良質な脂肪のオメガ3脂肪酸、ポリフェノールやメラトニンなど抗酸化物質のほか、ビタミン、ミネラル、たんぱく質、食物繊維など、体に良い成分や栄養素が詰まったくるみ。低糖質でグルテンフリーだから、小腹が空いたときの夜のおやつにぴったりなんです!

おいしいものを食べるだけで幸せな気持ちになるという人は多いと思いますが、実はくるみは心や体が疲れたときに食べるのにぴったり。くるみが、若い男性の心理状態を改善するという研究結果もあるほどなんです。
くるみに含まれる必須アミノ酸のトリプトファンは、体内で幸せホルモンと呼ばれるセロトニンを生成。また、良質な脂肪であるオメガ3脂肪酸の前駆体のDHAは、気分や睡眠に影響を与えるとされるセロトニンとドーパミンの調整に大きく関わっています。
気分を安定させてくれるくるみは、パワフルに活動した日の夜にも積極的に食べたい食材といえるでしょう。

くるみにはα-リノレン酸など良質な必須脂肪酸が豊富に含まれている一方で、コレステロール値はゼロ。摂取を控えたほうがよいとされるトランス脂肪酸は含まれていません。
また、細胞を活性酸素から守る抗酸化物質を豊富に含み、アンチエイジング効果も期待できるとされています。

「植物性の卵」ともいわれるくるみ。豊富なタンパク質は、消化されやすく、お肉などの動物性タンパク質に匹敵するほど良質なもの。炭水化物、カルシウム、各種ビタミン、不飽和脂肪酸などもバランス良く含まれているので、疲れすぎて食欲がない日の理想的なエネルギー源としてもおすすめです。

カリッと香ばしいくるみは、風味豊かなお菓子を作るときには欠かせない食材。でも、相性がいいのは甘いものだけではありません。肉、魚、野菜、穀物、果物など、幅広い食材と合わせてもおいしく、さまざまなレシピに活用できます。
だから、お酒のおつまみやスナックとしてはもちろん、普段の料理やお菓子作りにも、主役級食材としてどんどん取り入れてください。

ナッツ類の中で最も抗酸化値が高いくるみ。さらに、ビタミンE、ビタミンB1、ビタミンB6、葉酸、マグネシウム、銅、亜鉛などのビタミンやミネラルなど、人間の健康維持・増進に必要な成分が豊富に含まれています。
下記は、食品の栄養価が一目でわかるグラフ。くるみは、100点法で82点と他のどの食品よりも高い点数を獲得しています。
くるみは、多種の栄養素をバランス良く補給するのに適した食材と認められているのです。

出典:NuVal(R) nutrition guidance program

グラフが示す通り、くるみには健康に良いと今注目を浴びているオメガ3脂肪酸がナッツ類で最も多く含まれています。
オメガ3脂肪酸は、細胞膜の構成要素で、体の調整物質のひとつ。
動脈硬化を防ぎ、コレステロール値や中性脂肪値を下げ、心臓病、がん、脳いっ血や脳卒中、糖尿病、高血圧、肥満など、いわゆる生活習慣病予防に効果を発揮すると報告されています。

出典:米国農務省 栄養データベースリリース25 (2012)

最近の研究によって、健康に良い食べ物とされるナッツ類の中でも、くるみの抗酸化値は最も高いことが明らかになりました。
米国スクラントン大学の研究によれば、LDL(悪玉コレステロール)などから心臓を守る抗酸化物質「ポリフェノール」の量、そして働きが最も優れているという結果が出ています。
ひとつかみのくるみに含まれるポリフェノールの量は、りんごジュースや赤ワイン1杯分の含有量を上回ります。

出典:Am J Clin Nutr 2006;84:95-135

引用:カリフォルニアくるみ協会HP
※くるみの健康効果については、「California Walnuts Nutrition & Health benefits(カリフォルニアくるみの栄養と健康)」を参考に執筆しています。
(データ提供:カリフォルニアくるみ協会)

※ 数量により、価格が異なる場合がございます。