トッピングを手作りしよう
すっかり定着した作り置き。時間のあるときにちょっと仕込んでおくと、日々の料理がラクになりますよね。それはお菓子作りも同じ。
今回は作りおきの「トッピング」をご紹介します。トッピングを作っておくと、いつものおやつがワンランクアップしますよ。
冷凍保存できるトッピング
シナモンクランブル
冷凍保存ができるクランブルは作り置きしておくのにぴったり。マフィンやパウンドケーキにクランブルをのせて焼き上げることで、食感のアクセントになります。
今回はシナモンクランブルのレシピをご紹介しますね。
材料
- 薄力粉…100g
- 砂糖…60g
- アーモンドパウダー…60g
- バター…70g
- シナモンパウダー…少々
作り方
全ての材料をボウルに入れ、バターを指でつぶしながら混ぜる。
*クランブルは保存袋に入れて冷凍庫で保存する。
シナモンクランブルを使って、スイートポテトを焼いてみました。
スイートポテトにシナモンクランブルをたっぷりのせて、オーブンでこんがり焼き上げれば完成。しっとり滑らかなスイートポテトとザクザクとしたクランブルの食感が対照的でとても合いますよ。
作っておけばそのまま使えるトッピング
作っておけばそのまま使えるトッピングを三種類、ご紹介します。保存は乾燥材(シリカゲル)と共に密閉袋に入れてくださいね。
レモンチップス
自家製のレモンシロップをつくると余る果肉。捨てるのはもったいない!これを使ってレモンチップスを作りましょう。
材料
- シロップ漬けのレモン(スライスしたもの)…適量
作り方
100℃のオーブンで1時間焼き、しっかりと乾燥させる。
レモンだけではなくさまざまな柑橘で作ることができます。シロップを作ったときには、作り置きしてみてくださいね。
サブレ
そのまま食べてもおいしい型抜きサブレは鉄板のトッピングです。
サブレは生地の状態での冷凍ストックもできますし、作り置きしておくと便利ですよ。僕はフードプロセッサーを使って生地をまとめて作っています。
よーちんママさんがフードプロセッサーを使った生地の作り方をご紹介されています。
https://www.cotta.jp/special/article/?p=2557
メレンゲクッキー
メレンゲを低温で乾燥焼きして作るメレンゲクッキーもオススメのトッピングです。
サブレ生地を作ると余る、卵白の消費にもなりますよ。
僕のおすすめレシピです。ぜひ作ってみてください。
https://recipe.cotta.jp/recipe.php?recipeid=00000863
あると便利な「買いおき」トッピング材料
トッピングに使える、おすすめの製菓材料をちょっとだけご紹介しますね。
トッピング用粉砂糖
定番のトッピング材料。さっと振りかけるだけで仕上がりが変わります。
カカオニブ
ローストしたカカオ豆を砕いたカカオニブは、仕上げにパラリと振りかけるとビターでいいアクセントになります。
冷凍フルーツ
そのままトッピングしたり、お砂糖と一緒に電子レンジや小鍋で加熱すると即席のフルーツソースができます。
トッピングでいつものおやつを華やかに
作り置きしておいたトッピングを活用してみましょう。
味気ないコンビニスイーツもトッピングを使うと素敵に仕上がります。
ロールケーキ
コンビニスイーツの定番・巻かないロールケーキをおめかししてみました。
トッピングには、作り置きのサブレ・冷凍フルーツで作ったフルーツソース・焼いたシナモンクランブル、それに苺とタイムを使いました。
チョコパウンド
チョコパウンドは、トースターで軽く温めてからトッピングをしていきます。
トッピングには、作り置きのメレンゲクッキー・レモンチップス・カカオニブ・トッピング用粉砂糖、それにローズマリーと市販のアイスクリームを使いました。
どうです、どちらもコンビニスイーツだけどなかなか豪華に見えるでしょ。
トッピングをプラスして、いつものおやつをワンランクアップ!
作り置きのトッピングでちょっとひと手間かけた盛り付けをすると、ベースのおやつが市販のモノでも、すてきなデザートプレートができるので、とってもおススメですよ。
ぜひ、トッピングの作り置きをしてみてくださいね。