場し、シンプルな味わいから愛され続けています。
実は葉脈の模様にも意味があり、焼くときにパイ生地が浮き上がりにくくする効果が。厚みを均一に焼き上げ、全体にしっかりと火を通すためにも必要な作業なのです。
簡単・手軽♪おすすめ冷凍パイシート
今回のレシピで使用したのは、cottaでも人気の「冷凍 パイシート10cm×10cm(30枚入)」。
小さめサイズなのでカットもいらず、手軽にパイ料理やお菓子作りが楽しめます。
30枚入りと大容量で使いたいぶんだけ使えるのもうれしいポイントです。
材料2つ!基本のリーフパイレシピ(6枚分)
パイ生地のさくさくとした食感と、グラニュー糖のカリカリ感が同時に楽しめます。
材料
- 冷凍パイシート(10×10cm)…6枚
- 砂糖(グラニュー糖)…6g
作り方
- パイシートを冷凍庫から室温に10分間出し、半解凍にします。
*やわらかいと型抜きや切れ目が入れづらくなるため、完全に解凍する前に作業を進めましょう。
- 抜き型で抜きます。
*余った生地は「二番生地」として使うので、重ねて冷蔵庫で冷やしておきましょう。
- クープナイフやペティナイフで葉脈を描き、天板に並べます。
*まず中心に1本線を引き、その線に向かって4~5本ずつ左右に切れ目を入れるとうまく描けます。
葉脈がないと膨らみ過ぎてしまうため、しっかり目に切れ目を入れるのがコツ。
- グラニュー糖を1枚当たり1gのせ、指でパイシートの表面全体に広げます。
- 天板ごと冷蔵庫で10分間ほど冷やします。
この間にオーブンを190℃に予熱します。
- 190℃のオーブンで約8分間焼きます。
パイ生地がぷくっと膨らんだら一度取り出し、オーブンシートと天板をのせて平らになるよう押しつぶします。*オーブンの庫内温度が下がらないよう、作業中は扉を閉めておきましょう。
- 天板とオーブンシートを外し、190℃のオーブンでさらに12~14分間、焼成すれば完成。
「冷凍パイシートで簡単♪基本のリーフパイ」の詳しいレシピページはこちら。
余ったパイ生地(二番生地)も活用しよう!
余ったパイ生地を重ねてのばせば、また型抜きしてリーフパイが作れます。
同じ高さになるようパイ生地を重ねて麺棒で3mmの厚さにのばし、3つ折りして向きを90度変えます。
この作業を3回繰り返せば出来上がり!
手で生地をぎゅっとまとめないよう気をつけましょう。
余ったパイ生地をまとめたものを「二番生地」といいます。
写真のように、一番生地に比べると膨らみが悪くなります。
さくさく感はありますが、軽い食感ではなくなるので、後述のアレンジで紹介する「フロランタンパイ」などフィリングをのせて焼き上げるのがおすすめです。
ちなみに三番生地までいくとパイ生地というよりはサブレに近い食感になるので、リーフパイとして楽しむなら二番生地までにしましょう。
「二番生地」については、コラム『パイ生地の「二番生地」とは?扱い方と活用法を知ろう!』でも詳しくご紹介しています。
アレンジレシピ
そのままでもおいしいリーフパイですが、ひと工夫でさらにおいしくなります。
ホワイトチョコレートでの簡単アレンジと、フロランタンパウダーを使ったアイデアアレンジをご紹介します。
アレンジ1.ホワイトチョコレート
ホワイトチョコレートでのアレンジは、私のおすすめ!
リーフパイを冷ましたら、溶かしたコーティングチョコレート(ホワイト)を上半分につけ、ストロベリーピースで飾ります。
シンプルながらミルキーな甘さのホワイトチョコレートがクセになりますよ。
アレンジ2.フロランタンパウダー
cottaで販売している「フロランタンパウダー」を使えば、手軽にフロランタンパイが楽しめます。
作り方5まで同じように作り、10分間焼きます。
そこへフロランタンパウダー20gとスライスアーモンド20gをポリ袋に入れてよく振ったものをかけ、さらに10分間焼くだけ。
さくさくのパイ生地がたまらないフロランタンパイが簡単に作れます。
シンプルさがクセになる!さくさくリーフパイを味わおう
お土産にも人気な葉っぱの形がかわいい「リーフパイ」。
冷凍パイシートを使えば、簡単に作れちゃいます!
香ばしい焼き色を付ければ、さくさく・カリカリ感が楽しめ、日々のおやつにもぴったり。
気軽にアレンジも楽しめるので、ぜひ作ってみてくださいね。