じめじめ湿度の高い梅雨の季節になりました。朝晩の気温差も激しく、また電車やオフィスなどの冷房もきつく感じるこの時期は、体調も崩しやすくなります。
日々を快適に過ごすために、食べ物も、なるべく身体に穏やかで栄養バランスのとれたものを選んでいきたいですね。
今回は、
オートミールがまるでお肉のような味わいの、油も控えめでヘルシーなヴィーガンメンチカツをご紹介します。
湿度で毛穴がふさがり、身体に熱や湿気もこもりやすいこの時期は、不快な体臭も気になるところ。臭いのもとになりやすいお肉のかわりに、オートミールを使ってみませんか。
グラノーラだけじゃない!ダイエットにもおすすめオートミール
オートミールは燕麦(オーツ麦)を加熱・圧縮・乾燥させた全粒穀物です。低GIで血糖値を急上昇させず、水溶性と不溶性両方の食物繊維を、非常に豊富にバランスよく含んでいます。
まさにマクロビオティックで推奨する一物全体(whole foods)、そして心身を安定させてくれる穀物です。
手軽に調理できて、パンよりも身体に負担がかからず、腹もちもよいので、朝、リゾットにして食べるのもおすすめ。
前日の夜、軽くフライパンで炒り、みかんジュースと豆乳を半々にしたものにレーズンと一緒に浸しておけば、朝そのまま食べられて、忙しい朝にも便利です。
また、オートミールは煮ても歯ごたえがあり、適度な脂肪分を含むため、お肉代わりにもなります。
このヴィーガンメンチカツのレシピは、男性やお子様にも大人気!ナチュラルでヘルシーなのに食べて満足感が高くパンチもあるのでぜひ作ってみてくださいね。
合わせて読みたい!オートミールとは?
低カロリーで栄養素たっぷり!オートミールの効果と食べ方
オートミールのヴィーガンメンチカツ
材料(4人分)
- オートミール 1カップ
- 無調整豆乳 1カップ
- 玉ねぎ 中1個(みじん切り)
- じゃがいも 中1個
- パセリ(粗みじん切り) 適量※人参の葉などでもよい
- 米粉(タネ用) 小さじ1
- 塩 小さじ1
- なたね油 大さじ1強
- 米粉(衣用) 1/2カップ(同量の水で溶く)
- パン粉 適量
作り方
① オートミールに豆乳をいれて軽く混ぜラップをして一晩寝かせておく(時間のない時は小鍋に入れて水を大さじ2プラスして、弱火で煮る)
② 皮をむいたじゃがいもを適当にスライスし、ひたひたの水を入れ柔らかくなるまで煮てマッシュしておく。
③ 熱したフライパンに玉ねぎを入れ、塩一つまみ(分量外)を振り透明になるまで炒める。(お好みでフライパンにはなたね油などを少量ひいてから炒めてください)①のオートミール・パセリも入れて更に炒め、水大さじ2(分量外)を加えて水気がなくなるまで軽く煮る。
④ ③に②のじゃがいもと米粉を入れて軽く炒め、塩も加えて混ぜ合わせ、火を止める。
⑤ バットに④を入れ、ある程度冷めたら手に少し水をつけて1cmほどの厚みになるように平らに敷き詰め、スケーラーで切り込みをつける。
⑥ 粗熱をとりラップをして冷凍庫に入れる。(こうすることで型崩れせずきれいに焼くことができます)
⑦ 1~2時間して固まったら、冷凍庫から出して5~10分ほど置く。スケーラーでタネをはがし取り、水溶きの米粉→パン粉の順につける。
⑧ 熱したフライパンになたね油を入れて、⑦を入れて両面をこんがりと揚げ焼きする。
⑨ お好みの野菜と一緒にお皿に盛り付け、ソースまたは下記の簡単トマトソースをかける。
簡単トマトソース
材料
作り方
① パプリカは半分に切り、ヘタと種を外す。軽く塩をふりアルミホイルにくるんで、魚焼きグリルで蒸し焼きする。(しんなりと水分が出て柔らかくなり、甘い良い香りがしたらOK)
② ①を粗みじん切りして、トマトケチャップと和える(滑らかにしたい場合はフードプロセッサーにかけてください)
・じゃがいものかわりにおからを使うのもおすすめです。
・グルテンフリー対応には、米粉などでできたパン粉を使ってください。
・小ぶりに作れば、下の写真のようなパーティメニューにもなります。
【大好評のベジレシピ一覧はこちら】
https://vegewel.com/ja/style/categories/recipe