種類いろいろ、チーズケーキ
一言でまとめてしまうには、あまりにもさまざまな種類がある「チーズケーキ」。
ベイクド・スフレ・レア・ニューヨーク。そしてここ最近流行っているバスク風も!
そんなチーズケーキの中でも、今回ご紹介するのはチーズテリーヌ。バスク風のように濃厚なイメージですが、全く違う味わいが楽しめるスイーツです。
話題のチーズテリーヌ
テリーヌとは、もともとは「テリーヌ型」を使って作られたフランス料理の一種。四角いフォルムが特徴的な料理のことを指します。
最近ではお料理だけに限らず、お菓子でもテリーヌと呼ばれているものがたくさん。
その代表的なものが、チーズテリーヌ。
濃厚な味わいと、まったりとした食感が特徴です。
なめらかチーズテリーヌのレシピ
今回は、身近なパウンド型を使ってチーズテリーヌを作るレシピをご紹介します。
作り方は、材料を順番に混ぜていくだけととっても簡単。
レシピのポイントは、ゆっくりと丁寧に混ぜること。そうするとなめらかで濃厚なチーズテリーヌが出来上がります。
材料(内寸:210×80×H60mm、底寸:200×70mmのパウンド型1台分)
- クリームチーズ…200g
- サワークリーム…90g
- グラニュー糖…80g
- 全卵…60g
- 卵黄…20g
- 生クリーム…200g
- バニラペースト…適量
- コーンスターチ…10g
下準備
- 型に紙を敷いておく。
- クリームチーズとサワークリームを常温に戻しておく。
- 卵黄と全卵を合わせてほぐし、常温に戻しておく。
- 焼成時に使うお湯を用意しておく。
- オーブンを焼成温度より20℃高い設定温度で予熱しておく。
*電子レンジ可。レンジ使用の場合はかけすぎに注意してください。
作り方
- クリームチーズとサワークリームをボウルに入れ、なめらかになるまでホイッパーで混ぜる。
- グラニュー糖を一度に入れ、ゆっくりとホイッパーで混ぜる。
- 卵を3回に分けて加える。
- 生クリームを3回に分けて加える。
- バニラペーストを加えてホイッパーで混ぜる。
- コーンスターチを一度に加えてホイッパーで混ぜる。
- 下準備で紙を敷いたパウンド型に生地を流し入れる。
- 焼成する。
- 焼き上がったら、型ごとケーキクーラーに置いて冷ます。
- 一晩冷蔵庫で冷やしたら、好みの厚さにカットして、出来上がり。
*早く混ぜないように気をつけてください。
*加えるたびにゆっくりとホイッパーで混ぜ、きれいになじんだら次の卵を入れて同じように混ぜてください。
卵1回目投入。
卵2回目投入。
卵3回目投入。
*卵と同じように、加えるたびにゆっくりとホイッパーで混ぜ、きれいになじんだら次の生クリームを加えましょう。
材料を加えるごとに混ぜやすくなりますが、早く混ぜないように気をつけてください。
生クリーム1回目投入。
生クリーム2回目投入。
生クリーム3回目投入。
今回、2パターンの焼成方法をお伝えします。
【四隅にお湯を入れたカップを置いて焼く方法】
オーブン皿の四隅にお湯を入れたカップを置き、真ん中に生地の入った型を置いて焼成。
電気オーブン、160〜170℃で70〜75分間。
ガスオーブン、150〜160℃で65〜70分間。
【湯せん焼きする方法】
バットの中に布巾を敷いてお湯を入れ、生地の入った型を入れ焼成する。
*お湯の量は、型を入れたときに半分くらいまでくるのを目安に。
電気オーブン、180〜190℃で20〜25分間。
ガスオーブン、170〜180℃で20〜23分間。
どちらの焼き方でも、オーブンによって火力が違うため、焼成温度・時間を調整してください。
焼きムラ防止のため焼成中に何度かケーキの向きを変えると◎
焼成方法について
サビやすいブリキ製や液漏れしやすい構造の型は、湯せん焼き不向きです。そんなときは、ご紹介したプリンカップにお湯を張る焼成方法をお試しください。
液漏れしやすい型を使う場合は、アルミホイルなどで型を覆う対策も忘れずに。
サビにくい素材の型をお使いの場合は、湯せん焼きOK!
「パウンド型でなめらかチーズテリーヌ」の詳しいレシピページはこちら。
チーズテリーヌならではの食感を楽しんで
濃厚でなめらかなチーズテリーヌ。
丁寧にゆっくり混ぜ、蒸気の力を借りて低温でじっくり火を入れることで、独特の食感が楽しめるお菓子です。
ぜひ一度お試しください。