黒糖パンを作ってみよう!
独特の香りと味がある黒糖。
だからこそ、風味をうまく生かして黒糖を楽しめる使い方をしていきたいですよね。
今回は黒糖のおいしさを引き出した、黒糖ベーグルのレシピをご紹介します。
黒糖とはどんなお砂糖?
黒糖は、黒砂糖とも呼ばれています。
原材料はサトウキビ。
色は黒く、独特な香りと味が特徴です。
沖縄と鹿児島が日本の生産量の大半を占めており、徳島や香川などでも作られています。
黒糖の栄養素
「黒糖は、白いお砂糖より体に良さそう」と、そんなイメージをお持ちの方も多いのではないでしょうか?
黒糖はサトウキビの絞り汁を煮詰めて作られます。
そのため、サトウキビ自体の栄養が豊富。
ビタミン類やミネラルなどがたくさん含まれているのです。
また気になるカロリーも、白いお砂糖に比べて100gあたり約30kcalほど少なめ。
そんなことを知ってしまうと、ついつい使いたくなりますね!
黒糖ベーグルレシピ
かめばかむほど黒糖の味わいが深くなる、むっちり黒糖ベーグルです。
アクセントにジンジャーピールを入れていますが、苦手な方はなくても大丈夫。
ジンジャーピールの代わりに、くるみなどのナッツ系を入れても合うかと思います。
材料(4個分)
- 強力粉…250g
- イースト…2g
- 塩…5g
- 黒糖…50g
- 水…145g
- ジンジャーピール…20g
下準備
- ケトリング用に大きめの鍋に水を入れておく。
*ケトリングとは、焼く前に生地をゆでる工程のことをいいます。 - オーブンを焼成温度の20℃高い温度で予熱しておく。
作り方
- こね機やホームベーカリーにジンジャーピール以外の材料を入れてこねる。
お使いの機械によってこね時間は違いますので、調整してください。
- 生地を4分割にして軽く丸め直し、ペストリーボードやパンマットの上に置く。
ぬれ布巾をかぶせて、ベンチタイムを15分間取る。
- 生地を軽く手で押さえて、めん棒を上下にかける。
横長になるように向きを変える。
- 一つの生地に5g程度のジンジャーピールをのせて、手で押さえる。
このとき、左右どちらかの端にはピールをのせないようにする。
- 上から1/3くらいのところで生地を折る。
- 下からも折る。
真ん中で少し生地が重なるようにする。
- 生地を上から締めながら巻く。
- 長さ約22cmまで伸ばす。
- ピールの入っていないほうの生地にめん棒を当て、平らにする。
- 平らにした生地で反対側の生地を包み、ドーナツ型にする。
- オーブン皿にオーブンシートを敷き、その上に生地を置く。
最終発酵(二次発酵)、35℃で約20分間。
画像のように、少し大きくなる程度でOK。
*クッキングシートをベーグル一つずつの大きさにカットしておき、その上に生地を置いて発酵させるのもおすすめ。
発酵後に行うケトリングの際に、クッキングシートごと鍋に入れられるので移動が楽です(クッキングシートは自然に剥がれてきます)。 -
下準備で用意した鍋を火にかけ、沸騰させる。
そこに砂糖大さじ1(分量外)を入れる。
生地のとじ目を下にした状態でお湯に入れ、30秒間ゆでる。
裏返して、さらに30秒間ゆでる。
*この一連の流れが「ケトリング」です。
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オーブンシートを敷いたオーブン皿の上に生地を置き、表面に卵白(分量外)を塗る。
卵白を塗ると、きれいな艶のある焼き上がりになります。 - 焼成する。
ガスオーブン、約200℃14分間。
電気オーブン、約230℃15分間。
お使いのオーブンによって温度や時間を調整してください。 - 完成!
「むっちり黒糖ベーグル」の詳しいレシピページはこちら。
いつものパン作りに黒糖を取り入れてみよう♪
風味豊かで、味わい深い黒糖。
いろんなお菓子やパンに取り入れていきたいですね。