ユニークでかわいい♪とび箱パウンドケーキを作ろう
皆さんは、松永製作所の『とび箱パウンド型』をご存じでしょうか。
その名のとおり、パウンドケーキをとび箱の形に焼き上げることのできる、遊び心溢れる楽しい型です。
今回はこの型を使ったとび箱パウンドケーキのレシピと、きれいに仕上げるためのポイントをご紹介します!
とび箱パウンド型ってどんなもの?
とび箱パウンド型は、内寸108×98×H97mm、底寸95×60mmと、大きすぎず小さすぎずの手頃なサイズ。
素材の違うゴールドとシルバーの2種がありますが、どちらも内側はシリコン加工されているので抜群の型離れ◎
パウンドケーキだけでなく、パンもきれいに焼けますよ。
とび箱パウンドケーキ(コーヒー×チョコ)のレシピ
トップをホワイトチョココーティングして、よりとび箱らしく仕上げました。
材料(とび箱パウンド型1個分)
コーヒー生地
- 卵…95g
- グラニュー糖…95g
- コーヒーパウダー…大さじ1
- バター…75g
- 太白ごま油…20g
- 薄力粉…95g
ガナッシュ
- チョコレート…20g
- 生クリーム…20g
仕上げ用
- コーティングチョコ(ホワイト)…約40g
作り方
- 生地を焼く。
- しっかり寝かせてからスライス。
- ホワイトチョコでコーティング。
- ガナッシュをサンド。
- 全て重ねたら、数字を書いて完成♪
「とび箱パウンドケーキ(コーヒー×チョコ)」の詳しいレシピページはこちら。
ジャムサンド版「とび箱パウンドケーキ(バニラ×ラズベリー)」のレシピはこちら。
以前制作したレシピでは、スライスした生地にジャムをサンドしてとび箱の段を作り、数字を書いてばっちりとび箱!と思っていたのですが、クッションの部分をちゃんと白く仕上げることで、さらにとび箱感が増しました!
きれいに仕上げるための4つのポイント
ポイント1.型準備
角をきれいに出すため、敷き紙は使っていません。
離型性の良い型なので神経質になることはありませんが、表面の仕上がりが好みなのもありブーレ・ファリネ(バターを塗って粉をはたく)をしています。オイルスプレーなどのご使用はお好みで。
- 型にやわらかくしたバターを薄く均一に塗り、生地を作る間冷蔵庫で冷やしておく。
- 生地が出来上がったタイミングで型に強力粉をまぶし、余分な粉をしっかり落として薄い膜を作ればOK。
丁寧に準備することで、使い込んでもきれいに焼けると思いますよ。
ポイント2.スライス
真っすぐスライスしたいので、アクリルルーラーを使うのがおすすめ。
レシピでは、1cmと5mmのものを重ねて1.5cm厚にしています。
最後2~3cm手前で止め、反対側から刃を入れることで角が欠けにくくなりますよ。
ポイント3.チョココーティング
使うコーティングチョコは少し多めになりますが、なるべく失敗のない方法をご紹介します。
- オーブンペーパーを敷いたところにケーキクーラーを置く。
- コーティング用チョコレートを溶かし(約40℃)、周りに流して側面を覆った後、中央に流す。
- 中央を軽くたたくようにしてチョコを広げ、ケーキクーラーに振動を与えて余分を落とす。
- パレットナイフやドレッジで持ち上げて手を添え、用意しておいたオーブンペーパーの上に移す。
隣に、コーティングしたものをのせるオーブンペーパーとパレットナイフ(ドレッジでも可)を用意。
ホワイトのコーティングチョコはスイートより固まりにくいですが、のんびりしているときれいに仕上がらないので、なるべく手早く!
固まりかけで移動すると、表面にしわが寄るなど汚くなってしまうので気をつけて。
※下に残ったコーティングチョコ(くずが入ってしまいます)の処理方法はレシピページに記載しています。
ポイント4.組み立て
組み立てる際に細かな部分に気を配ると、より良い仕上がりに♪
サンドし過ぎない
ガナッシュやジャムが多すぎると、食べるときにくどくなってしまうのはもちろん、サンドした後まわりに出てきてしまう恐れも。
薄いかな?くらいが適量かと思います(レシピには、目安分量の記載あり)。
塗るのは少し内側まで
まわりに流れ出さないようにするためにも、ガナッシュなどを塗るのは少し内側で止めておくと安心。
最上段をのせるときは気をつけて
ホワイトのコーティングチョコは溶けやすいので、のせるときに指の熱で溶かしてしまわないように注意!
手袋をする、パレットナイフを使うなど、手段はいろいろあるのでやりやすい方法で行ってください。
断面も楽しんで♪
見た目がかわいいとび箱パウンドケーキは、断面もおすすめ!
包丁を温めて、トップのチョコを溶かしてカットするときれいに切れます。
ぜひ断面も満喫してくださいね。
とび箱パウンドケーキはアレンジも自在
今回、2種のレシピをご紹介したとび箱パウンドケーキ。ですがサンドするものを変えると、簡単にアレンジできるうれしいスイーツなんです。
バニラ生地ならアプリコットジャムやブルーベリージャム、コーヒー生地ならキャラメルクリームやナッツクリームなどはいかがでしょう?マロンクリームもおいしそう♪
きれいに仕上げるポイントを押さえたら、好みの組み合わせでお楽しみください。