ここ数年、アイシングクッキーが大流行
wiltonアイシングカラー、その名の通り、アイシングに色付けをする着色料のことですね。
今回このwiltonアイシングカラー活用術の記事を書くにあたり、使用方法を詳しくご説明しようかとも思ったのですが・・・
アイシングクッキーの大流行により、それについての本やレシピが多く出回っているので、そもそもwiltonアイシングカラーの存在を知っている方は既に、使用方法は熟知しているのではないかと思いました。
そこで今日は、皆さんがまだあまり試してみたことがなさそうな使い方をいくつか試してみましたので、ご紹介します!
使用するのは、まず初めに揃えたい8色がセットになっているこちらの商品です。
その1.焼成前のスポンジ生地やバターケーキ生地に着色
着色方法
通常のレシピ通りに生地を作り、焼成前に色を付けたい分量だけ分けて着色します。
生地への着色以外にも当てはまりますが、まずは、つまようじの先にほんの少量を付けて着色します。色によっては少量でしっかりと着色するので、全体をしっかりと混ぜて、色を見てから調整してください。
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※紫は少量では色がわかりにくかったので、下半分に濃く着色したものを配置しています。
注意点
・スポンジ生地等、気泡を多く含む生地に着色する際は、どうしても着色時に生地を混ぜる回数が増える分、気泡もつぶれてしまい、着色しないプレーンなものより、目の詰まった生地になってしまいます。
・色によっても、泡のつぶれやすさが違うようなので、注意が必要です。
(今回はピンクが非常に、泡がつぶれやすかったように感じます。)
・焼成後、焼き色がつくと色味があまり分かりにくくなってしまうので、焼き面に色を付けたい場合は低温で焼成、もしくはアルミなどで焼き色がつかないように工夫が必要です。主に断面を見せる生地にお勧めです。
【例】チョコミントマフィンを作った際に、リーフグリーンで生地に色付けをしました!
その2.泡立てた生クリームやバタークリームに着色
着色方法
生地に着色する際と同様に、つまようじに少量ずつ付けて色を調整していきます。
注意点
・生クリームに着色する際は、使いたい固さよりも少し緩めに立てた状態に着色をしないと、着色時に混ぜる回数が増える分クリームがたってしまい、ぼそぼそになることがあるので気を付けてください。
・wiltonのアイシングカラーは、アイシングを着色する目的で作られているため、水性です。そのため、大半が油分でできている生クリームやバタークリームに着色する場合、生地に着色する場合より発色しにくいです。
ゆえに、生クリームやバタークリームに着色する場合は、生地に着色する場合より多めにアイシングカラーを使用することをお勧めします。
その3.乾いたアイシングにペイントする
着色方法
今回の3つの使用方法で私が一番お勧めしたいのがこの使用方法です。
乾いたアイシングが紙、wiltonアイシングカラーが絵具の役割となり、筆などを使ってペイントをしていきます。
綺麗なお皿をパレット代わりにして、wiltonアイシングカラーを少量取ります。水でお好みの濃さまで薄めたら、筆や麺棒で、乾いたアイシングにペイントしていきます。
細い筆などを使えば、文字なども書けるので、メッセージを書く際にもお勧めです。
注意点
・ペイント作業は絵を描く作業さながら。ですが、やはり完成後に口にするお菓子に着色をするので、パレット代わりのお皿や筆は、それ用に新品を用意することをお勧めします。
・アイシングは必ず1日以上乾燥させ、完全に乾いた部分を使用してください。少しでも柔らかいと、筆でつぶれてしまったり、アイシングカラーの水分で滲んでしまったりします。
まとめ
wiltonアイシングカラーは、なんといってもその発色の美しさが魅力です。
ほんの少量使用するだけで、綺麗に発色してくれるので、普段のお菓子をより、SNS映えさせてくれることも間違いありません!
アイシングカラーは持っているけれど、アイシングクッキーにしか使ったことがない、という方も、ぜひ一度、色々な使い方を試してみてくださいね^^