【cotta tomorrow特別企画】
料理家の先生のレシピ連載。今回はなかしましほさんが登場!
スイーツやパンのトレンドから、昔ながらのおやつまで、韓国で出会った味を、なかしましほさんのフィルターを通してお届けします。
【cotta tomorrow特別企画】
料理家の先生のレシピ連載。今回はなかしましほさんが登場!
スイーツやパンのトレンドから、昔ながらのおやつまで、韓国で出会った味を、なかしましほさんのフィルターを通してお届けします。
韓国でとうもろこしといえば、これまで一般的だったのは市場や街角に並ぶ「もちとうもろこし」。身は薄紫か白っぽい色をしていて、甘みはなく、むっちりとした食感が特徴です。
日本で私たちがよく食べている黄色く甘いとうもろこし(スイートコーン)が韓国にも出回るようになったのは、比較的最近のこと。
韓国では、黄色く甘いとうもろこしは、ピンス(かき氷)やパン、ケーキなど、しっかりと甘いスイーツに使われ、野菜というよりも、果物やおやつに近い存在のようです。
今回は、旬のとうもろこしのやさしい甘さを生かして、砂糖控えめにし、小麦粉を使わないグルテンフリーのチーズケーキにしてみました。
クリームチーズにパルミジャーノレッジャーノを加えることで、グッとコクが増し、表面をこんがりと焼くタイプのバスクチーズケーキによく合います。
数量:直径15cm丸共底〈底が取れないタイプ〉型1台分
とうもろこし(またはホールコーン缶詰 正味100g)…1本
クリームチーズ…200g
てんさい糖…50g
生クリーム(乳脂肪分35%)…150g
卵…2個
パルミジャーノレッジャーノ(パルメザンチーズ)…10g
コーンスターチ…大さじ1と1/2
粗びき黒こしょう…小さじ1/5
結晶塩(フレーク塩または粗めの塩)…少々
・とうもろこしは皮をむき、塩少々(分量外)を加えた熱湯で10〜15分、ふたをして蒸しゆでをする。粗熱をとって包丁で身をそぎ、正味100g計る(ホールコーンを使う場合は水けをきる)
・クリームチーズはラップで包んで電子レンジ(500W)に30秒ほどかけ、指がすっと入るくらいの柔らかさにする。
・パルミジャーノレジャーノはすりおろす。
・コーンスターチはふるう。
・オーブンは220℃に予熱する。
【1】オーブン用シートは約25cm四方に切り、手でくしゃくしゃに丸めてから広げ、型に敷き込みます。
【2】とうもろこしと生クリームを深い容器に入れ、ハンディブレンダーでクリーム状になるまで攪拌します。
【3】クリームチーズ、てんさい糖と、卵を1個ずつ順に加え、そのつどなめらかになるまで攪拌します。
【4】パルミジャーノレッジャーノ、コーンスターチを順に加え、そのつどなめらかになるまで攪拌し、粗びき黒こしょうを加えてさっと混ぜます。
【5】オーブン用シートを敷いた型に流し入れ、220℃のオーブンで35分間焼きます。
【6】型のまま網の上にのせ、冷ましてから冷蔵庫でさらに冷やします。食べやすく切り、塩をふってでき上がり。
「ヨーグルトクリームとブルーベリーのカップケーキ」8月22日(木)掲載予定。
お楽しみに。
料理・文/なかしましほ 撮影/広瀬貴子 編集/singt
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キッチンエイド ハンドブレンダー ホワイト
¥10,868 税込
【連載】なかしましほさんが案内する韓国のスイーツ、ときどきパン<vol.8 く とうもろこしのバスクチーズケーキ>
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