かわいいうさぎスイーツでお月見を
猛暑も和らぎ、秋の楽しみが増えてきましたね!秋の楽しみといえば、お月見!
伝統的な品を準備するのもよいですが、ご家庭で楽しむならもっと気軽に、それでいてお月見気分が盛り上がるスイーツを!
今回は月といえばうさぎ!…ということで、うさぎをモチーフにしたスイーツをいくつかご提案します。
チャレンジしやすいので、手作りのかわいいうさぎでおうちのお月見をぜひ盛り上げてくださいね!
お月見っていつのこと?何を準備するの?
お月見にふさわしい満月。中でも空気が一番澄み渡り、月も美しいとされているのが、旧暦の8月15日(十五夜、中秋の名月)です。
現代の暦では若干のずれが生じるため、毎年日にちが変わっていきます。
2018年の「中秋の名月」は9月24日。
十五夜の月見が盛んになったのは平安時代。中国から月見の風習が伝わり、貴族の間で流行。
江戸のころには広くその習慣が広まり、さまざまなお供えものも準備されるように。ススキや月見団子、収穫されたばかりの農作物を準備して、収穫の最盛期を前に、秋の実りをお月様に感謝するならわしが全国各地で行われるようになりました。
現在は月を見て、季節の移ろいを楽しむ習慣として日本文化に根付いています。
手軽に楽しめる!お月見団子
ご家庭で作るお団子といえば、白玉団子が多いかと思います。
今回は上新粉を使った月見団子に挑戦。米の粉でできている上新粉を使っていますので、加熱してそのままでは餅らしい食感がありません。しっかりとつきましょう。
餅つきするうさぎがよくお月見のモチーフに使われますが、餅つきうさぎになったつもりでペったんぺったん…なんていうのも楽しいかもしれませんね。
電子レンジを使用するのですぐできますし、材料も少ないので、思いたったらすぐに作れるのも魅力です。
材料(20gの団子9個分)
- 上新粉…100g
- 水…150g
- 上白糖…10g
作り方
- 材料を耐熱ボウルに混ぜ合わせる。
ラップをかけ、500wで3分間加熱する。 - 耐熱ゴムベラで硬さが均一になるように混ぜる。
再びラップをして500wで約3分間加熱する。 - 生地全体が半透明になり火が通ったら、めん棒などでつく。
- 粗熱が取れたら、水をつけた手で20gに分割して丸める。
- 卵型に成形して、うさぎの耳の位置に焼き目を付け、色素で目を入れたら、うさぎの出来上がり。
*かたい生地が粘り気を帯び、めん棒について伸びてきたら良い。
*焼き目は、100均などで売っている金属の丸いバーベキュー串をガス火であぶったもので付けられます。やけどには注意してくださいね。
あんこなどを添えて、当日中にいただくのがおすすめです。
食後のデザートにトッピングしてもかわいいかも。
上用まんじゅう
お団子じゃなくて、おまんじゅうに挑戦してみたい!という方は山芋を使った上用まんじゅうはいかがでしょう。
ふんわり優しい山芋の風味がおいしい一品です。
材料(10個分)
- 山芋…40g
- 上白糖…50g
- 上新粉…50g
- 白あん(市販のもの)…240g(24g×10個に分けておく)
作り方
- すりおろした山芋とふるった上白糖をボウルに入れ、ホイッパーで強く粘るまで泡立てる。
- 上新粉を加え、ゴムベラでまとめる。
- 上新粉を振り広げたバットに生地を出し、上からも粉を振りかける。
- カードなどで生地を12gに分割し、白あんを包む。
- 卵型に成形し、4㎝四方にカットしたクッキングペーパーに一つずつのせ、霧吹きして10分間蒸す。
- 100均などで売っている金属の丸いバーベキュー串をガス火であぶって焼き目をつけ、色素で目を入れて完成。
*上新粉はふるわなくてよい。
*霧吹きをしないと表面がぼこぼこになります。
白あんにかぼちゃパウダーなど加えてもおいしいですよ。
動画でおさらい
いつものお菓子を気軽にアレンジ
いつものお菓子をお月見用にアレンジしても楽しいですね。
例えば、レモンケーキ。
ホワイトチョコレートでコーティングして、耳や顔をつけたら、あっという間にお月見うさぎに大変身!
黄色のマカロンを月に見立てれば、おしゃれなお月見プレートの完成です。
まとめ
アイデア次第で楽しめるお月見スイーツ。
今年はかわいいスイーツを手作りして、大切な人と夜空を見上げてみませんか?
いろいろ工夫して、「我が家のお月見」を楽しんでみてくださいね!