ベルギーワッフルを作ってみませんか
ベルギーワッフルは、専門店をはじめスーパーやコンビニでも売っている人気のお菓子。
お店のようなおいしいワッフル、実はワッフルメーカーがあれば簡単に作れますよ!
焼きたてのベルギーワッフルは格別ですので、おうちで作ってみませんか?
今回は、基本のベルギーワッフルの作り方をご紹介します。
ベルギーワッフルとは
ベルギーワッフルには「リエージュワッフル」と「ブリュッセルワッフル」の2種類があります。
「リエージュ」、「ブリュッセル」というのはベルギーの地名。どちらのワッフルもイーストを使って発酵させます。
日本ではブリュッセルワッフルはあまり販売されていません。「ベルギーワッフル」というと、リエージュワッフルを思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。
それぞれのワッフルには次のような特徴があります。
リエージュワッフル
形は丸く、弾力のあるしっかりめの生地。
生地自体が甘くトッピングがなくてもおいしい。片手で持って食べやすい大きさです。
ブリュッセルワッフル
形は四角く、外がサクサクで中はふんわりとした軽い食感。
生地の甘さが控えめなので、クリームやアイス、チョコレートなどのトッピングとよく合います。
アメリカンワッフルとの違い
イーストを使うベルギーワッフルに対し、アメリカンワッフルはベーキングパウダーを使うのが特徴。
アメリカンワッフルは、表面はサクッと中はフワッとした食感。四角い形で焼き上げます。
アメリカンワッフルについては、下記のコラムで詳しく紹介されているのでご参照ください。
ベルギーワッフルのレシピ(8個分)
日本でもおなじみ、リエージュワッフルの基本レシピをご紹介します。
材料
- 強力粉…150g
- 薄力粉…50g
- 砂糖…30g
- 無塩バター…50g
- 卵…50g
- 牛乳…75g
- ドライイースト…3g
- 塩…2g
- ワッフルシュガー…40g
下準備
- バター・卵・牛乳は室温に戻しておく。
- 生地のベンチタイム中にワッフルメーカーを予熱する。
作り方
- ホームベーカリーなどのこね機に、バターとワッフルシュガー以外の材料を入れてこねる。
10分間程度こねたらバターを投入し、さらに10分間程度こねる。 - こねあがったら表面を張ってきれいに丸め、ボウルに取り出す。
乾燥しないようにボウルにラップやシリコン蓋などをして、30℃で30〜40分間発酵。2倍程度にふっくらと膨らむ。
- 生地を8等分する(1個あたり50~51g程度)。
- 生地にワッフルシュガーを2gほど包んで丸める。
- 10分間ベンチタイム。
- 予熱したワッフルメーカーにスプレーオイルをかける。
ワッフルシュガーを2~3gまぶした生地をおき、蓋を閉めて3~4分間焼く。
- こんがり焼けていたら取り出す。
*手で取り出すと熱いので気をつけて。はしやフォークなどで取り出してください。
- ケーキクーラーの上で粗熱を取ったら出来上がり。
「基本のリエージュワッフル」の詳しいレシピページはこちら。
レシピのポイント
ワッフルシュガーはぜひ入れてください!
ワッフルシュガー(「パールシュガー」「あられ糖」ともいう)はベルギーワッフルには欠かせないあられ状の砂糖。
ワッフルシュガーは熱に強く、焼き上げても溶け残るため、シャリシャリとした食感が楽しめます。
内側に包むと生地自体が甘くなり、シャリッとした食感のアクセントに。
外側につけると、口に入れた瞬間にカリッとした歯応えを楽しめます。
レシピによって、生地に混ぜ込むパターンと、後からまぶして焼くパターンがありますが、好みで選んでください。
今回のレシピは、中にも入れ、外にもまぶして両方楽しめるようにしました。1個あたり4〜5gのワッフルシュガーが目安です。
アレンジアイデア
ワッフルはアレンジ自在♪お気に入りの食べ方を見つけてくださいね。
チョコがけ
焼き上がって粗熱が取れたワッフルにチョコをコーティング。
チョコチップ入り
チョコチップを生地に混ぜ込んで焼きます。1個あたり5gくらいが目安。
ワッフルシュガーとはまた違ったおいしさです。
バター不使用
バターをたくさん入れるのが気になるという方は太白ごま油で作るのがおすすめ。バターの香りはありませんが、あっさりとしていて軽い食べ心地です。
おすすめレシピ「太白ごま油でリエージュワッフル」のレシピページはこちら。
焼きたてのベルギーワッフルを楽しもう!
今回は、基本のベルギーワッフルの作り方をご紹介しました。
一次発酵だけなのでパンよりも手軽に作れるのも魅力的。朝食に、おやつに、ぜひ焼きたてワッフルをおうちで楽しんでみてください。