【cotta tomorrow特別企画】
料理家の先生のレシピ連載。今回はなかしましほさんが登場!
スイーツやパンのトレンドから、昔ながらのおやつまで、韓国で出会った味を、なかしましほさんのフィルターを通してお届けします。
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料理家の先生のレシピ連載。今回はなかしましほさんが登場!
スイーツやパンのトレンドから、昔ながらのおやつまで、韓国で出会った味を、なかしましほさんのフィルターを通してお届けします。
春を告げる野草「よもぎ」。韓国では昔から、餅やスープなど、お料理に使われることが多い食材です。
よもぎの品のある、さわやかな香りは乳製品との相性がよく、フィナンシェ、バターバー、ラテなどにアレンジされていて、若者にも人気。最近、カフェやケーキ屋さんで、よもぎを使ったスイーツやドリンクを見かけることが増えました。
日本でもなじみのある食材で、よもぎは別名「もち草」と呼ばれ、だんごの材料などに使われています。
今回は、よもぎを使ったスコーンをご紹介します。生地には米粉を使うのがポイント。サクッ、ふわっとした食感に焼き上がりますよ。よもぎは乾燥(粉末)を使うと、手軽です。
焼いているあいだも、ふんわり広がるよもぎの香りに癒されます。ぜひ、焼きたての、ほっとする味わいを楽しんでください。
数量:6個分
A(粉類)
米粉(ミズホチカラ菓子用)…130g
てんさい糖…30g
ベーキングパウダー…小さじ1強(5g)
塩…ひとつまみ
乾燥よもぎ(粉末)…大さじ2(5g)
水…大さじ1
バター(食塩不使用)…35g
B(卵液)
溶き卵…1/2個(30g)
牛乳…30g
溶き卵(つや出し用)…適宜
お好みでこしあん…適宜
・バターは1cm角に切り、使う直前まで冷蔵庫で冷やす。
・オーブンは180℃に予熱する。
・卵をボウルに割り入れ溶きほぐし、溶き卵を準備する。
【1】よもぎパウダーは水を加えてなじませておきます。
【2】フードプロセッサーに1とA(粉類)を入れて攪拌。さらにバターを加えて、全体が均一になり、サラサラとした状態になるまで攪拌します。
【3】B(卵液)を加え、しっとりとしたそぼろ状になるまでさらに攪拌したら、生地の準備完了。オーブン用シートを敷いた台に取り出し、ひとつにまとめます。
【4】手のひらの付け根を使って軽くつぶし、カードで半分に切って重ねる作業を2回繰り返します。
【5】めん棒で厚さ2.5cmに伸ばし、生地をカードで6等分にカットします。
【6】オーブン用シートを敷いた天板に間隔をあけて並べ、生地の表面に溶き卵をさっと塗ります。
【7】 180℃のオーブンで20分焼き、表面に良い焼き色がついたらOK。網に取り出し、温かいうちに召し上がれ。
「薬菓」4月25日(木)掲載予定。
お楽しみに。
料理・文/なかしましほ 撮影/広瀬貴子 編集/singt
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【連載】なかしましほさんが案内する韓国のスイーツ、ときどきパン<vol.4 くよもぎと米粉のスコーン>
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