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cotta tomorrow 体にやさしい手作りを

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麹って体に良さそうと気になっているものの、まだ試したことがない。そんな人にぴったりの簡単レシピを麹の魅力とともに、麹料理研究家の阿部かなこさんに教わります。

阿部かなこさんのプロフィールはこちら

麹を始めたきっかけは腸活
腸が整うと肌もきれいに

阿部さんが麹生活を始めたきったけは、腸活。
「元々体が弱くてありとあらゆるものを試しましたが、どれも続かなくて。最終的に私に一番合っていたのが麹だったんです。腸が整うと、日常生活の全てがうまくいくことを実感しました。心や体が整うだけでなく、肌にまでも影響するとは驚きでした。

麹を食生活に取り入れてから、周りの人に肌がきれいだねと褒めていただくことが増えましたし、今ではファンデーションなしでメイクは下地だけで十分。これって女性にとって嬉しい効果ですよね!」

麹だけは無理なく続けられた

「たまたま母からすすめられた塩麹を使ってみたのが、麹との出会いでした。
半信半疑で取り入れたら、いつもの料理が塩麹を使うだけでおいしくなったんです。そこからはすっかり麹調味料の虜になってしまって。今までサプリメントや無添加にこだわって作る料理を試しても続かず定着しなかったのですが、麹だけは手軽さから自然と習慣になりました」

使い方はとっても簡単
調味料を麹調味料に換えるだけ

麹調味料を日常でどのように取り入れたらいいですか?

「普段使っている塩や醤油などの調味料を塩麹や醤油麹に置き換えています。
これだけで料理の味がまとまって、甘みとうまみが増すんですよ。麹調味料さえあれば市販の〇〇の素に頼らなくても、十分おいしくなります。複数の調味料を組み合わせる必要もないので、料理が苦手な人ほど麹を活用して欲しいですね」

炊飯器でひと晩おくだけ
まずは塩麹を作ってみよう

麹調味料の中でも一番出番が多い塩麹。
肉や魚を漬け込んで柔らかくしたり、塩の代わりとして気軽に使えるから作っておくと重宝します!

材料はたったの3つ

※STEP1は最初から保存瓶や袋の中で混ぜてもよい。 ※保温後、麹に水分が浸っていなかったら水10〜20mlを足す。

塩麹生活スタート
阿部さんおすすめの食べ方

阿部さんが麹生活を取り入れている中で、繰り返し作っているメニューをご紹介。
どれもすぐに真似できるものばかりなので、ぜひレパートリーのひとつに加えてみてくださいね。

阿部かなこ

イチオシはコレ!
『ねぎ塩チキン』


鶏肉とねぎを切ったら、あとは漬けて焼くだけの手軽さが魅力! 塩麹のうまみが加わることで、味に深みとコクが出るから驚きです。

阿部かなこ

塩麹で漬け込む
『鮭とあおさの塩麹唐揚げ』


塩麹のうまみがしっかり染み込んで、ふっくら柔らかな食感に。あおさの風味があとを引きます。レモンをキュッと絞ってどうぞ。

阿部かなこ

作り置きOK!
『にらと青じその万能香味だれ』


作り置きできる万能だれは、忙しいときの強い味方。
我が家では、豆腐やソテーした肉や魚にかけるほか、蒸し野菜にかけたり、しゃぶしゃぶのたれとして大活躍しています。にんにくとごま油をきかせた中華風の味わいです。

阿部かなこ

ふっくら柔らか!
『塩麹サラダチキン』


塩麹を仕込んだら、ぜひ試してもらいたいのがサラダチキン。
もみ込んでお湯に入れて放置するだけで柔らかくジューシーに! 薄く切ってサラダやサンドイッチの具にしたり、作っておくと便利です。

阿部かなこ

野菜がモリモリ食べられる
『レタスとオクラの塩麹サラダ』


塩麹とはちみつの甘味がアクセント。どんな野菜とも合う、まろやかな酸味のフレンチドレッシングです。

阿部かなこ

コンソメやだしは不要!
『トマトともずくのさっぱり塩麹スープ』


塩麹さえあれば、コンソメやだしはいらないんです。食物繊維が豊富なもずくをどっさり入れて、デトックス効果をアップ。

麹調味料作りのQ&A

はじめての麹作りはわからないことがたくさん!
発酵の目安や使う材料など、塩麹作りの疑問を解決します。

Q.そもそも麹ってどんなもの?

A.麹とは米や麦などの穀物に麹菌を繁殖させたもの。

作る工程で発酵が進み、体にいい菌を豊富に含む発酵食品です。食材を柔らかくしたり、消化吸収をよくしてくれる働きがあります。 今回使う麹は米麹。麹にはできたてそのままの生麹と、乾燥させた状態の乾燥麹の2種類があります。阿部さんは扱いやすい乾燥麹を愛用。生麹を使う場合は、麹自体に水分が含まれているので、レシピの水分量をやや少なめに調整してみてください。

Q.この色食べて大丈夫?
発酵と腐敗の境目とは?

A 麹調味料の色や味に正解はありません!

麹調味料の仕上がりに正解はありません! 使う材料も作る環境も人それぞれなので、見た目や味は違って当然なんです。 今回紹介している炊飯器の保温機能を使う方法は、温度が約60℃と一定に保たれているためカビや腐敗をする心配なし。常温発酵で作った場合、混ぜ忘れると白い産膜酵母菌という、味噌とかぬか漬けにできるカビが生えることがありますが、これは体に害があるものではないので、発生したらその部分だけを取り除けばOK。万が一瓶の縁にカビが生えてしまったら、ペーパーなどできれいに拭いておけばそのまま食べ続けても大丈夫です。

Q.塩の種類で味は変わる?

A.使う塩の種類によって麹調味料の味は変化します。

塩麹に使う塩は、ミネラルを多く含むまろやかな塩味の自然塩がおすすめ。cotta tomorrowでは、しっとりした粒子の粗いものからサラサラなものまで、幅広く取り扱っているので好みのものを見つけてみてください。

Q.作った塩麹の保存期限は?

A.最長6カ月も保存がききます。

冷蔵の場合は約3ヶ月間。冷凍の場合は約6ヶ月間保存可能。 冷凍庫に入れても完全には凍らないので、使うごとに清潔なスプーンですくって使うのもおすすめです。
※保存期間はあくまで目安です。

Q.手作りと市販の塩麹の違いは?

A.手作りの塩麹は、麹菌も酵素も生きたまま。

市販の塩麹の多くは、品質を安定させるために高温殺菌やアルコールを添加して発酵を遅らせている違いがあります。手作りと市販品で菌の種類は変わりますが、大切なのは腸にいい習慣を続けること。どちらを取り入れてもOKです。

米麹と玄米麹の違いとは?

A.米麹は甘みがあり、玄米麹は米麹よりも香りが強い。

玄米麹は米麹よりも香りが強く苦みや深いコクがあります。対して米麹は甘みが強いのが特徴。栄養面では、玄米麹は米麹と比べてビタミンや食物繊維、ミネラルなどを多く含みます。玄米麹で塩麹を作るときは麹の芯が残りやすいので、少し長めに発酵させてください。

Q.発酵完成の目安は?

A.麹に芯がなくなり、塩気がマイルドになったらOK。

麹に芯がなくなり、少しなめてみて、塩気がマイルドになったら食べごろ。水にとろみがつくのもでき上がりのサインです。

PROFILE

阿部かなこさん

麹料理研究家。佐賀県在住。麹料理のオンラインサロンを主宰する傍ら、麹ブランドのプロデュースも手掛ける。Instagram 麹のある暮らし@mutenkanakoにて、日々情報を発信。近著に『からだにやさしい 麹こんだて』(大和書房)があり。
撮影/寺澤太郎 取材・文/出口雅美(maegamiroom)

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