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Q.共立てスポンジがしぼむ
原因と対策方法は?

真ん中がへこんでしまう

スポンジケーキを作っていて、焼き上がったものがしぼんでしまったことはありませんか?
真ん中がへこんでしぼんでしまう。そんなお悩みにお答えします。

A1.薄力粉の混ぜ合わせ不足

薄力粉には、生地をつなげて卵の気泡を支える役割があります。
薄力粉がきちんと混ざっていないと、膨らんだ気泡を支えることができずしぼんでしまう原因に。

薄力粉を入れたら、粉気がなくなるまでしっかりと混ぜることがポイントです。
きちんと薄力粉が混ざった生地は、なめらかでつやがあります。

A2.焼成不足

オーブンはメーカーや機種によって差があるため、レシピの温度や指定時間では焼き上がらないことも。

オーブンの温度が低い場合は、レシピの指定時間では焼き上がらず、しぼんだスポンジケーキに。
オーブンの温度が高い場合も、表面は焼けているのに中が生焼けになってしまい、真ん中がへこんでしまいます。

お持ちのオーブンに合わせて、焼き上がりを確認することが大切です。

オーブンによっては、設定温度と庫内温度に差がある場合があります。
オーブン用温度計などを使用して、温度を確認するのもおすすめです。

A3.焼き上がったスポンジケーキを型ごと台に打ち付けていない

スポンジケーキが焼き上がったら、10cmほどの高さから型ごと台に打ち付けて衝撃を与え、余分な水蒸気を一気に抜きましょう。

焼き上がったスポンジ生地には、水蒸気が多く含まれています。
スポンジ生地の中心はやわらかいため崩れやすく、水蒸気が抜けるまでに自重でへこんでしまいます。

焼き上がったスポンジ生地から、余分な水蒸気を手早く抜くことが大切です。

写真でチェック

左:真ん中がへこんでしまったスポンジケーキ
右:しっかり膨らんだスポンジケーキ

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