いろいろ使える!氷砂糖
氷のように透明で、コロコロとした見た目の氷砂糖。
梅の季節によく使われますが、他の使い方にちょっと悩んでしまうことはありませんか?
今回は、氷砂糖の特徴をお伝えしながら、簡単に作れるフルーツシロップのレシピをご紹介♪
余った氷砂糖を活用したジャムのレシピもお教えします。
氷砂糖とは
氷砂糖とは、砂糖の中で最も純度が高く、他の砂糖に比べて結晶が大きいのが特徴。
氷のように見えることから、この名前が付いたのだとか。
氷砂糖は結晶が大きいため、食材と一緒に漬け込んだときの溶けるスピードがゆっくり。
この「ゆっくり溶ける」という性質を利用して、食材のうま味を引き出してくれるのが、氷砂糖の良さのひとつ。
すっきりとした甘さで癖のない氷砂糖は、梅だけでなく、果物を漬け込むのにぴったりなんです!
フルーツシロップのレシピ
今回は、かんきつ類を使った爽やかなフルーツシロップのレシピをご紹介します。
材料(WECK Tulip1000ひとつ分)
- 氷砂糖…400g
- オレンジ…中1個
- レモン…中1個
- お好みのハーブ…適量(今回はミント)
下準備
- 瓶を洗剤でよく洗い、大きめの鍋で水から沸騰させ5分間ほど煮沸消毒を行う。
その後、清潔なふきんなどの上で乾かしておく。
*WECK瓶を使う場合は、ガラスのフタ・ゴムパッキン・ステンレスクリップも一緒に煮沸消毒しておく。
作り方
- オレンジとレモンは皮を剥いて縦半分に切り、3~5mmの厚さにスライスしておく。
- 瓶の底に氷砂糖の1/4を敷き詰め、その上からオレンジとレモン、ハーブを入れる。
- 2を繰り返して、氷砂糖とフルーツ類を交互に入れていく。
- しっかりとフタをしたらOK!(WECK瓶をお使いの場合は、別売りのフタやゴムパッキン+クリップがあると便利)
*国産のものや無農薬のものなら、よく洗って皮付きのまま使っても〇
ベリーなどの赤いフルーツで作るのもおすすめです。
これでセットは完了!
あとは、氷砂糖が溶けるのをじっくり待つだけ♪
一日に数回、瓶を転がすなどして全体を混ぜてください。
今回は、全ての氷砂糖が溶け切るまでに10日間程度かかりました。
写真は5日目の様子。
冷凍フルーツや水分の多いフルーツであれば、5日間程度でほぼ溶けきると思います。
出来上がったフルーツシロップは、お水や炭酸で割ってお召し上がりください。
漬け込んだフルーツも一緒に浮かべると、なんともフォトジェニック…♪
フルーツ本来の爽やかな香りと、氷砂糖のやさしい甘さが染み渡ります。
フルーツビネガーなどのアレンジも!
暑い日に、もっとさっぱりと楽しみたいならフルーツビネガーにするのはいかがでしょう。
「フルーツ:氷砂糖:お酢=1:1:1」の比率で仕込めば、簡単に作れます。
今回は、「りんご&キウイ」と「さくらんぼ&レモン」で♪
お酢が入ることで比較的早く氷砂糖が溶けきるため、3日間程度で完成。
出来上がったフルーツビネガーは、お水や炭酸で割ってドリンクで楽しむ以外に、ドレッシング作りにも重宝◎
フルーツビネガーにオリーブオイルを加え、塩で味を調えるだけと作るのも手軽。乾燥パセリなどを加えるのもおすすめです!
フルーティな香りが楽しめる自家製ドレッシングは絶品ですよ。
余った氷砂糖で作るブルーベリージャムのレシピ
氷砂糖が余ってしまったときにぜひ試してほしいのが、ジャム作り。おいしく使い切ってしまいましょう♪
材料(WECK Tulip220ひとつ分)
- 氷砂糖…100g
- ブルーベリー…200g
- レモン汁…大さじ1/2
下準備
- ブルーベリーはきれいに洗い、水気を拭き取っておく。
作り方
- 手鍋に氷砂糖とブルーベリーを入れ、弱火にかける。
- ブルーベリーから水分が出て氷砂糖が溶けたら、レモン汁を加えて煮詰めていく。
- お好みの濃度になったら火を止める。
- 清潔な瓶に入れて、出来上がり。
氷砂糖で作ったジャムは、スッキリとした雑味のない甘さが魅力。
トーストに塗ったりヨーグルトのお供にしたりと、楽しみ方もいろいろ♪
また、和菓子好きさんにぜひお試しいただきたいのが、あんこ作りに使うこと!氷砂糖はさっぱりした甘さに仕上がるため、小豆の味を邪魔しないあんこが出来上がります。
氷砂糖を使ってフルーツを楽しもう!
氷砂糖とフルーツを一緒に漬け込むだけで簡単に作れる、爽やかなフルーツシロップのレシピ、いかがでしたか?
氷砂糖の良さをいかして、オリジナルのシロップやジャムを作ってみてください♪