さつまいもを使ったお菓子といえば?
秋になると作りたくなるスイートポテト。
さつまいものクリームを作り、オーブンで焼き上げるのが基本のお菓子です。
今回は焼く工程を省いて仕上げる、焼かない“生スイートポテト”のレシピをご紹介。
クリーミーな舌触りをお楽しみください♪
おすすめのさつまいもの品種
生スイートポテトに使うさつまいもは、お好みの品種でOK。
私のおすすめは、安納芋。
とっても甘くて、火を通すときれいな色になるのがお気に入りポイント。
さつまいものお菓子を作るときには好んで使っています。
さつまいもによって甘みに差があるので、砂糖は加減してくださいね。
生スイートポテトのレシピ(8個分)
スイートポテトクリームを作る
材料(作りやすい量:さつまいも約1本分)
- さつまいも…350g(皮をむいた状態で約1本分)
- きび砂糖…40g
- カソナード…5g
- 生クリーム…35g
- 牛乳…40g
- バター…20g
作り方
- さつまいもの皮を剥き、適当な大きさにカットする。
- 蒸し器またはせいろに入れて蒸す。
- 竹串がすっと刺さり、きれいな黄色になれば蒸し上がり。
- フードプロセッサーに蒸し上がったさつまいもを入れる。
- バター・きび砂糖・カソナード・生クリーム・牛乳を入れる。
- さつまいもがなめらかになるまでフードプロセッサーを回す。
- 12切の星口金をセットした絞り袋に入れる。
水にさらしてアクを抜く。
*電子レンジを使用してもOK。
*さつまいもが熱いうちに作業するのがポイント。
パイを焼いて仕上げる
材料
- 冷凍パイシート… 2枚
下準備
- オーブンを焼成温度より20℃高い設定温度で予熱しておく。
*使用するオーブンによって、焼成温度や時間は変わってきます。
パイシートを焼く際には様子を見ながら、オーブンにあわせて調整してください。
作り方
- 冷凍パイシートをシルパンまたはオーブンシートにのせて焼く。
- パイがかなり膨らんでくる。
- オーブンシートをパイにのせ、その上にバットなどを置いて手で押さえる。
- その後、バットをのせたまま再度焼く。
- オーブンから出してバットなどを取りのぞき、再度オーブンに入れて焼く。
- 焼き上がり。
- パイシートを4等分にカットする。
- カットしたパイの上にスイートポテトクリームを絞る。
- 出来上がり。
ガスオーブン、200~210℃で7~8分間。
電気オーブン、210~220℃で9~10分間。
*パイシートを押しつぶすイメージ。
ガスオーブン、200~210℃で7~8分間。
電気オーブン、210~220℃で9~10分間。
*バットが軽くて浮き上がってくるなら、タルトストーンなどの重石をのせてください。
ガスオーブン、200~210℃で7~8分間。
電気オーブン、210~220℃で9~10分間。
お好みで、さつまいもを蜜煮にしたものなどを飾っても◎
「生スイートポテト」の詳しいレシピページはこちら。
今回は冷凍パイシートで土台を作り、その上にスイートポテトクリームを盛り付けました。
冷凍パイシートを焼くだけなので、気軽に取り組んでもらえるのではないでしょうか。
もちろん、市販のクッキーやクラッカーなどを使用しても、おいしく召し上がっていただけます。
アレンジするなら
ご紹介したスイートポテトクリームにはリキュールを加えていませんが、ラム酒などとも相性抜群。お好みで加えてみてください。
生スイートポテトは、クリーム自体がとってもおいしいので、さまざまな応用ができるかと思います。
今回のパイシートを重ねて、ミルフィーユのように仕上げれば豪華さがUP。
ちょっと凝ったアレンジなら、タルトにのせるクリームとしてもおすすめ。
お菓子を作らなくても、食パンにのせるだけでも◎
いろいろアレンジして、楽しんでもらえたらうれしいです。
旬のさつまいもをなめらか食感で満喫♪
生スイートポテトのクリームは、さつまいもを蒸してフードプロセッサーにかけるだけなのでとっても簡単!
さつまいもが旬の時期にぜひ作ってほしいレシピです。