チョココルネをおうちで作ってみませんか?
寒い季節になると、食べる機会が増えるチョコレート。
バレンタインも近いので、チョコレートを使ったパンを作りたいという方も多いのではないでしょうか?
今回は、ココア風味のパン生地にチョコクリームを詰め込んだ、ダブルチョココルネを作ってみました。
コルネとは
「コルネ」とは日本で開発された菓子パンです。
円すい状の型(コルネ型)に生地を巻きつけ、巻き貝のような形に焼き上げたパンにクリームを詰めます。
一般的な菓子パンとの違いは、焼き上げた後にクリームを詰めるところ。
クリームを入れて焼かないため、クリーム本来の味が楽しめるところが魅力です。
ダブルチョココルネレシピ
ココア生地で焼き上げたコルネに、チョコクリームをたっぷり詰め込みました。
今回のレシピでは使っていませんが、お好みでラム酒を加えるのもおすすめです。
生地を長く伸ばすので、ゆっくりと無理なく伸ばしましょう。
無理やり伸ばすと、生地が傷む原因になりますので気をつけてください。
*コラム内ではパン生地の作り方のみをご紹介しています。
チョコカスタードの詳しい作り方は、レシピリンクをご参考ください。
材料(7個分)
- 強力粉…190g
- ココア…10g
- イースト…3g
- 砂糖…20g
- 塩…3g
- バター…15g
- 全卵…28g
- 牛乳…70g
- 水…60g
こね~分割
- こね機やホームベーカリーに全ての材料を入れてこねる。
*お使いの機械によって、こね時間は違いますので、調整してください。 - ボウルに移し、ラップをかけて一次発酵する。
室温40分~1時間(室温によって前後します)。
- 生地が2~3倍の大きさになるまで発酵させる。
- 生地を7分割(約53g)し、軽く丸め直す。
ペストリーボードやパンマットの上に置き、ぬれ布巾をかぶせてベンチタイムを15分間取る。
成形~二次発酵
- とじ目を上に置き、軽く手で押さえガスを抜く。
- めん棒を上下にかける。
- 上の生地を真ん中に向かって折る。
- 下からも上の生地と同じように折る。
真ん中で生地が少し重なるようにする。
- 上から締めながら巻く。
- 全ての生地を上記の要領で12cm程度の棒状にする。
その後、手で空気を抜きながら15cm程度の長さに伸ばす。
- 片方は太いまま、少しずつ細くなるように伸ばす。
にんじんのような形(しずく型)になるようにする。
伸びないときは無理やり伸ばさず、ぬれ布巾をかけて休ませる。
休ませることによって伸びやすくなります。
-
最終的に長さ45cm程度まで伸ばす。
- コルネ型に巻いていく(コルネ型にはあらかじめ油脂を塗っておいてください)。
コルネ型は、写真のように人差し指を型の中に入れて、親指を手前に置くように持ちます。
- 親指で生地を押さえながら巻いていく。
生地は引っ張らないように気を付けましょう。
- 巻き終わり。
横から
上から
- 成形終了後、オーブンシートを敷いたオーブン皿に生地を並べる。
巻き始めと巻き終わりを、下になるように置く。
- 二次発酵する。
35℃で30~40分間。
- 発酵後、生地に照り卵(分量外)を塗る。
焼成~仕上げ
- 焼成する。
ガスオーブンで約170℃、8分間。
電気オーブンで約180℃、9分間。
お使いのオーブンによって違いますので、調整してください。 - 焼き上がり後、コルネ型を外し、粗熱を取る。
- 冷めたらチョコカスタードをパンの中に絞り入れる。
- 完成!
チョコカスタードクリームの作り方もご紹介している「ダブルチョココルネ」の詳しいレシピページはこちら。
動画でおさらい
おすすめラッピング
プレゼントするなら、「ワックスポット」を使った簡単ラッピングもおすすめ。
コルネを入れて紐を結ぶだけで、かわいく仕上がります。
「簡単でおしゃれに見えるコルネのラッピング」の詳しいレシピページはこちら。
チョコ好きにはたまらないパン
しっかりとチョコを味わえますが、甘すぎないように仕上げているので食べやすいチョココルネ。
生地も扱いやすく、伸ばしやすくしていますので、ぜひ試してみてください~。