パン作りをフードプロセッサーでしてみませんか?
手ごねだと15分、HBでも20分ほどかかるパン作り。フードプロセッサーでは、なんと2分!
2分で捏ねあがったら、あとは発酵を待ったり、分割・成型したりするだけ。忙しい朝でも、夕飯の準備と並行してでもパン作りが気軽に出来ます。
では、フードプロセッサーでパンを作るときの手順をご紹介していきます。少しだけコツがあるのでチェックしてくださいね。レシピは、我が家の朝食定番の丸パンで作っていきます!
材料
●中力粉…300g
●砂糖…15g
●塩…4g
牛乳…100g
水(ぬるま湯)…95g
イースト…3g
無塩バター…20g(常温にしておく)
ホシノ天然酵母液種…20g
※ホシノを入れると、旨味がぐっと増します。ですので、私は発酵のためではなく、旨味のためにホシノを添加しますが、なくてももちろん出来ます。その場合は、水を10g増やし、イーストを1g増やしてくださいね!
作り方
私はロボクープ3200という機種を使っていますが、クイジナートなど他のフードプロセッサーでも、もちろん作れます!
付属品で最初からパン捏ね用の刃が付いていますので、それをセットしましょう。
まず、30度程度のぬるま湯にイーストを振り入れて、イーストに水を含ませておきます。イーストは水に触れたタイミングから活動をスタートします。
★POINT★
フープロで作る場合、たった2分で捏ねあがってしまいますので、発酵の力を助けてあげるためにも、この作業がポイントになります!
こんなふうに1〜2分でとけます。軽くスプーンで混ぜておいてくださいね。これでイースト液の出来上がりです。
イースト液に牛乳を加えます。
続いて、フープロに●の材料を入れスタートボタンを押します!
生地が混ざり始めたらすぐに、牛乳を加えたイースト液を上から挿入します。材料が混ざり始めてから、上から挿入することで、満遍なく水分を行き渡らせることができます。
ここから約2分で生地が完成します。
20秒程度回したら一度止めます。
底や側面に残ってしまった粉をヘラでまとまった生地に合わせます。
スタートボタンを再度オン。すごいスピードで捏ねますので、うまく写真もとれません。(笑)
再開して30秒程たったら、バターを投入します。
一番最初からカウントして、約1分半の生地の状態です。
ほとんどまとまっていますが、まだきれいなグルテン膜は出来ていません。
一番最初からカウントして、約2分の生地の状態です。
きれいなグルテン膜が出来ました!さて、ここでポイントがあります。
★POINT★
モーター稼働の熱によりこのタイミングで生地が暖かくなっている場合があります。また、夏場は特に生地が温まってしまいます。冷たい牛乳を使ったり、粉を冷やしておいたりすることで、出来上がりの生地の温度を調整しましょう。
捏ね上げの生地温は27度くらいがベストです。もし27度以上になっている場合は、生地を野菜室で休ませながら一次発酵をとれば大丈夫です。温まってしまっているのに、常温で一次発酵をとると、過発酵になってしまいます。
出来上がった生地を丸めてボールに入れ、2倍になるまで一次発酵です。
今回は生地が暖かくなりすぎていたので、野菜室で15分、常温で20分の一次発酵をとりました。それがこの状態です。
12個程度に分割して丸めなおし、10分ベンチタイムです。
ここで測りながら分割すると全てのパンが同じサイズに綺麗に出来ますが、うちの場合は目分量です(笑)
ベンチタイム後、再度丸め直して1.5〜2倍程度になるまで2次発酵です。
約40分くらいです。2次発酵を始めて15分くらいたったら、オーブンの余熱を始めておくと良いでしょう。250度に余熱をしておきます。
オーブンに入れる直前に小麦粉をふってクープを入れ、お好みでバター(分量外)を挟みます。バターを挟むことで、蒸気がなくてもきれいにクープが開きますが、カロリーは上がりますので(笑)クープなしでも、バターなしでも、美味しく出来ますので大丈夫です。
余熱していたオーブンを220度に下げ、19分、190度に下げ5分程焼いたら完成です!
まとめ
いかがでしたか?
フープロをお持ちでしたら、是非おすすめしたいパン作りです!
個人的には手ごねやHBよりきめ細やかで、美味しい生地ができると思います!