台湾で人気のB級グルメ 胡椒餅を作ろう
台湾は日本と同じアジアに位置する島。
至るところに飲食店があり、台湾独自の郷土料理や伝統的な中華料理はもちろん、世界中の食文化を楽しむことができるんです。
その中でも、安くておいしいB級グルメがたくさんそろっている夜市の屋台は人気スポット!
今回は日本のお隣りの国、台湾の屋台で人気のメニュー「胡椒餅(フージャオピン)」のレシピをご紹介します。
台湾屋台の代表格!胡椒餅ってどんなもの?
食べることをとても大事にしているという台湾の人々。
そんな台湾で愛されている胡椒餅は、豚肉とねぎの肉あんを生地で包み、大きな窯の内側に貼り付けて焼いた食べ物。焼きまんじゅうのような、パンのようなメニューです。
肉あんの味付けに使われているのは、コショウや五香粉(八角やシナモンなど5種類のスパイスを混ぜて作られる、中華料理の代表的な香辛料)。
スパイシーな豚肉とねぎの香り、焼きたてのサクッモチッとした生地からあふれ出る肉汁は、たまらないおいしさです。
胡椒餅のレシピ(5個分)
今回ご紹介するのは、家庭でも作りやすいよう、オーブンで焼く手軽な胡椒餅のレシピ。
スパイシーな風味の決め手となる黒コショウと五香粉は外せません。スーパーや輸入食品店で探してみてくださいね。
生地を作る
材料
- 強力粉…100g
- 薄力粉…100g
- 水…118g
- 砂糖…10g
- 塩…3g
- セミドライイースト…2g
- 太白ごま油(お好みのオイルで代用可)…12g
下準備
- 材料は全て常温にする。
- 暑い時期以外は水を人肌程度に温めておく。
作り方
-
ボウルに材料を入れて混ぜる。
水気がなくなれば手で生地を押したりたたいたりして、5分間程度こねる。
*ホームベーカリーを使ってもOK。 -
ひとつに丸めてとじ目を下にし、ボウルに入れる。ラップをして暖かい場所で一次発酵をする(35℃で約50分間~)。
肉あんを作る
一次発酵中に肉あんを作りましょう。
材料
- 豚ひき肉…250g
- ねぎ…50g
- しょうが…一片(みじん切り)
- 塩…小さじ1/2
- しょうゆ…大さじ1
- 酒…大さじ1
- 砂糖…小さじ2
- ごま油…小さじ2
- 黒コショウ…小さじ1
- 五香粉…小さじ1
作り方
- ねぎを小口切りにする。
-
ボウルにねぎ以外の材料を入れて、手でよく混ぜる。
ねぎを入れて、粘りが出るまでさらに混ぜる。
- 5等分にして丸め、冷蔵庫に入れておく。
生地分割~焼成
材料
- ごま油…適量
- 白ごま…適量
作り方
-
生地が約2倍の大きさになれば、発酵完了。
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生地を手で押さえてガスを抜き、5等分にして丸める。
乾燥しないようにボウルをかぶせ、10分間休ませる。
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ガスを抜いて、めん棒で直径約10cmにのばす。
*端を少し薄めにのばすのがポイント。 -
5等分にした肉あんを生地の中央にのせる。
生地を少し引っ張りながら包み、とじ目をしっかりとじる。
残りの4個も同様に作る。
-
とじ目を下にしてオーブンシートを敷いた天板に並べる。
手で生地を軽く押さえて、厚みを整える。
-
湿気のある暖かい場所で生地が乾燥しないように二次発酵する(35~40℃で約30分間)。
一回り大きくなれば発酵完了。発酵が終わる少し前にオーブンを220℃に設定して、予熱を始める。
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生地の表面を水でぬらして白ごまをのせ、手で軽く押さえる。
表面全体にはけでごま油を塗る。220℃のオーブンで13分間~焼き色が付くまで焼く。
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出来上がり!
「台湾屋台で人気♪胡椒餅(フージャオピン)」の詳しいレシピページはこちら。
自分好みにアレンジして
お店によって、胡椒餅の見た目や味はさまざま!
大きく焼いたり小さく焼いたり。
スパイシーな味がお好みの方は黒コショウや五香粉を増やし、苦手な方は減らしてもOK!
ねぎが好きな方は、もっとたくさん入れても◎
自分好みの胡椒餅にアレンジしてみてください。
おうちで台湾屋台の味を楽しもう!
おうちでも手軽に作れる胡椒餅の作り方、いかがでしたか?
現地へ行けないときでも、おうちで台湾屋台の味を楽しんじゃいましょう♪