小麦粉不使用!グルテンフリーのフォンダンショコラを作ろう
しっとりほろりとしたココア生地から溢れて出てくるチョコレート。
フォンダンショコラは、比較的簡単に作れて、普段のおやつはもちろん、バレンタインの定番ともいえるスイーツではないでしょうか。
今回は、小麦粉不使用のフォンダンショコラのレシピをご紹介します!
フォンダンショコラとは
フォンダンショコラのフォンダンとは、フランス語で「溶ける」という意味。
その名の通り、生地からとろりとチョコソースが流れ出る温かいチョコレートケーキです。
フォンダンショコラの歴史は意外と最近で、1981年にフランス人シェフのミッシェル・ブラス氏が考案した「クーラン・オ・ショコラ」というお菓子が原型とされているのだそう。
現在はいろんなパティスリーでレシピが生まれ、あえて半生で仕上げるものや、中にガナッシュを入れて焼き上げるものなどに進化しています。
小麦粉なしで作る、フォンダンショコラのレシピ(直径6cm程度のもの4個分)
濃厚なおいしさが楽しめるフォンダンショコラです。
バレンタインにもぴったりな簡単レシピです♪
ガナッシュを作る
材料
- スイートチョコレート…70g
- 生クリーム…60g
作り方
- 手鍋にチョコレートと生クリームを入れて弱火で加熱し、なめらかな状態にする。
- ボウルの底を氷水に当てて冷やす。固まってきたら4等分してラップにのせ、俵形に包んで冷凍庫に入れておく。
チョコレート生地を作る
材料
- チョコレート…75g
- 無塩バター…75g
- 卵黄…2個
- ココアパウダー…30g
- 卵白…2個分
- 砂糖(グラニュー糖)…40g
下準備
- 型にオーブンシートを敷いておく。
- ココアパウダーをふるっておく。
作り方
- バターとチョコレートをボウルに入れ、レンジでなめらかに溶かす。
ここまで終わったらオーブンを200℃に予熱開始。
- 卵黄を入れて泡立て器でよく混ぜる。
ふるっておいたココアパウダーを入れ、ダマにならないようによく混ぜる。
- 卵白とグラニュー糖を別のボウルに入れ、ツノがお辞儀するくらいの状態を目安にメレンゲを作る。
- メレンゲの1/3をチョコレートのボウルに入れてよく混ぜる。
- 残りのメレンゲの半分をチョコレートのボウルに入れてざっくりと混ぜる。
最後のメレンゲは、ゴムベラを使って底から返すようにしっかり混ぜ合わせる。
- 出来上がった生地を絞り袋に入れ、オーブンシートを敷いた型に等分に入れる。
*後で生地をかぶせるため、半量残しておく。
- 冷凍しておいたガナッシュを生地の真ん中に押し込み、残りの生地を上から絞る。
*ガナッシュは底まで押し込みすぎないように注意!
- 200℃のオーブンで12分間焼成する。
- 焼き上がったらすぐにオーブンから取り出す。
3分間ほど置いて、粗熱が取れたら型を傾けて取り出す。
- 完成。
ナイフでカットすると、中からチョコソースがとろ〜り♪
表面に粉糖を振りかけたり、アイスや生クリームを添えたり、いちごを飾ったりしてもすてきです。
「小麦粉なし♪簡単フォンダンショコラ」の詳しいレシピページはこちら。
レシピのポイント
生地には火を通しつつ、ガナッシュ部分はとろりと仕上げたいフォンダンショコラ。
このレシピのポイントは、ずばり加熱温度と時間!
生地にしっかり火を通そうと焼成時間を延ばすと、写真のようにガナッシュまで火が入ってしまいます。
チョコが生地に染み込んで、これはこれでしっとりおいしいガトーショコラのようなケーキですが、フォンダンショコラとはいえませんね。
レシピの温度と時間を参考に、とろける仕上がりを目指しましょう。
冷めても大丈夫!レンジ加熱でとろけるチョコが楽しめる
焼きたてがおいしいフォンダンショコラ。でも、作っておいて後から温め直すことも可能です。
ラップをかけず、600Wの電子レンジで30秒間ほど温めればOK!
焼き上がりと同じようにとろりとチョコが流れます。
小麦粉を使うフォンダンショコラの注意点
人気の高いフォンダンショコラには、さまざまなレシピがあります。
小麦粉(薄力粉)を使用したレシピで中心を半生で仕上げる方法は、小麦粉の加熱不足により食べるとお腹を壊してしまうことも。見た目は成功しているように見えますが、火の通っていない小麦粉を食べるのは危険です。
小麦粉の入ったレシピを選ぶ場合は、粉にしっかり火が通るレシピを選びましょう。
自宅で食べる場合もプレゼントする場合も、レシピ選びが重要です。
温かく濃厚なチョコスイーツ・フォンダンショコラ
バレンタインにもぴったりの、小麦粉なしで作るフォンダンショコラのレシピをご紹介しました。
加熱温度と時間に気をつけて、とろける食感をお楽しみください。