パン作りもマフィン型にお任せ!ブリオッシュを作ろう
気軽に作れてアレンジもできる、朝食やおやつにピッタリなお菓子、マフィン。このマフィンを作るときに使うマフィン型は、お菓子作りだけでなく、パン作りにもおすすめのアイテム。
今回は、コッタでも人気の「マフィン型」を使って作るブリオッシュのレシピをご紹介します。
ブリオッシュってどんなパン?
ブリオッシュは、フランス発祥の伝統的なパン。バターと卵をたっぷり使ったリッチな配合で、ふわふわとやわらかい食感と黄色いクラムが特徴。
砂糖を加えたパンの中では最も古く、もともとはお菓子の一種だったそうですよ。
ブリオッシュの形は、雪だるまのようなフォルムの「ブリオッシュ・ア・テット(フランス中世の僧侶の頭の意味)」が有名。他にも、円筒形の「ムースリーヌ」、パウンド形の「ナンテール」、王冠形の「クーロンヌ」などの種類も。
そして、ブリオッシュから派生して作られたお菓子には、「クグロフ」や「サヴァラン」といったものがあります。
マフィン型で焼くブリオッシュ・ア・テットのレシピ
今回使うマフィン型は、上口径が広がったタイプ。定番の形「ブリオッシュ・ア・テット」を作ります。
材料(マフィン型6個取1台分)
- 強力粉…90g
- 準強力粉…60g
- グラニュー糖…15g
- 塩…3g
- インスタントドライイースト(耐糖性)…3g
- 卵…60g
- 牛乳…30g
- 無塩バター…60g
下準備
- 無塩バターは薄切りにして、使用するまで冷蔵庫で冷やしておく。
- マフィン型にグラシンケースをセットする。
- オーブンを250℃で予熱する(成形が終わったら予熱スタート)。
- 全卵と水(どちらも分量外)を同量ずつ混ぜ、ドリュールを用意する。
作り方
- ホームベーカリーなどのこね機に無塩バター以外の材料を入れ、10~12分間こねる。
- 25~27℃で30~40分間発酵。
- パンチをする。
- バットに置いて表面を平らに整えたらビニール袋に入れ、冷蔵庫で12~16時間発酵。
- 生地を6等分にして軽く丸め、15~20分間ベンチタイム。
- 成形をする。
- とじ目が横になるように置く。
- 頭の部分を持ち上げて胴体の中心に押し込みながら、準備したマフィン型に入れる。
- 28~30℃で50~60分間最終発酵。
- ドリュールをハケで2回塗り、210~220℃で10~12分間焼成。
- 型から外して出来上がり。
冷たい無塩バターを3~4回に分けて加え、15~18分間こねる。
*バターを入れた後、一度ぐちゃぐちゃの状態になりますが、ケースから生地が剥がれるようになるまでこねてください。
生地を押さえて広げ、左右から1/3ずつ、向こう側と手前側からも1/3ずつ折る。
すべての生地を丸め直して5分間ほど休ませる。
小指の側面をとじ目側から2/3くらいのところに当て前後に転がしてくびれを作り、雪だるまのような形にする。
ここがポイント
「生地がちぎれる寸前まで転がし、くびれを作る!」こと。
*指先が型の底に当たるまで、しっかりと押し込みましょう!
型を変えてブリオッシュ・ムースリーヌに
勾配のない円筒形タイプの「cottaオリジナルマフィン型」に入れて、ムースリーヌ形のブリオッシュにするのも◎
作り方は、ブリオッシュ・ア・テットと同様にベンチタイムまで進めたら、成形で生地を丸め直して型に入れます。
最終発酵後、十字に切り込みを入れて焼成すればOK!
「マフィン型で焼く♪ブリオッシュ・ア・テット」の詳しいレシピページはこちら。
ブリオッシュ生地はアレンジもおすすめ♪
ブリオッシュ・ア・テットの生地に、バニラビーンズペースト・チョコレートチップ・オレンジピールを加えてアレンジしてみるのはいかがでしょう。
オレンジピールはグランマルニエの香りをプラスして、よりぜいたくで大人な雰囲気のブリオッシュに。
「チョコとオレンジのブリオッシュ」の詳しいレシピページはこちら。
マフィン型でも焼ける!バターの香りいっぱいのブリオッシュ
ブリオッシュはフォアグラやソーセージと合わせてオードブルにしたり、生クリームやフルーツを添えてスイーツにしたりと、おいしい楽しみ方がいっぱい。
ドライフルーツなどを練り込んでアレンジするのもOKです。
ぜひマフィン型を活用して、ブリオッシュを作ってみてくださいね。