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cotta tomorrow 体にやさしい手作りを

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【cotta tomorrow特別企画】
料理家の先生のレシピ連載。今回は米粉専門家の高橋ヒロ先生が登場!
米粉パンの基本を教えていただきます。

米粉はグルテンフリー、アレルギー対応、ヘルシーと魅力がいっぱい詰まった今大注目の素材です。そしてなにより凄いのは、「米粉で作るパンってとってもおいしい!」ということ。パン作りが初めての人も、米粉を使うのが初めての人も、米粉の魔術師・高橋ヒロ先生がうみだすおいしい米粉パンの世界をぜひおうちでも体験してみてくださいね。

定番を簡単に
米粉のミニ食パン

パウンド型を使って手軽に作れる見た目もかわいいミニ食パン。
米粉本来の甘みを感じられ、米粉パンのなかでも王道のメニューのひとつです。

このレシピの材料
数量:170×80×H62mm のcottaオリジナルパウンド型1台分

A
 米粉(ミズホチカラパン用)…200g 
 きび砂糖…10g
 ドライイースト…4g
 自然塩…3g

ぬるま湯(約37℃〜40℃/指を入れて少し温かく感じるくらい)…160g
米油…10g



下準備

・型にオーブン用シートを敷く。

レッスンスタート

【1】ボウルにAを入れ、泡立て器でよく混ぜる。

【2】1のボウルにぬるま湯と油を加え、ゴムべらでなめらかになりツヤが出てくるまで1分間程度よく混ぜる。

【3】型に生地を流し入れてしっかりラップをし、オーブンの発酵機能35℃で10〜15分間発酵させる。

■発酵前の様子
■発酵後約1.5倍に膨らんだ様子

米粉パンの過発酵はこうなる!

発酵具合は生地が1.5倍ほどになるのが目安ですが、夏の暑い時期など条件によっては一気に発酵が進み、過発酵の状態になることも。キメが粗い焼き上がりになりますが、問題なく食べることができます。
発酵の状況は季節によっても異なるので、夏は短め冬は長めに設定すると良いでしょう。

■過発酵の状態
■焼き上がりの生地のキメが粗い

【4】オーブンを160℃に予熱する。オーブン用シートをふんわりとかぶせ、さらにアルミホイルをドーム状に2重にかぶせて蒸気を逃さないようにしっかりと脇をつまみ留める。
160℃に予熱したオーブンで10分間、200℃に上げて15分間、さらにアルミホイルを取って200℃で12分間焼く。
アルミホイルを取る時は蒸気が吹き出るので火傷に注意。焼き上がったら型から外す。
※ガスオーブンの場合は設定温度を10℃〜20℃下げる。

米粉の食パンは乾燥に注意!

米粉の食パンは乾燥しやすいので、粗熱が取れる前にキッチンペーパーとラップで包んで乾燥を防ぎます。

アレンジレシピ
「枝豆とチーズのミニ食パン」

ソーセージやコーンはたまたレーズンなど、加える具材でアレンジ自在なところが魅力の米粉の食パン。 チーズと枝豆を加えれば、食べ応えが増してお惣菜パンぽい味わいに。

  【手順】

【1】「米粉のミニ食パン」の作り方2の最後で冷凍枝豆(解凍したもの)30gとプロセスチーズ30gを加えて全体を手早く混ぜる。
【2】型に生地を流し入れてしっかりラップをし、オーブンの発酵機能35℃で10〜15分間発酵させる。
【3】オーブンを160度に予熱する。オーブン用シートとアルミホイルをかぶせる。
【4】160℃に予熱したオーブンで10分間、200℃に上げて15分間、さらにアルミホイルを取って200℃で12分間焼く。

高橋ヒロ先生のレシピ連載
次回はこちら

米粉の丸パン!
10月12日(木)掲載予定。お楽しみに。

PROFILE

高橋ヒロ先生

米粉専門家・フードコーディネーター・フードコンサルタント。
米粉専門教室「hiro-cafe」主宰。
子どもの食にまつわる体調不良をきかっけに米粉に出会い、レシピの研究開発をスタート。
以来これまでに研究してきた米粉の種類は数百にものぼる。
徹底した研究と、その研究に裏づけられたおうちで失敗しらずに作れる米粉を使ったレシピは信頼が厚く、ファンが多い。
近著に『米粉100レシピ』(主婦と生活社)がある。

撮影/忽滑谷 なつみ 取材・文/田中 祐子

おすすめ PICK UP!

【連載】高橋ヒロ先生に教わる~人気の米粉パンをはじめよう!~ <Vol.5 定番を簡単に米粉のミニ食パン>