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濃厚パンナコッタのレシピ【生クリーム200mlパック使い切り】

date
2023/05/16
writer
nozomi
category
お菓子作り

濃厚なおいしさ!幸せスイーツ・パンナコッタ

今回のコラムでご紹介するのは、イタリア生まれのお菓子・パンナコッタ

スーパーなどで売っている、一般的な200mlパックの生クリームが使い切れるレシピをご提案します。

失敗を防ぐポイントや、シンプルなパンナコッタをかわいくするアレンジ方法もお教えしますよ。

パンナコッタとは

パンナコッタとは、生クリームと牛乳に砂糖を入れ、ゼラチンなどを使って冷やし固めたスイーツ。

イタリア語で「パンナ=生クリーム」「コッタ=煮つめる」という意味があり、名前の通り全ての材料を煮て作ります。

ハンガリー出身のバレリーナが恋人のために作ったのがはじまりという説など、その発祥には諸説あるパンナコッタ。
ぜひ大好きな人のために作ってほしいです。

材料4つ!基本のパンナコッタのレシピ(150mlプリンカップ4個分)

濃厚な風味となめらかな食感。アガーを使用して、口どけにこだわったパンナコッタのレシピです。

材料

  • 生クリーム(乳脂肪分43%)…200g
  • 牛乳…200g
  • グラニュー糖…50g
  • アガー…7g

作り方

  1. 鍋に牛乳と生クリームを入れ、20℃まで温める。

  2. グラニュー糖とアガーをよく混ぜる。

  3. 一度に入れず、少量ずつ1に振り入れ、よく混ぜる。

  4. 火にかけて沸騰したら、弱火にして1分間加熱する。

  5. こす。

  6. とろみが少しついたら型に流す。

  7. ラップをし、冷蔵庫で3時間ほど冷やす。

  8. 完成!

パンナコッタ」の詳しいレシピページはこちら。

レシピのポイント

なめらかな口どけに仕上げるためのポイント2つ、をお教えします。

ポイント1.アガーをしっかり溶かす!

アガーは粒子が細かいため、直接水分に混ぜるとダマになってしまうなど、溶けにくい素材。

溶け残りがあると本来の効果が発揮されず、液体が固まらない原因になります。

この失敗を防ぐためには、4つの注意点を守ってアガーをしっかり溶かしましょう。

  1. グラニュー糖と混ぜる

  2. 冷たい液体に混ぜない(常温くらいの液体に入れましょう)

  3. 液体に一度に入れず、少量ずつ振り入れる

  4. 液体の温度を90℃以上にしてしっかり煮溶かす

ポイント2.分離を防ぐ!

牛乳と生クリームは、比重が違う液体。
容器に流して冷めるまでに時間がかかると、分離してしまうことがあります。

この画像、2層(下部が半透明)になっているのがわかるでしょうか?

分離を防ぐためには、熱いまま型に流さないことが大切。液体がある程度冷めてから、型に移しましょう。

アガーは30℃くらいで固まるので、型に流すタイミングはとろみが少しついた頃。具体的には、50℃くらいで容器に流すのがおすすめです。

冷めすぎると型に移す前に固まってしまうので、注意してくださいね。

アレンジ提案

そのままでもじゅうぶんおいしいパンナコッタ。シンプルな味わいはアレンジしやすく、さまざまな食材との相性が抜群です。

特にフルーツやゼリーなどと組み合わせると、華やかな印象の見た目にできますよ。

チョコレートといちごの輪切りをトッピング

季節のフルーツやジャム、ソースを添える

ゼリーやアイスをのせてパフェ風に

いちごのパンナコッタパフェ」の詳しいレシピページはこちら。

簡単・おいしい!パンナコッタでデザート作り

パンナコッタはとっても簡単なので、隙間時間にササッと作れるデザート。

季節のフルーツやゼリーなどを使って自分好みにアレンジもできるので、飽きずに楽しめます。容器を変えるのも良さそうですね。

コツさえ守れば失敗なし!おやつとしても人気のパンナコッタにチャレンジしてみてくださいね。

【おすすめの特集】パンナコッタレシピパンナコッタレシピの特集はこちら

date
2023/05/16
writer
nozomi
category
お菓子作り
注:記事内容やレシピ・画像の転用・掲載などの二次利用はお断りしております。

かわいいスイーツ大好きなnozomiです。 スイーツコーディネーターとしてお菓子作りのお仕事をしています。 お菓子教室開催しています。

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