製菓・製パン
材料の保存方法まとめ
preservation method
製菓・製パンによく使われる材料の保存方法をまとめました。
何となく冷蔵庫や冷凍庫で保管していた…という方は、ぜひご家庭のキッチンをチェックしてみてくださいね。
preservation method
製菓・製パンによく使われる材料の保存方法をまとめました。
何となく冷蔵庫や冷凍庫で保管していた…という方は、ぜひご家庭のキッチンをチェックしてみてくださいね。
小麦粉は冷暗所で密封保存
(1)湿気と高温度は大敵
小麦粉は湿気に弱く、吸湿するとダマになったり劣化してしまいます。(2)強い香りがする素材のそばでは保存しない
小麦粉はにおいを吸着しやすいため、においの強いものの近くで保存しないようにしてください。(3)害虫やネズミは小麦粉が好き
小麦粉を害虫やネズミから守るために、密封した容器で保存してください。砂糖は冷暗所で密封保存
(1)湿度変化が大きいとカチカチに固まってしまう
砂糖は吸湿性が良く、湿度によって表面の膜が水分を吸収・放出します。温度が低くなると水分を多く放出し、溶け込んでいた砂糖分が細かい結晶として現れ、結晶同士が強く結合しカチカチに固まってしまいます。(2)強い香りがする素材のそばでは保存しない
砂糖はにおいを吸着しやすいため、においの強いものの近くで保存しないようにしてください。ベーキングパウダーは冷暗所で密封保存
(1)湿気に弱い
ベーキングパウダーは空気中の湿気とわずかでも触れ合うと化学反応が始まってしまいます。(2)冷凍庫では保存できない
水分をほとんど含まないベーキングパウダーは冷凍庫で保管しても凍ることはなく、冷凍保存はできません。生イーストは冷蔵庫で密封保存
ドライイーストは冷暗所で密封保存
(1)細心の注意が必要な生イースト
生イーストは温度、水、空気に非常に敏感です。開封後は残った生イーストの表面が乾燥しないように密封容器に移し替え、冷蔵保存をしましょう。(2)低温・低湿気が基本
ドライイーストは、空気に触れないようにし、低温で湿気の少ない場所で保存をしてください。湿気対策として密封保存をすれば、冷蔵庫での保管でも問題ありません。バターは冷蔵庫で密封保存。長期は冷凍庫で小分けして密封保存
(1)5℃前後で冷蔵、長期保存は冷凍
通常は冷蔵庫で保存し、長期保存は冷凍庫で保存しましょう。-15℃以下で保存することにより、1年程度は品質・風味の劣化を遅らせることができます。(2)空気にさらさない
空気中の酸素がバターの劣化につながるため、空気に触れないように密封保存が必要です。(3)強い香りがする素材のそばでは保存しない
バターはにおいを吸着しやすいため、冷蔵庫内のにおいが移らないように密封した容器で保存をしましょう。(4)バターナイフ&冷蔵庫は清潔に
汚れたバターナイフを使用すると、付着した汚れが原因になりバターにカビが生えてしまいます。また、冷蔵庫の他の食品がカビている場合もカビが繁殖してしまう可能性があるため、清潔に保ちましょう。チーズは冷蔵庫で密封保存
(1)冷蔵保存が基本
チーズは冷蔵保存が基本です。5~10℃の冷所、湿度80~85%がチーズにとってのベスト環境。湿度が高い野菜室での保存がおすすめです。(2)乾燥に注意
チーズを乾燥から守るために、ラップで包み、さらに密閉容器に入れて保存しましょう。(3)水分はカビの原因に
チーズはカビやすいため、水分は大敵です。チーズをカットする場合は、濡れたナイフやまな板は避け、きちんと乾燥させた状態で使いましょう。(4)強い香りがする素材のそばでは保存しない
チーズはにおいを吸着しやすいため、においの強いものの近くで保存しないようにしてください。また、においが移らないように密封した容器で保存をしましょう。バニラビーンズは冷暗所で密封保存
バニラペーストは冷暗所で保存
バニラエッセンス・オイルは冷蔵庫で保存
(1)バニラビーンズ
バニラビーンズは湿気・乾燥対策をした冷暗所で保管をしてください。風味の劣化を防ぐために、密封した容器に入れて保存しましょう。(2)バニラペースト
バニラペーストは冷暗所で保管してください。冷蔵庫で保存すると、乾燥により中身が劣化したり固まってしまい使用できなくなってしまう可能性があります。(3)バニラエッセンス・オイル
バニラエッセンス・オイルは温度差に弱いため、温度を一定で保てる冷蔵庫で保管してください。その際は冷蔵庫の野菜室やドアポケットなど、温度が低くなりすぎない箇所に保管をお願いします。チョコレートは冷暗所で密封保存
(1)夏場以外は常温保存
チョコレートを保存する際の適正温度15~22℃。気温差に弱いチョコレートは本来常温保存が推奨されています。(2)密封保存で酸化を防ぐ
油脂分であるカカオバターを多量に含んでいるチョコレートは、湿度の変化による影響を受けやすい特徴があります。酸化は空気にふれた瞬間から始まってしまうため、密封容器もしくは真空パックで保存をしてください。抹茶は冷蔵庫で密封保存
(1)湿気と高温度は大敵
抹茶は高温・多湿・光線に弱く、風味を損なってしまったり、退色してしまう可能性があります。未開封のものでも、高温には特に注意が必要です。(2)強い香りがする素材のそばでは保存しない
抹茶はにおいを吸着しやすいため、においの強いものの近くで保存しないようにしてください。においが移らないように密封状態で保存をしましょう。ココアは冷暗所で密封保存
(1)湿気と高温度は大敵
ココアは温度変化に弱く、吸湿をしてしまうため、冷蔵庫での保存はおすすめできません。(2)強い香りがする素材のそばでは保存しない
ココアはにおいを吸着しやすいため、においの強いものの近くで保存しないようにしてください。(3)害虫はココア好き
害虫からココアを守るために、しっかりと密封した容器で保存してください。ナッツ類は冷暗所で密封保存
(1)湿気と酸素は大敵
ナッツ類は湿気に弱いため、空気を含んだ保存には向いていません。また、空気中の酸素で酸化してしまい、油回りがしやすくなる可能性も。(2)高温・直射日光に注意
ナッツの推奨保存温度は10~14℃といわれています。直射日光を避けた冷暗所での保存が望ましいです。(3)冷凍保存OK
若干味が落ちる可能性がありますが、冷凍保存も可能です。通常の保存方法と同じようにきちんと密封し、冷凍しましょう。ドライフルーツは冷蔵庫で密封保存
(1)冷蔵庫での保管が無難
ドライフルーツの種類によっては常温保存が可能なものもありますが、冷蔵庫内での保管が安心です。その際は湿度が高い野菜室は避けてください。(2)密封保存で酸化を防ぐ
酸化は空気にふれた瞬間から始まってしまうため、密封容器もしくは真空パックで保存をしてください。(3)冷凍保存はおすすめしない
ドライフルーツは冷凍すると、解凍時に果実の繊維が壊れてしまいます。繊維が壊れると、本来の風味や食感が損なわれてしまうため、冷凍保存はおすすめしません。ゼラチンは冷暗所で密封保存
(1)冷暗所で保存
ゼラチンは高温、湿気に弱いため、冷暗所での保存が必要です。また、紫外線があたると不溶性に変質してしまうため、直射日光は厳禁です。(2)新しい食器棚では保存しない
新品の食器棚には有機溶剤が多く含まれており、この有機溶剤中のホルマリンガスにゼラチンが触れると不溶性に変質してしまいます。軽くて丈夫!綺麗に整理整頓ができる便利な保存容器、フレッシュロック。
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製菓・製パンの食材(小麦粉、砂糖、バター…etc)の保存方法
© 2006 cotta Co., Ltd.