国産レモンでレモンカードを作ろう!
キュンと甘酸っぱいレモンカード。爽やかな甘さは春の陽気にぴったり。
国産レモンが手に入るこの時期に、ぜひ作ってみましょう!
レモンカードとは?
レモンカード。
聞いたことはあるけれどなんだろう?という人も多いのではないでしょうか。
レモンカードはイギリス発祥の伝統的なスプレッド。
レモンカードの「カード」の意味は、「curd」=「固まる」。
レモン・卵・バター・砂糖を湯せんにかけて、ペースト状にしたクリームです。
作り方は意外に簡単なので、食べたことないという方にも、ぜひチャレンジしてほしいと思います。
レモンカードの作り方
材料
- 卵…1個(約50g)
- グラニュー糖…50g
- レモン汁…50ml
- レモン皮のすりおろし…1個分
- 無塩バター…50g(湯せんで溶かしておく)
*今回、全部”50”の作りやすい分量ですが、お好みで砂糖を増やして甘さを調節してみて下さい。
作り方
- レモンはよく洗い、皮の黄色い部分をすり下ろす。
- レモン汁を絞る。種などが入らないようにこして、分量を量る。
- ボウルに卵を割り入れ、グラニュー糖を加えてすり混ぜる。
- レモン汁を加えて混ぜる。
- 湯せんで溶かしておいたバターを加えて混ぜる。
- フライパンなどにお湯を沸かしておく。5のボウルをごく弱火で湯せんにかけ、10分間程度ゆっくりと混ぜ続ける。
- もったりとしたとろみがでてきたら湯煎から外し、レモンの皮を加えて混ぜる。
- 煮沸消毒しておいた瓶に詰める。
*白い部分は苦みがあるので黄色い部分だけ。
ゼスターグレーター
レモンの表皮だけの美しいすりおろしができます。切れ味の悪いすりおろし器だと、力を入れて白い部分までこすってしまい、苦みが出て味にも影響がでてしまいます。
レモンを使ったお菓子作りにはぜひおすすめです!
*お湯をグラグラ沸騰させない。
*お湯の温度は70〜80℃が目安です。
*冷めると少しかたくなるので、この時はとろりとやわらかめでも大丈夫です。
冷蔵庫で1週間ほど保存可能です。
レモンカード活用法
おいしくできたレモンカードのおすすめの使い方をいくつかご紹介します。
スコーンに
イギリスといえばスコーンですよね。
焼きたてサクサクのスコーンに、甘酸っぱいレモンカードがよく合います。
マカロンのフィリングに
マカロンコックの甘さとレモンカードの酸味が合わさって、爽やかなマカロンになります。
タルトに
市販のプチタルトにレモンカードを詰めただけですが、とてもかわいいスイーツに変身。
トーストに塗ったり、サンドイッチにしたりしてもおいしいですし、パンケーキに合わせたり、パイのフィリング、アイスに添えたりと、いろいろ楽しめます。
国産レモンの旬は?
国産レモンの旬は、10月〜3月と秋から春にかけてだそうです。
ただ、生産量日本一の広島産のレモンは露地栽培が10月〜5月で、10月11月は緑色のグリーンレモン、12月〜5月は黄色いイエローレモンを出荷しているそうです。なので、5月中なら国産レモンがまだ手に入りやすいかと思います。
輸入のレモンも一年中手に入りますが、防かび剤の使用が気になります。果汁だけならば輸入レモンでもよいのですが、皮も使いたいお菓子作りでは国産レモンを使いたいですね。
爽やかなおいしさを楽しんで
レモンの風味を存分に楽しめる甘酸っぱいレモンカード。
一度作ってみると、その爽やかなおいしさにはまってしまうはず!
ぜひ、レモンカードの魅力を味わってみてください♪