PROFILE

“おいしい企画”専門のフードプランナー。
東京・世田谷に100％ヴィーガンのベーカリーカフェ「Universal Bakes and Cafe」を、東京・中目黒に100％ヴィーガンメニューを提供する飲食店「「Alaska zwei」を構える。食に関わるプランニング、プロデュース、メニュー開発から、料理教室主宰、レシピ・執筆など、多岐に渡り食の魅力を伝える。

おうちでこどもたちに食べてもらいたいのは、カラダにやさしい材料でできたもの。

ゆっくりできる休日に、ほっとする味わいのあんぱんを作ってみませんか。今回は、ミニマフィン型を使って、こどもも食べやすいミニサイズに仕上げます。成形がラクチンなのもポイントです。

あんこは、さらしあんを使うからとっても簡単。丸める作業をお子さんに手伝ってもらうのもいいですね。

このレシピの材料
数量:cotta ミニマフィン型 12個分

【パン生地】
　強力粉(春よ恋100%)…135g
　微粉砕全粒強力粉(なければ薄力粉)…30g
　薄力粉(ドルチェ)…30g
　甘酒(2倍濃縮タイプ)…90g
　ソイレブール ラフィーネ…9g
　インスタント ドライイースト…3.2g
　塩…2.2g

【甘酒あん】
　さらしあん…45g
　甘酒(2倍濃縮タイプ)…120g
　ソイレブール ラフィーネ…15g

【仕上げ用】
　濃久里夢(コクリーム)(なければ無調整豆乳・特濃タイプ) …適量
　けしの実(なければ白いりごま)…適量

【Point1】砂糖を使わない「甘酒あん」

さらしあんに甘酒を加えて、砂糖を使わず、風味豊かなやさしい甘さのあんを作ります。また、「ソイレブール」を加えることでコクが出て、なめらかな口当たりに。
残った「甘酒あん」は、食パンに塗ったり、あんみつなどのおやつにどうぞ。

【Point2】こどもが食べやすい味を追求した生地の配合

「春よ恋」は親しみやすいもっちり感と甘みを、「ドルチェ」は歯切れ良く軽い生地にしてくれる役割をしてくれます。
さらに、たっぷりと栄養をとれる全粒粉をミックス。「ソイレブール」を使うことで生地がパサつかず、どんどん食べたくなる味わいに。

【Point3】「こくりーむ」で、こんがりおいしい焼き色に

生地に「こくりーむ」をしっかり塗ると、こんがりおいしそうな焼き色がつきます。もしなければ、成分無調整で特濃タイプの無調整豆乳で代用してもOKです。

甘さ控えめのあんで、おやつにはもちろん、朝食にもぴったりです。
食べる前に少しトーストすると、さっくりと軽い食感になります。また、切り目を入れてソイレブールをのせ、あんバターにするのもおすすめです！

砂糖を使わない甘酒あんの
こどもあんぱん

大皿彩子

取材・文/singt　撮影/田中舘裕介

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