冬の果物といえば「みかん」
日本人が冬に食べる定番の果物、みかん。みんな大好きですよね。
だけど、他の果物と比べてお菓子に使うことが少ないような気がします。
皮をむいてそのままパクリ。確かに、これが一番手軽でおいしい食べ方なのかもしれません。
でも、たまにはスイーツに変身させてみるのもいいと思いませんか?
箱で大量に買って余ってしまったみかんや、酸っぱいみかん。そんな時にはお菓子にアレンジするのがおすすめですよ。
今回はみかんを使ったアレンジレシピをご紹介します。
みかんジャムを作ろう!
みかんをそのままをスイーツに使うのは、なかなか難しいですよね。房から実を出すのは大変だし、そのままだと房の口あたりが気になってしまいます。そこで、みかんをジャムにして、そこからスイーツを作ってみようと思います。
材料(約120mlの瓶1本分)
- みかん…250g
- グラニュー糖…100g
- レモン汁…大さじ1
作り方
- 皮をむき、白い筋をとって250gはかる。
- 包丁で一口大に切って鍋に入れ、グラニュー糖とレモン汁を加えて30分ほど置いておく。
- 水分が出てきたら強火にかけて、沸騰したら中火にする。
- へらでかき混ぜ、アクが浮いてきたらすくいながら20分ほど煮詰める。とろみがついてきたら火を止める。
- 清潔な瓶やふたつき容器に入れる。
*長期保存を考えると瓶の煮沸消毒や脱気が必要になります。
みかんの房が気になる方は、最初にジューサー(またはミキサー)にかけることをおすすめします。その場合、鍋にみかんとグラニュー糖とレモン汁を入れたら、30分置かずに火にかけて大丈夫です。
みかんジャムには皮を入れてないのでマーマレードとはまた違った優しい味わいで、みかん大好きな日本人には食べやすいと思います。
お菓子にアレンジしないでこのままパンにつけたり、ヨーグルトにかけて食べたりしてももちろんおいしいですよ。
冷蔵庫で1~2週間ほど保存可能です。
おすすめ!みかんマフィン
ジャムを作ったらぜひ作っていただきたいお菓子が、みかんマフィンです。
材料(直径7cmマフィン型6個分)
- 無塩バター…50g
- グラニュー糖…40g
- 卵…1個
- 牛乳…60ml
- 薄力粉…120g
- ベーキングパウダー…小さじ1
- みかんジャム…30g
- みかん…1個
作り方
- 室温に戻したバターをボウルに入れてゴムべらでクリーム状にする。
- グラニュー糖を入れて泡立て器で白っぽくなるまで、よくすり混ぜる。
- 卵を数回に分けて入れ、よく混ぜる。
- 薄力粉とベーキングパウダーをふるったものと牛乳を半分ずつ交互に入れ、ゴムべらで混ぜ合わせる。
- グラシン紙を敷いたマフィン型に生地を半量入れ、みかんジャムをのせる。
- 残りの生地を入れて、皮をむいてスライスしたみかんをのせる(あれば、ピスタチオを散らすときれいです)。
- 180℃に予熱したオーブンで20~25分間焼く。
上にのったみかんはジューシーで中のみかんジャムはとろりと甘い。みかんを堪能できるマフィンです。
みかんの甘酸っぱいジャムサンドクッキー
ジャムサンドクッキーというと、イチゴジャムやブルーベリージャムなどで作ることが多いと思うのですが、みかんジャムもすごくおいしいですよ!
甘酸っぱいみかんジャムとクッキー生地がすごく合うし、オレンジ色の見た目もすごく華やかでかわいらしい感じがします。
今年の冬はみかんスイーツにチャレンジ
みかんジャムは今回ご紹介したマフィンとジャムクッキーの他にも、パンケーキにかけたり、スコーンにつけたり、レアチーズケーキに混ぜたり、パンナコッタの上にのせたり、パイ生地に包んで焼いたりと活用方法がたくさん。
みかんのおいしい季節。ただむいて食べるだけではもったいない!
たまにはみかんでお菓子作りもいかがでしょうか?