玄米を毎日食べるなら、少しでも安く買いたいですよね。今回は、普段の食事に玄米を取り入れたいと考えている方に向けて、玄米の概要や栄養素、白米との値段の違いなどについて解説します。加えて、おすすめの安い玄米や、人気の玄米も紹介しているので、ぜひ参考にしてください。
玄米とは
玄米とは、白米のように精米されておらず、ぬか(表皮・胚芽)の部分が残っているお米のことです。玄米は、お米が表皮に包まれているため、白米と比べて見た目が茶色く、プチプチとした歯ごたえがあります。
白米にはあまり味の癖がありませんが、玄米は米ぬかの香りがします。お米本来の香ばしさや甘み、そして硬めで食べ応えのある食感が、玄米の特徴です。玄米には、ビタミンやマグネシウム、食物繊維といった栄養素が多く含まれており、健康意識の高まりとともに注目を集めています。
参考:
農林水産省PDF資料
玄米に含まれる栄養素
前述のとおり、
玄米は、白米と比べてビタミンやマグネシウム、食物繊維が豊富です。他にも玄米には、ビタミンB1やB6、ビタミンEといったビタミン類が多く含まれています。
玄米と白米の値段比較
白米の1kgあたりの値段の目安は、400〜500円程度です。一方、
玄米の1kgあたりの値段の目安は、600〜1,000円程度です。ただし、玄米や白米の値段は、商品のブランドや品質、栽培方法によっても違ってきます。
精製されて販売される白米より、玄米の値段が高いのは、手間や需要が関係しています。玄米は収穫されてそのまま販売されるのではなく、モミ殻や小石などを取り除いて、食用玄米にすることが必要です。また、白米よりも需要が少ないため、採算を合わせるために値段が高くなると言われています。
安い玄米3選
一般的に、白米より高い玄米は、毎日食べると食費を圧迫しやすくなります。しかし、安い玄米を選べば、毎日の経済的負担を減らすことが可能です。
玄米の価格を決定するのは、お米の品種や等級、産地や栽培方法などです。とはいえ、安くても美味しい玄米はたくさんあります。安くて美味しい玄米なら、今まで玄米を食べたことがない方にとっても、玄米デビューのきっかけとして選びやすいでしょう。
はえぬき玄米10kg!【白鷹町産】
山形県白鷹町の
「サンファームしらたか」で育てられた、令和4年産の玄米です。農家からの直送となっているため、価格が抑えられています。品種は「はえぬき」で、等級は一等米です。一等米とは、整粒(きれいなお米)値が70%以上、水分量が15.0%、そして異物混入が15%以下のお米を指します。
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【はえぬき 玄米・石抜き済】 2022年山形県産 10kg入り「特A」獲得23回の実績
山形県産「はえぬき」の玄米で、2022年産の新米です。「はえぬき」とは、山形県の長い日照時間と、昼夜の気温差から生まれた品種です。コシヒカリやササニシキ、あきたこまちなどのおいしさを受け継いでいます。歯ごたえがよく、噛むほどに独特の甘みが広がります。
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愛媛県産 ひのひかり 2021年産 玄米 精米可 10kg
愛媛県産「ヒノヒカリ」の玄米です。愛媛県は、瀬戸内海地域の気候の影響を受け、晴天が多く、降水量が少ない地域です。温暖で日照時間が長いため、多くの地域で稲作が行われています。ヒノヒカリは、コシヒカリと黄金晴が掛け合わせられたブランドで、1989年に誕生しました。
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玄米が安いスーパー
玄米が安いスーパーはいくつかあります。例えば、コープ・イオン・西友・イトーヨーカドーといった全国展開のスーパーでは、玄米が安く売られていることがあります。特に、コープは種類が豊富で、少量から購入することもできるので、とても便利です。
また、地域密着型スーパーの生鮮市場やマックスバリュ、北海道で店舗を展開する北海市場やサツドラ、そしてドラッグストア大手であるツルハなどでも、安く玄米を購入できる場合があります。
玄米が安い通販
通販でも、玄米を安く買うことが可能です。玄米を通販で買う場合は、商品を店舗に陳列しておく必要がない分、割安になる場合もあります。また、生産者から直接購入できるケースもあり、輸送費や人件費がかからない分、安く買える可能性があります。
Amazonや楽天、価格.comといったECサイトなら、値段ソートを活用することで、複数の商品を価格が安い順に並べ替えることも可能です。
人気の玄米4選
ここでは、人気の玄米を4商品紹介していきますので、参考にしてみてください。
キラっと玄米 30kg 国内産
小石や小さなごみはきちんと取り除かれているため、家庭用の精米機にもかけられる玄米です。単一銘柄ではなく、
日本産100%のブレンド米を使用しているため、価格が抑えられています。粒が小さいお米やシラタ(真っ白なお米)が混じっていますが、普段食べるには十分おいしいお米です。
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北海道 規格外 玄米10kg
令和4年・北海道産「ななつぼし」の新米を使った玄米です。等級は規格外で、シラタが多く混ざっていますが、粒はそれほど小さくないため、しっかりと食べられます。「ななつぼし」は、ほどよい甘みと粘り、あっさりとした食感が特徴で、北海道米の中で作付面積が第1位となっています。
Yahoo!ショッピング
玄米30Kg【山形県白鷹町】
山形県西置賜白鷹町産の「コシヒカリ」を使用した玄米です。令和4年産の新米で、等級は一等米なので、しっかりとしたお米の粒が楽しめます。「コシヒカリ」は、お米の王様と呼ばれることがあるほど、不動の人気を築いているブランドです。「コシヒカリ」を造る地域は拡大しており、現在は北海道と沖縄を除く全国で作られているそうです。
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玄米30kg農家侍謹上質米
「ひとめぼれ」と「ハナエチゼン」を掛け合わせたお米です。ほどよい甘みとさっぱりした味わいがあります。また、力強い粘りやもちもち感が特徴です。1粒1粒がしっかりとしていて食べ応えがあります。無料で精米してもらうことも可能です。
楽天市場
玄米のおいしい炊き方
玄米をおいしく炊くためには、下準備が大切です。
玄米は、炊く前に6時間以上水に浸けておくことで、吸水して、ふっくらと炊き上げることができます。水に浸けている間は雑菌が繁殖しないよう、冷蔵庫で保管しておきましょう。
また、炊飯時には塩を入れることで、玄米の味の癖を減らせます。玄米に含まれるカリウムには苦味がありますが、ナトリウムである塩を加えることで中和されます。さらに、玄米のぬかが塩で柔らかくなり、吸水も促進されます。塩の量の目安は、玄米1カップにつき1g程度です。
玄米のおいしい食べ方
そのままでもお米本来の味わいがあり、おいしく食べられる玄米ですが、
おかずと合わせることで、さらにおいしくなります。玄米は味がしっかりとして香ばしいため、味の濃いご飯のお供とよく合います。佃煮や梅干し、味付けのりなどの伝統的なおかずは、玄米をよりおいしくしてくれるでしょう。
また、玄米はごま塩と合わせてもおいしく、お味噌汁との相性が抜群です。ごまや塩、味噌を足すことで、より一層玄米の美味しさを味わえます。
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